学童保育の利用者向けの実態調査 2016年度 

2016年11月09日
キッズコーチ協会は、学童保育(放課後児童クラブ)の利用実態や、保護者が学童保育に求めるサービスを明らかにすることを目的に、首都圏、中京圏、近畿圏に在住し、現在、小学生の子どもを学童保育に通わせている女性(母親)を対象に、学童保育に関する保護者目線の実態調査を行いました。この調査は、学童保育を利用する母親の意識を定量かつ経年で把握するために、2013年度から実施しています。

【調査結果のポイント】

◆学童保育の利用実
・利用している学童保育の運営主体は公設(「公立公営」(48.6%)、「公立民営」(16.5%)の合計が65.1%
・学童保育を利用している母親の48.6%が「週に5回(日)以上」利用

◆学童保育に対する期待
・学童保育で過ごす時間を通じて一番身につけて欲しい能力は、「集団生活、集団行動への順応力」が59.8%
・学童保育を利用に際して期待したことは、「学校から近い」(85.6%)、「行き帰りが安全」(82.1%)。次いで「緊急時の連絡が適切」(80.9%)、「支援員の人数が充実している」(74.8%)

◆学童保育に対する評価
・現状の学童保育で満足度が高いのは、「学校や家から近い」(78.0%)、「行き帰りが安全」 (71.1%)。一方、満足度が低かったのは「学校の勉強の補習ができる」(38.2%)

◆今後の学童保育に向けて
学童保育の機能で期待が高いのは「施設内で実施する、子どもが楽しめるイベントがある。」(37.0%)、「体を動かす機会」(36.0%)


【調査概要】
・調査方法 : インターネット調査(回答者の抽出や調査の実施は(株)マクロミルに委託)
・調査地域 : 首都圏(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県/東京駅を中心とする半径40km圏)、中京圏・近畿圏(名古屋駅を中心とする半径15km圏・大阪駅を中心とする半径30km圏)
・調査対象 : 30歳~49歳で、現在学童保育を利用している母親
・サンプル数 : 合計412サンプル(首都圏330サンプル、中京・大阪圏162サンプル)
・調査時期 : 2016年7月初旬から7月中旬

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[キッズコーチ協会]
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