家電の購買行動に関する実態調査(20代と50代の男女対象) 

2017年02月22日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『家電の購買行動に関する実態調査』の結果を発表します。本調査は、20~29歳と50~59歳の男女438名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■冷蔵庫の購入時、今の20代は「機能性」、30年前の20代は「価格」を重視
今の20代が冷蔵庫を新たに購入する際、最重視するポイントとして「機能の豊富さ」(39.6%)を挙げる人が最も多く、「価格の安さ」(30.2%)を上回りました。一方、現在、50代の人に、自身が20代だった頃、冷蔵庫を新規購入する際に最重視したポイントを聞いたところ、「機能の豊富さ」(26.5%)よりも「価格の安さ」(39.8%)を挙げる人が多いという結果になりました。

■テレビの新機能に期待する20代男性の割合は、30年間で10ポイント減少
50代の男性に、自身が20代だった頃、テレビの新商品が発表されたときの新機能への期待感を聞いたところ、「期待することが多かった」と答えた人は47.7%でした。一方、今の20代男性のうち、「期待することが多い」と回答した人は36.4%でした。

■家電購入時、30年前は1店舗で、現在は複数店舗で比較検討
50代の人のうち、今、「冷蔵庫」を新たに購入する際、「複数の店舗(またはWebサイト)で念入りに比較」すると答えた人の割合は48.8%、「洗濯機」の場合は44.1%、「テレビ」は46.0%で、「一店舗で複数商品を比較する」と答えた人の割合をいずれの家電の場合でも上回りました。一方、自身が20代だった頃は「一店舗で複数商品を比較」していたと答えた人の割合は「冷蔵庫」の場合は42.2%、「洗濯機」は40.8%、「テレビ」は43.1%で、「複数の店舗で念入りに比較」していた人の割合を、いずれの家電の場合でも上回りました。

■テレビ購入時、「製造国」を重視するのは、50代は3割、20代は2割
国内ブランドであっても海外に製造拠点を持つ場合がありますが、テレビの購入を決める際、どこで製造されたかの情報を「かなり重視する」と答えた20代は23.3%、50代は31.8%でした。

■家電を比較する際の情報源は、今も昔も「店頭」が1位
冷蔵庫を新たに購入する際、商品比較の情報源として、「店舗での実物の商品」(64.2%)、「店舗での店員の説明」(45.2%)を、「商品のWebサイト」(42.7%)や「商品のカタログ」(39.5%)よりも重視するということがわかりました。50代の人に、自身が20代だった頃、冷蔵庫を買う際に重視した情報源を聞いたところ、やはり「店頭での実物の商品」が最も多く(72.5%)、次に「店頭での店員の説明」(54.0%)でした※。洗濯機やテレビ、掃除機についても、今の20代も30年前の20代も「店舗での実物の商品」を情報源として最重要視するという傾向に変化はありませんでした。
※複数回答あり。


【調査概要】
調査名:『家電の購買行動に関する実態調査』
調査期間 :2017年2月17日(金)~2月20日(月)
調査対象 :全国の20代と50代の男女438名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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