インフルエンザの予防に関する生活者意識調査(20~60代男女対象) 

2016年11月11日
共同通信社は、全国の1000人の男女を対象に、インフルエンザの予防に関する意識調査を行いました。乾燥した季節に猛威を振るい、子どもや高齢者では重症化することもあるインフルエンザ。流行が例年より早まる可能性も指摘される中、生活者は実際にどのような予防対策を取っているのでしょう。その実態を調査しました。

【調査結果の概要】

■インフル予防に毎年ワクチン接種をする人は27.1%。予防接種をしない層が6割。
 インフルエンザ予防にもっとも一般的な手段であるワクチン接種について聞きました。「1年に1回、毎年必ずしている」と回答したのは27.1%でした。「2、3年に1回している」(11.3%)と合わせても38.4%と、予防をワクチン接種に頼る人は4割弱にとどまっています。「過去にしたことはあるが、ここ5年はしていない」(21.1%)と「まったくしない」(40.5%)の合計が6割を超え、予防接種をしないと答えた層が多数を占めました。

■ワクチン接種以外の予防法、マスクを使うのは60.1%。
 ワクチン接種以外の予防策でもっとも高かったのは「マスクを使う」で60.1%でした。男性は52.6%だったのに対し女性は67.6%と、3分の2以上がマスクを使用していると回答しました。続いて「うがい薬を使う」で37.4%。「室内で適度な湿度が保持できるよう加湿器などを使う」(33.3%)、「予防に良いと言われる食品を取る」(20.2%)などの回答が続きました。

■インフル対策に摂取する食品は「ヨーグルト」が5割。「R-1」「ブルガリア」が上位に。
 インフルエンザ対策として意識して摂取している食品について尋ねると「ヨーグルト」(51.6%)、「納豆」(25.3%)、「しょうが」(24.6%)などが上位となりました。このうち半数以上が挙げたヨーグルトは免疫力を上げる、胃腸の調子を整える効果があると注目を集めています。今後食べたい商品としては「明治プロビオヨーグルトR―1」(34.2%)、「明治ブルガリアヨーグルト」(33.7%)、「明治プロビオヨーグルトLG21」(18.4%)、「森永ビヒダス」(18.0%)などが挙げられました。

【調査結果の詳細】

■インフル予防に毎年ワクチン接種をする人は27.1%。予防接種をしない層が6割。
 厚生労働省によると、11月7日時点でのインフルエンザの患者報告数は2,329で、前年同期の498と比べ4.7倍の増加となっています。また全国155の保育園、幼稚園、学校でインフルエンザによる休校や学年閉鎖、学級閉鎖が報告されるなど、例年より早い流行の兆しがみられています(前年同期は36施設)。冬の本格的な流行シーズンを控え、早めの対策が求められそうです。
 さて今回の調査では、インフルエンザ予防にもっとも一般的な手段であるワクチン接種について、まずその頻度を聞きました。「1年に1回、毎年必ずしている」と回答したのは27.1%でした。「2、3年に1回している」(11.3%)と合わせても38.4%と、予防をワクチン接種に頼る人は4割弱にとどまっています。「過去にしたことはあるが、ここ5年はしていない」(21.1%)と「まったくしない」(40.5%)の合計が6割を超え、予防接種をしないと答えた層が多数を占めました。
 接種する人にその理由を聞くと「高熱や咳などの症状がつらいから」(52.1%)、「同居の家族にうつしたくないから」(44.5%)、「仕事や学校が休めないから」(41.4%)との答えが多く挙がりました。
 一方で接種しない理由としては「お金がかかるから」(43.8%)、「インフルエンザにかかったことがないから」(27.9%)が、「接種する時間がないから」(19.3%)、「近くに予防接種をしている病院がないから」(1.9%)より多く挙げられています。接種しない層は、時間の都合や機会がないという理由ではなく、費用や、かかったことがないという理由によるものでした。
 なお、同居する子どもについては「1年に2回、毎年必ず」(17.0%)、「1年に1回、毎年必ず」(27.4%)、「2、3年に1回」(10.4%)が合わせて54.8%と、半数以上がワクチンを接種しているという答えが出ました。同居する高齢者についても「1年に1回、毎年必ず」(46.3%)、「2、3年に1回」(8.2%)を合わせて54.5%と、半数を超えました。ワクチン接種については「自分」より、同居する子どもや高齢者の方が受けているという結果になりました。

■ワクチン接種以外の予防法、マスクを使うのは60.1%。
 続いてワクチン接種以外の予防策について聞きました。もっとも高かったのは「マスクを使う」で60.1%でした。男性は52.6%だったのに対し女性は67.6%と3分の2以上がマスクを使用していると回答しました。
 続いて「うがい薬を使う」で37.4%。「室内で適度な湿度が保持できるよう加湿器などを使う」(33.3%)、「予防に良いと言われる食品を取る」(20.2%)などの回答が続きました。加湿器の使用も男性は27.8%だったのに対し女性は38.8%と、女性の方が高い結果が出ました。

■インフル対策に摂取する食品は「ヨーグルト」が5割。「R-1」「ブルガリア」が上位に。
 インフルエンザ対策として意識して摂取している食品について尋ねると「ヨーグルト」(51.6%)、「納豆」(25.3%)、「しょうが」(24.6%)などが上位となりました。このうち半数以上が挙げたヨーグルトは免疫力を上げる、胃腸の調子を整える効果があると注目を集めています。「今年、例年以上にインフルエンザ、感染症の脅威を感じますか?」という問いに対し、感じると答えたのは34.3%でしたが、このうち意識してヨーグルトを食べていると答えたのは63.6%と、今年インフルエンザの脅威を感じている人の中ではさらに高い数字が出ました。
 今後食べたい商品としては「明治プロビオヨーグルトR―1」(34.2%)、「明治ブルガリアヨーグルト」(33.7%)、「明治プロビオヨーグルトLG21」(18.4%)、「森永ビヒダス」(18.0%)などが挙げられました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国の20~60代の男女500人ずつ、1000人
対象地域:全国
実施期間:2016年10月31日(月)~11月2日(水)

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