「若者世代の購買行動変化」を調査(15~69歳までの男女対象) 

2016年08月23日
オプトは、15~69歳までの男女600人を対象にした、若者のメディア影響による購買行動変化についてアンケート調査を実施しました。

【調査の背景と目的】

近年、TwitterやFacebook、さらにInstagramといったソーシャルメディア(以下、SNS)の利用ユーザーが増加しております。そうした変化は購買行動にどのような変化をもたらしているのか。特にその影響を受けやすいであろう若者世代(本調査では第一世代と定義、14~22歳の年齢層)の変化に着目し、本調査を実施いたしました。
直近3ヵ月以内に購入・利用したサービスの中で、特に世代間の変化が見られたコスメ用品購入者に着目し、世代毎の購入までに接触するチャネルの変化や、SNS内での検索動向を調べました。

【調査結果概要】

1.コスメ用品購入者における世代毎の商品購入までの道筋
~“認知” “購入のきっかけ” という2つのフェーズにおいて、特に他世代との違いが顕著~

コスメ用品の認知~購入までの情報収集/購買チャネルを調査。
各世代とも “購入のきっかけ” “購買場所” は、「店頭」が主流であった。
一方、“認知” “検討” といった購買行動の比較的初動に各世代の変化が表れていた。

<認知フェーズ>
“認知” フェーズにおいては、「検索エンジン(他世代との差:+9%)」「キュレーションサイト(+8%)」での情報収集が多い傾向にある。また、SNS上でのユーザー投稿からも商品を認知する人たちは、他の世代に比べて高い傾向にある。逆に「インターネット広告(-7%)」からの認知は低い。

<購入のきっかけフェーズ>
“購入のきっかけ” フェーズにおいては、「検索エンジン(他世代との差:+7%)」と「ユーザー発信のSNSフィード(+7%)」や「キュレーションサイト(+4%)」の購買への影響度が高い。逆に、楽天やAmazonのような「ショッピングモールサイト(-7%)」や「インターネット広告(-4%)」からの影響度は低い。

2.SNS内検索動向
~若者世代(第一世代)の2人に1人はSNS内検索を実施~

世代が下がるにつれSNS内の検索率は上がる傾向にある。
特に、コスメ用品購入者のうち、第一世代のSNS内検索する割合は63%と過半数を超える。


【総論】

情報収集において、若者世代(第一世代)は他世代と比べて、SNSやキュレーションメディアの活用度合が大きく、その活用方法も受動的なタイムライン閲覧での情報収集だけではなく、SNSにおいても検索という能動的な行動を実施し、情報を得ようとしている。
若者世代(第一世代)にとってSNSは他世代よりも身近な情報収集ツールであり、若者世代に対してアプローチするには必要不可欠なメディアだと考える。


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:15~69歳
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:600人
調査時期:2015年12月

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オプト]
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