新築分譲マンション購入に際しての意識調査(2016年度) 

2017年02月23日
新築マンションポータルサイトMAJOR7(メジャーセブン=住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社)は、全国のマンション購入意向者約74万人を対象に、 「新築分譲マンション購入意向者アンケート」を実施いたしました。

【主な調査結果】

1.[現在マンション購入を検討している理由]
マンション購入検討理由は、「資産を持ちたい・資産として有利だと思った」「もっと広い住まいに住みたい」
「もっと交通の便の良いところに住みたい」がトップ3。「資産を持ちたい・資産として有利だと思った」は2005年の調査開始以来、初めてのトップ。
「都心に住みたい」「現在は金利が低く、買い時だと思う」が前回より上昇。

2.[理想とするマンションのタイプ]
理想とするマンションのタイプは、前回と同様、"信頼できる不動産会社が分譲"、 "信頼できる建設会社が施工"、 "管理会社の信頼性"がトップ3。

3.[マンションを購入すべきタイミングとその理由]
今、マンションを購入すべきタイミングと感じている人は全体の45.8%と半数近くを占める。
今、マンションを購入すべきタイミングと感じている理由は、「低金利」「住宅ローンの支援制度」「消費税の増税」が主な理由となっている。

4.[今後の住宅ローン金利動向予測と行動]
住宅ローン金利は、「当分変わらないと思う」と考える人の割合が全体の52.8%と半数を超える。
住宅ローン金利の予測を踏まえた今後の行動では、「特に行動は変えずに住宅購入検討を続ける」が最多となっている。

【調査結果】

1.マンション購入検討理由は、「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」が2005年の調査開始以来、初めてのトップ。
「都心に住みたいから」「現在は金利が低く、買い時だと思うから」が前回より上昇。


「現在マンション購入を検討している理由」は、「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」が2005年の調査開始以来、初めてトップとなりました。
2位は昨年まで1位の「もっと広い住まいに住みたいから」、3位は「もっと交通の便の良いところに住みたいから」が挙がり、トップ3は前回調査(2015年2月発表)と同様の理由となっています。
その他の項目をみると、「都心に住みたいから」(7位→4位)、「現在は金利が低く、買い時だと思うから」(8位→4位)といった理由が前回調査より順位を上げています。

<現在マンション購入を検討している理由>
順位 (%)
1 資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから 20.3
2 もっと広い住まいに住みたいから 19.6
3 もっと交通の便の良い(買い物や通勤に便利)ところに住みたいから 17.8
4 都心に住みたいから 16.4
4 現在は金利が低く、買い時だと思うから 16.4
4 老後の安心のため、住まいを持ちたいと思うから 16.4
7 通勤に便利な場所に住みたいから 15.9
8 賃貸より持ち家の方が、金銭的に得だと思うから 13.9
9 免震構造のような耐震性の高いところに住みたいから 11.8
10 家の設備が古くなってきたから 11.5
11 持ち家の方が住まいの質が良いと思うから 11.4
12 魅力的な物件や物件広告を見たから 11.3
13 子どもや家族のため、家を持ちたいと思うから 10.6
14 今の家が古いから 9.8
15 子どもの教育環境が良い場所に住みたいから 8.7
16 防犯上、安全な地域に住みたいから 8.4
17 持ち家の方が自由に使えて気兼ねがないから 8.3
18 セカンドハウスが欲しいから 7.3
19 人気の街に住みたいから 7.0
20 子どもが独立し、夫婦二人が住むのに適したところに住みたいから 6.8

2.理想とするマンションのタイプは、前回に引き続き、「信頼できる不動産会社が分譲」「信頼できる建設会社が施工」「管理会社が信頼できる」が上位。

「理想とするマンションのタイプ」について尋ねたところ、前回調査(2015年2月発表)と同様、「信頼できる不動産会社が分譲するマンション」62.6%、「信頼できる建設会社が施工するマンション」62.4%、「管理会社が信頼できるマンション」54.8%がトップ3にあげられました。この“不動産会社”、“建設会社”、“管理会社”の“信頼性”は、時間の経過に関わらず「理想とするマンションのタイプ」として、常に重視されるポイントであることがうかがえる結果となっています。その他の項目をみると、「低層マンション」「ファミリー向けマンション」「小規模戸数のマンション」が前回調査より順位を上げました。

<理想とするマンションのタイプ>
順位 (%)
1 信頼できる不動産会社が分譲するマンション 62.6
2 信頼できる建設会社が施工するマンション 62.4
3 管理会社が信頼できるマンション 54.8
4 都心部に立地するマンション 51.2
5 周辺環境が自然に恵まれたマンション 48.2
6 間取りの可変性があるマンション(間取りをある程度自由に変更できるマンション) 37.3
7 投資性の高いマンション 34.6
8 低層マンション 31.8
9 設計やサービス面がホテルライクなマンション 28.5
10 ファミリー向けマンション 24.6
11 高層マンション、タワーマンション 24.2
12 小規模戸数のマンション 23.9
13 建築家やデザイナーの設計によるデザイナーズマンション 20.7
13 大規模戸数のマンション 20.5
15 再開発している地区のマンション 19.7
16 シングル・DINKS(共働き子供なし)向けマンション 13.6
17 セカンドハウス型マンション 10.7
その他 3.8

3.今、マンションを購入すべきタイミングと感じている人は全体の半数近くを占める。
今、マンションを購入すべきタイミングと感じている理由は、「低金利」「住宅ローンの支援制度」「消費税の増税」が主な理由となっている。


今、マンションを購入すべきタイミングと感じているかどうかを尋ねたところ、「買い時だと思う」と回答した人は9.7%、「どちらかといえば買い時だと思う」と回答した人は36.1%となり、双方を合わせた「買い時だと思う」人の割合は45.8%と全体の半数近くを占める結果になりました。
その「買い時だと思う」人に、その理由を尋ねたところ、「現在の住宅ローン金利は低水準だから」が67.4%で圧倒的に高く、以下、「2019年10月に消費税が10%に増税予定のため」34.5%、「今後は住宅ローン金利が上がりそうだから」23.3%、「住宅ローン控除など購入支援制度があるため」21.2%が続き、低金利や住宅ローンの支援制度、消費税の増税が主な理由となっています。

4.住宅ローン金利は、「当分変わらないと思う」と考える人の割合が半数を超える。
住宅ローン金利の予測を踏まえた今後の行動では、「特に行動は変えずに住宅購入検討を続ける」が最多。

今後の住宅ローン金利についてどうなると思うかを尋ねたところ、全体の52.8%と半数を超える人が「当面は変わらないと思う」と回答しました。一方、「上がると思う」人は34.6%、「下がると思う」人は2.7%となっています。
次に、住宅ローン金利の予測を踏まえた今後の住宅購入についてのあてはまる行動を尋ねたところ、「特に行動は変えずに住宅購入検討を続ける」と回答した人が28.8%で最多となりました。また、今後の住宅ローン金利について「上がると思う」と回答した人でも「特に行動は変えずに住宅購入検討を続ける」とした人の割合が22.7%で最も高くなっています。


【調査概要】
・調査対象:MAJOR7を運営する参加7社の新築マンション情報におけるインターネット会員のうち、アンケートに回答頂いた方
・調査方法:MAJOR7各社のネット会員に対してメールにてアンケートの告知をし、WEBサイトに用意したアンケートフォームに誘導
・集計数:
 2,999 人(男性 1,993 人、女性 1,006 人)
 回答者のうち、重複回答を排除
 20歳以上の回答のみ集計
・調査時期:2016年12月9日(金) ~ 2016年12月25日(日)

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[東急不動産]
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