オタクなトレンドランキング2016(オタマートユーザー対象) 

2016年11月17日
jig.jpは、2016年11月に、アニメ・マンガ・アイドルグッズを扱うフリマアプリ『otamart(オタマート)』(以下、オタマート)のユーザーを対象に、今年ヒットしたと思うアニメ/マンガ/ラノベ等の作品やキャラクター等に関するアンケートを実施しました。

【調査結果】

Q. 今年、アニメ/マンガ/ライトノベル等でヒットだと思った作品を教えてください

<鉄板人気の『おそ松さん』を今年の話題作が追う展開>
今春、アニメ放送が最終回を迎えた『おそ松さん』でしたが、その後のミュージカル化展開など、作品の人気は衰える事無く、今回のアンケートにおいても圧倒的な支持で今年のヒット作第1位の座を獲得しました。

第2位の『Re:ゼロから始める異世界生活』はライトノベル原作のアニメ化でキャラクター人気に火が付き、男女両方の幅広い支持を得る事に成功した好例といえます。また、フィギュアスケートを題材としたオリジナル企画のTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』は現在爆発的に人気を広げており、10月からの放送開始というハンデをものともせず、見事第3位にランクインという快進撃でした。

今回のランキングでは、安定した人気が望めるシリーズの続編作ではなく、アニメ化初お披露目となる作品が比較的多くランクインしていたのも特長といえます。

Q. 今年、ゲーム(アーケード・コンシューマー・ソーシャルゲーム等)でヒットだと思った作品を教えてください

<世間で話題の『ポケモンGO』も上位3作品には及ばず>
今年、単なるゲームの枠を超え、社会現象としてニュース等に取り上げられた『Pokémon GO(ポケモンGO)』ですが、『あんさんぶるスターズ!』『刀剣乱舞-ONLINE-』『アイドリッシュセブン』の上位3作品にユーザーから寄せられる鉄板的支持を打ち破るには至らず、第4位という結果となりました。

全体としては、時代の流れに従い、アーケードやコンシューマーゲーム機ではなく「スマホで遊べるゲーム」がランキングをほぼ席巻している様子がうかがえます。

Q. 今年、ヒットだと思った2次元のキャラクター名を教えてください

<キャラ人気では『リゼロ』が『おそ松』を抑え込む>
作品ランキング第2位を獲得した『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場するメイドキャラ『レム』が男女の垣根を越えた幅広い支持を集め、第2位と第3位の『おそ松さん』兄弟を抑え込み、堂々の第1位を獲得しました。

第4位には、今まさに人気急上昇中のアニメ『ユーリ!!! on ICE』から『ヴィクトル・ニキフォロフ』が、並み居る今年の注目キャラたちの間を華麗なスケーティングでかわし、滑り込みランクイン。

また、今年、主人公以上の注目を集めた『名探偵コナン』の『安室透』がしっかり第8位に入っている点も見逃せません。

Q. 今年、ヒットだと思った3次元の声優/アイドル/アーティスト名を教えてください

<常勝『宮野真守』さんが人物部門を制す>
オタマートユーザーの間ではもはや不動ともいえる人気を誇る『宮野真守』さんが、今回も第1位を獲得しました。『うたの☆プリンスさまっ♪』や『文豪ストレイドッグス』など、ヒット作品ランキング入りのタイトルを含め、精力的な活躍に見合うふさわしい結果だと言えます。

第2位の『神谷浩史』さんは、写真週刊誌のスクープなどもありましたが、『クレヨンしんちゃん』の『ぶりぶりざえもん』の2代目の声を担当するなど、新たに活躍の場を広げるチャレンジが支持を集めた結果と思われます。

第3位の『蒼井翔太』さんは自身初の武道館公演を成功させるなど、声優としてだけでなくアーティストとしての活躍も評価された形ではないでしょうか。

また、並み居る人気男性声優陣を相手に、女性声優として唯一、第4位に『Re:ゼロから始める異世界生活』の『レム』の声を担当した『水瀬いのり』さんがランクインした点も、今年の人気と活躍ぶりを象徴する結果として見逃せません。

Q. 今年、ヒットだと思ったグッズ名を教えてください

<グッズは『にぎにぎしたくなるもちもち感』がトレンド?>
今年ヒットしたグッズについてたずねた結果、固有の商品名称を持つキャラクターグッズとしては『おまんじゅうにぎにぎマスコット』が見事第1位に輝きました。

また、第2位も『もちもちマスコット』であったり、続く3位4位も「ぬいぐるみ系グッズ」が占めているという事で、思わず『にぎにぎ』したくなる『もちもち』した<感触>に訴えかけるグッズが、昨今求められる傾向にあるのではないでしょうか。

他では、第10位の『痛バッグ』人気に見られるように、これら数々のキャラクターグッズを単に飾るだけのコレクションとしてではなく、『自分だけの組み合わせ』として他者に対する自己表現の手段に使う事が、より一般化した年であったといえます。


【調査概要】
実施期間:2016年11月10日~14日
調査対象:“オタク”グッズ専用フリマアプリ『オタマート』ユーザー
調査方法:アプリ内アンケート
投票者属性:男女比率>女性=85.7%(12,747名)、男性=14.3%(2,132名)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[jig.jp]
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