がんに関するコミュニケーション実態調査Part2(30~60代のがん患者男女) 

2017年03月08日
メディリードは、共同でがん患者のコミュニケーション実態調査を実施。第1回では男性と女性の状況差を、第2回は子どもに自身のがんを伝えることに焦点を当て分析しました。

共同調査テーマ「がんに関するコミュニケーション実態調査」Part 2 お子さんに自身のがんを伝えること

【調査結果(レポートより一部抜粋)】

・全体の約7割の方がお子さんにご自身のがんのことを伝えている。また、伝えた人は、「自分」(78%)が最も多く、次いで「配偶者・パートナー」(16%)が多い <図1>

・お子さんに伝えた理由として、伝えた方は「安心させたい」「がんについて受け止められる、理解できる」などお子さんの状況に合わせたことや「がんであることを隠すことができない、隠したくない」とご自身の状況や思いなどを挙げている <図2>

・お子さんにご自身のがんを伝えた後の状況は、8割以上の方が「伝えて良かったと思う」と回答。また、その後の関係も「以前と比べて変化はない」が72%、「良い方向に変化した」が27%となっており、伝えた方のお子さんとの関係は伝えることで悪くなることはほとんどないという結果になった <図3>

・伝えた後にお子さんとの関係が「良い方向に変化した」と回答した方は、家事などのお手伝いを自発的に行うようになる、思いやりを感じるなどの変化を挙げている。親の状況をそれぞれの立場、状況で理解し、自発的に行動する、自立することが、お子さんの変化として生まれる傾向が見られた <図4>



【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:キャンサーペアレンツ会員が在住する34都道府県
調査対象:キャンサーペアレンツ会員30~60代の男女
調査期間:2016年12月
有効回答数:133サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[メディリード]
 マイページ TOP