シェアリングエコノミーに関する実態調査【2017年版】(20歳~69歳の男女対象) 

2017年02月09日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『シェアリングエコノミーに関する実態調査【2017年版】』の結果を発表します。本調査は、20歳~69歳の男女1,109名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■カーシェアリングでは、自動車提供者の7割が、利用者の評価を重視
3.4%の人に、個人所有の自動車の貸し借りを行うカーシェアリングサービスの利用経験があり、そのうちの55.3%が「自分の自動車を提供したことがある」と答えました。自動車を提供する際に重視することとして、「サービス自体の評判」を挙げる人が最も多く(76.2%)、次いで「サービス自体の安全性」「利用者(乗客)の評価」(ともに、71.4%)でした※。

■6割以上が、「民泊サービスを安全とはいえない」
民泊サービスについて、民泊サービス認知者の4.9%が「とても安全」、18.5%が「どちらかというと安全」と答えました。一方で、32.6%が「どちらかというと安全ではない」、32.2%が「安全ではない」と答え、64.8%がその安全性について疑問を持っていることがわかりました。

■20代の約半数が、家事などの作業代行サービスを認知
家事などの作業代行サービスを「利用したことがある」人は3.3%、「利用したことはないが、利用したい」人は13.3%、「利用したことはなく、利用したいとも思わない」人は22.3%でした。認知率は38.9%で、年代別で見ると20代が46.6%と認知率が最も高いという結果でした。  

■オンラインオークションで、落札希望者が最も重視するのは「出品者の評価」
オンラインオークションを商品落札のために利用したことがある人に、オークション参加時に重視することを聞いたところ、「出品者の評価」を挙げる人が最も多く(74.9%)、次いで「商品の詳細な情報」(73.3%)、「購入代金の支払い方法」(65.0%)でした※。

■20代のオンラインフリーマーケット出品経験者のうち、3人に1人が「本業より優先」
オンラインフリーマーケットでの出品経験がある人に、本来の仕事(本業)とのバランスについて聞いたところ、14.0%が「出品業務の方が重要になってきた」、同じく14.0%が「出品業務の方を重視していきたい」と答え、合計で28.0%が本業よりも出品業務を優先したいと考えていることがわかりました。20代に限定して見てみると、13.2%が「出品業務の方が重要になってきた」、20.8%「出品業務の方を重視していきたい」と回答し、34.0%が出品業務を優先したい意向のようです。

※ 複数回答あり。


【調査概要】
調査名:『シェアリングエコノミーに関する実態調査』
調査期間:2017年2月3日(金)~2月6日(月)
調査対象:20歳~69歳の男女1,109名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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