「グローバル・リスク分析」2017年版 

2016年12月21日
政策シンクタンクPHP総研は、『2017年版PHPグローバル・リスク分析』を発表しました。

PHP総研グローバル・リスク分析プロジェクトは、来たる2017年に日本が注視すべきグローバルなリスクを展望する「2017年版PHPグローバル・リスク分析」レポートをまとめ、このたび発表いたしました。国際政治、地域情勢、国際金融、国際経済、エネルギー、サイバーの専門家が集中的な検討を行い、日本が着目すべき10のリスクを選び出した上で、個別のリスクの内容や相互の関連性について分析し、その結果をまとめたものです。

2017年版は、2012年版以降通算第6回目のレポートとなります。本レポートでは、まず「グローバル・オーバービュー」において、各リスクがおかれているグローバルな文脈を描出しています。その上で、2017年に日本が着目すべき10のグローバル・リスクについて分析し、あわせて日本にとってのインパクトを提示しました。最後に、以上の分析全体をふまえて、日本の政策への全体的なインプリケーションを考察しています。

トランプ政権の誕生や欧州等におけるポピュリズムの台頭を受けて、政治リスクへの関心が日本においてもかつてなく高まる中、本レポートが皆様の活動に有益な視点を提供することを願ってやみません。

◆Global Risks 2017

1.サイバー分野で失われる国際競争力と進行する「植民地化」

2.トランプ「勝手主義」に翻弄される世界

3.中間層「選挙の乱」矛先はグローバリズムへ

4.対外強硬姿勢で国内不安の乗り切りを図る中国

5.韓国大統領選とトランプ政権登場で混乱必至の朝鮮半島情勢

6.東南アジアで不安定化する米中バランス

7.密かに高まる印パ核保有国同士の軍事的緊張

8.トランプ政権の政策転換で不安定化する「ポストIS」の中東

9.構造的ハードルに阻まれ米露リセットに限界

10.重要インフラへのサイバー攻撃の本格化


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[PHP総研]
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