第36回マンション購入に対する意識調査 

2017年01月26日
スタイルアクトは、運営する「住まいサーフィン」にて、マンション購入検討者の定例意識調査を実施いたしましたので公表します。

【要旨】

・「意欲が増した」は前回より10ポイント増加。購入意欲アップの一因は、住宅ローン金利の安さ

・買い時DIは11ポイント回復するも、依然マイナスの-16.1


本調査は、自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象として実施した「マンション購入に対するアンケート」です。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されておりますので、弊社では、“購入検討者の心理”を四半期単位で時系列比較しております(第1回は2008年4月、今回で36回目)。

【調査期間と回収サンプル数】2017年1月5日~ 10日(199件)
【調査地域】全国

今回の調査では、マンション購入意欲が増したとの回答は42.2%と、前回(2016年10月)調査時より10.6ポイント増加しました。また、購入検討の動機に「住宅ローン金利の安さ」を挙げる人が46.7%と、前回調査時より微増しました。住宅ローン金利が過去最低水準で推移しており、一般消費者も購入環境としては悪くないと考えていることが分かります。

ただし、現在のマンション価格を「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」と回答した割合が67.8%で、「高い」との回答は2015年7月以降6割を超え続けています。また、購入したいマンション数が「0件」との回答も、4割と高い水準となっています。

購入意欲の増加と住宅ローン金利の水準に後押しされ、マンション買い時DI(※1)は-16.1ポイントと前回より11.5ポイント回復しました。しかしながら、マンション価格は相変わらず高く、そのうえ購入したいと思えるマンションも少ないと購入検討者は感じているようです。今後、デベロッパーサイドは、購入検討者に「買いたい」と感じてもらえるマンションを供給できるかどうかが課題となります。

(※1)買い時DI:マンションを「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値。

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