高校生の自転車利用についての実態調査 

2016年12月06日
自転車の安全利用促進委員会は、自転車を利用する高校生 100 名を対象に、安全安心な自転車ライフをおくるために必要なルールやマナーといった自転車利用の“ソフト面”の実態と、自転車自体の安全性・メンテナンスなどの見逃されがちな“ハード面”の実態についての調査を行いました。

【調査結果サマリー】

●通学はもはや命がけ?学生の約 8 割が「車・歩行者・自転車と追突しそう」になった経験あり!
メンテナンス不足が原因でヒヤリ・ハットを感じている高校生は主婦の 3 倍も。

-高校生の 9 割以上がヒヤリ・ハットを経験。
-「車・歩行者・自転車と追突しそうになった」と回答した高校生は 76%。主婦との結果には大きな差があり、スマホ利用しながらの運転など高校生の危機感の薄さが窺える結果となった。
-チェーンが外れた、ブレーキが効かなかった等のハード面(整備不良・自転車自体の製品不具合)を原因とするヒヤリ・ハット経験も高校生の特徴であることが分かった。

●学校での自転車講習はよく分からない?
『被害者』にならないための指導や、メンテナンスに関する指導はまだまだ少ない現状。
-「『加害者』になりうることの認識させる指導」をしている学校が多いものの、理解・浸透は2 割以下に留まる。
-交通ルールや運転マナーの指導が大半を占め、メンテナンスや実際に事故に遭った時の対処法などの教育は少ないことが明らかとなった。

●明日事故が起きても不思議じゃない!高校生の半数以上がメンテナンス 0 回の事実!
-高校生の 52%がメンテナンスはしていないと回答。
-7 割以上がメンテナンスの頻度が分からず、8 割が面倒くさいと回答。


【調査概要】
調査方法 :インターネットリサーチ
回答数 :高校生 100 名
調査日 : 2016 年 9 月 2 日(金) ~ 2016 年 9 月 3 日(土)
調査主体 :自転車の安全利用促進委員会

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[自転車の安全利用促進委員会]
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