考え方やライフスタイルに関する調査(20代〜60代女性対象) 

2016年10月31日
P&Gは、20代〜60代の女性1,500人を対象に考え方やライフスタイルに関する調査を行った。

調査の結果、物事を前向きに捉え、自分の時間を上手に活用するポジティブなイマドキ50代女性=“ポジフィフ”の存在が明らかとなりました。

【調査結果トピックス】

●女性は50代になると、物事を前向きに考える人が増えるようになります(20代40.7%、30代42.3%、40代46.7%→50代54.7%)

●物事を前向きに考える50代は、自分に自信があり(56.7%)、年齢にも前向き(64.0%)、毎日を楽しむ(67.1%)“ポジフィフ”です。

●ポジフィフの気持ち年齢は46.6歳で実年齢(54.4歳)より8歳も若く、美容への関心も高めです。

●ポジフィフは学びに対しても貪欲。「いくつになっても学ぶことが大切」(91.5%)、「日々の生活の中でも学ぶことが多い」(80.5%)、「新しいことや今までと違ったことをやってみることが大切」(73.8%)と考え、67.1%が趣味や習い事を「楽しんで」います。


【調査結果】

<<物事を前向きに捉える50代女性=ポジフィフに注目>>
■50代になると、「物事を前向きに捉える人」が5割を超え半数以上に!
 20代〜40代とは打って変わって、何事もボジティブに捉える前向きライフがスタートするのが50代です。

 まず、20代~60代の女性1,500人に、「物事を前向きに捉える方か? 些細なことでもあれこれ心配してしまう方か?」のいずれかを聞いたところ、20代~40代までは物事を前向きに捉えるポジティブ派は半数以下にとどまっています(20代40.7%、30代42.3%、40代46.7%)が、50代になると54.7%と逆転し、60代では74.0%と4人に3人が物事を前向きに捉えています[図1]。
 女性にとっての50代は、育児や家事時間が減り、時間的にも精神的にもゆとりが生まれ、物事を前向きに捉えることのできるポジティブなお年頃ということが言えそうです。

■物事を前向きに捉えるポジティブな50代女性は、自分に自信があり、自分の年齢にも前向き。
 毎日の生活もしっかり楽しむポジティブなフィフティー=ポジフィフの姿が明らかに!

 では、物事を前向きに捉える方と答えたポジティブな50代164人と、そうでない人(些細なこともあれこれ心配してしまうと答えた人)136人について、どのような違いがあるのか比較してみました。
 まず、今の自分に自信があるかどうか聞くと、ポジティブな50代女性は56.7%(自信がある11.0%+やや自信がある45.7%)が「自分に自信がある」と答えているのに対し、そうでない人は18.4%(自信がある1.5%+やや自信がある16.9%)と低く、40ポイント近くもの差があります[図2-1]。
 また、自分の年齢に対して、「まだ○歳」(まだまだ)と思っているか「もう○歳」(あきらめ)と思っているかを聞くと、ポジティブな50代女性は64.0%(まだ○歳18.9%+ややまだ○歳45.1%)が「まだ○歳」と、まだまだいけると捉えているのに対し、そうでない人は77.2%(もう○歳20.6%+ややもう○歳56.6%)が「もう○歳」とあきらめモードです[図2-2]。
 さらに、毎日の生活を楽しんだり、豊かにする工夫をしているかと聞くと、ポジティブな50代女性は67.1%が「あてはまる」(あてはまる18.9%+ややあてはまる48.2%)と答えているのに対し、そうでない人は37.5%(あてはまる2.9%+ややあてはまる34.6%)と、ポジティブ派の半数近くにまで少なくなっています[図2-3]。
 このように、物事を前向きに捉えるポジティブな50代は、自分に自信があり、自分の年齢にも前向きで、毎日の生活を楽しんだり豊かにする工夫をしています。
 
 P&Gでは、このように物事を前向きに捉える50代女性の存在に着目し、ポジティブなフィフティー=“ポジフィフ”と命名しました。

<<ポジフィフの気持ち年齢と生活充実度>>
■ポジフィフは「実年齢」より「気持ち年齢」が平均8歳も若く、
 自由に使える時間をしっかり有効活用し、生活充実度も高めです。

 物事を前向きに捉えるボジティブな50代女性=ポジフィフの傾向を見ていきましょう。まず、自分の気持ちの年齢はいくつか聞くと、ポジフィフの気持ち年齢は平均で46.6歳となり、実年齢の平均54.4歳よりも7.9歳も若いという結果になりました[図3]。
 また、ポジフィフの64.0%は自由に使える時間を「有効活用できている」(活用13.4%+まあ活用50.6%)と答え[図4-1]、今の生活の充実度も79.3%が「充実している」(とても充実13.4%+まあ充実65.9%)と答えています[図4-2]。一方、そうでない人は、いずれも半数以下(時間の有効活用49.3%、生活充実度49.3%)にとどまっています。

■ポジフィフは、美容意識も高い!スキンケアに関しては、そうでない女性よりぐっと高め。

 美容意識についてポジフィフと、そうではない50代を比較してみました。その結果、「スキンケアに気を配っている」(ポジフィフ39.0%>そうでない人25.0%)、「話題になった健康法は試してみる」(ポジフィフ24.4%>そうでない人12.5%)「メイクアップに気を配っている」(ポジフィフ22.0%>そうでない人11.0%)、「口臭・体臭など人前でのエチケットには気を配っている」(ポジフィフ55.5%>そうでない人44.9%)、「体型に気を配っている」(ポジフィフ40.9%>そうでない人30.9%)など、ポジフィフの方が10ポイント以上も高くなっています。特にスキンケアに関しては、14ポイントもの差があります[図5]。

<<ポジフィフの学び意欲>>
■ポジフィフは、いくつになっても「学び」を大切にする知的好奇心が旺盛な女性たち。
 新たなチャレンジを大切にし、約7割が趣味や習い事を楽しんでいることも明らかに!

 何事にも前向きで気持ちが若く、生活充実度も高いポジフィフ。
 彼女たちの学びに対する姿勢を見ると、9割が「いくつになっても学ぶことが大切」(91.5%)と考え、8割が「日々の生活の中でも学ぶことが多い」(80.5%)と感じており、生活の中での「学び」も大切にしています。また、7割が「新しいことや今までと違ったことをやってみることが大切」(73.8%)と答え、好奇心も旺盛です[図6]。
 また、趣味や習い事を楽しんでいるかどうか聞くと、ポジフィフは67.1%が「楽しんでいる」と答えており、そうでない人(47.1%)よりも20ポイントも高くなっています[図7]。趣味や習い事を楽しむポジフィフの平均習い事数は2.3個で、趣味や習い事にかける時間は1週間で8.3時間となりました。


【調査概要】
調査対象:全国の20代~60代女性 10歳刻みで各300人ずつ、合計1,500人
調査手法:インターネット調査
調査日程:2016年10月7日(金)~10月10日(月)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[共同通信PRワイヤー]
 マイページ TOP