女性起業家を支援する都市力を指標化したWE Cities調査 

2016年06月27日
デルは、ホワイトハウス(米国ワシントンD.C.)にて開催されたGlobal Entrepreneurship Summit 2016において、優れた潜在能力を持つ女性起業家の成長を支援する都市の包容力を指標化した世界初の調査「2016 Women Entrepreneur Cities Index(WE Cities)」の調査結果として、上位25都市を発表しました。本調査においては、国の法律や慣習に加え地域の政策や制度の影響を示すため、国ではなく都市を対象にしています。

WE Citiesの調査方法と上位25都市

デルは、過去4年間におよぶ優れた潜在能力を持つ女性起業家に関する調査をもとに、都市の特性を示すカテゴリーとして資本、テクノロジー、人材、文化、および市場の5つを用い、運営環境と実現環境の2つのグループに分けました。総合評価は70の指標からなり、そのうち44の指標は性別に基づくものです。個々の指標は関連性、基本データの質、指標のユニーク性、性別の4つを基準としています。

1位 ニューヨーク
2位 サンフランシスコ・ベイエリア
3位 ロンドン
4位 ストックホルム
5位 シンガポール
6位 トロント
7位 ワシントンD.C.
8位 シドニー
9位 パリ
10位 シアトル

指標の主なハイライト

・総合ランキング第一位となったニューヨーク市は、運営環境で第1位、実現環境では第5位でした。これは優れた潜在能力を持つ女性起業家を惹き付け、支援する能力が認められた結果です。同市は市場と資本のカテゴリーでは第1位、文化では第2位、そして人材では第4位を獲得しました。また、市場へのアクセスを実現する政策において第1位、女性起業家が設立した起業への資金提供の頻度と金額のカテゴリーでは第2位を獲得しました。

・サンフランシスコ・ベイエリア(サンフランシスコとサンノゼの大都市圏)は、総合ランキングと運営環境で第2位、実現環境では第6位でした。人材において第1位、資本と市場で第2位、市場へのアクセスと女性が創業・経営している企業への資金提供の頻度と金額で第1位でした。

・ロンドンは総合ランキングでは第3位となり、市場へのアクセスでは第2位、運営環境と資本では第3位でした。

・ストックホルムとシンガポールは、総合ランキングにおいて同列の第5位となりました。ストックホルムは実現環境、テクノロジーでは第1位、文化では第9位でした。

・シンガポールは、人材、文化、そしてテクノロジーにおいて、第3位を獲得しました。


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[デル]
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