第2回 太陽光関連業者の倒産動向調査 

2017年02月08日
帝国データバンクでは、2006年1月から2016年12月までに201社発生した太陽光関連企業(※)の倒産(法的整理のみ、負債1000万円以上)について、「倒産件数・負債総額の推移」、「倒産態様・資本金・負債規模別」、「地域別・都道府県別」、「負債額上位」を調査、分析した。
前回調査は、2016年6月。

※太陽光関連企業とは、①太陽光発電システム販売や設置工事、またコンサルティングなど関連事業を主業として手がけるもの、②本業は別にあり、従業として太陽光関連事業を手がけるもの、両方を含む

【調査結果】

1 太陽光関連の倒産件数は2014年以降、3年連続で増加傾向が続いている。2016年は67件と、前年の36件から86.1%の増加となった

2 2006年1月から2016年12月までに発生した関連企業の倒産件数は201件。そのうち、「破産」が190件、構成比94.5%に達した

3 「資本金別」では、「100万-1000万円未満」と「1000万-5000万円未満」の合計で179件、構成比89.0%を占めた

4 「負債額」では、負債5億円未満が全体の85.5%を占めた

5 「地域別」では、「関東」が78件、構成比38.8%で首位。次いで「中部」、「九州」。特に「九州」は継続的に倒産が発生、近年は「近畿」や「東北」の倒産も増加している

6 「都道府県別」の首位は「東京都」の27件、構成比13.4%。その他、上位は「神奈川県」、「大阪府」、「宮城県」、「愛知県」、「埼玉県」、「福岡県」、「静岡県」など


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[帝国データバンク]
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