睡眠に関する調査(ウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」の利用者対象) 

2017年03月15日
ドコモ・ヘルスケアはウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」の利用者を対象に、睡眠時間および、睡眠中断(※)に関するデータを調査分析いたしました。

 今回、「ムーヴバンド3」の利用者1100人の睡眠時間と睡眠中断のデータの調査を行い、日本の睡眠医療における第一人者である、医学博士で東京睡眠医学センター長の遠藤拓郎先生に分析をお願いしました。その結果、年齢が上がるほど、眠れなくなる傾向があることがわかりました。また、女性は婚姻状況と年代によっては、その傾向から外れることがあり、子育てなどの影響があることが推測されます。

(※)「睡眠中断」とは、夜の就床から朝の起床までの間に、目が覚め起立程度の活動を伴う睡眠の中断を指しています。
 
<調査結果サマリー>

1:30代と50代では1日平均25分の睡眠時間の差が!? 年齢が上がるほど、睡眠時間が短くなることが判明
2:女性は子育てが原因でしっかり眠れていない!?

<調査結果>

1:30代と50代では1日平均25分の睡眠時間の差が!? 年齢が上がるほど、睡眠時間が短くなることが判明

男女別・年代別に睡眠時間を比較すると、年齢が上がるほど、睡眠時間が短くなることが判明しました。男女ともに30代と50代では1日平均25分の睡眠時間の差があることが分かります。また、男女を比較すると女性の方が、睡眠時間が長いことが分かります。

睡眠記録がある日のうち、夜の就床から朝の起床までの間に、目が覚め起立程度の活動を伴う睡眠の中断が起こった日の割合を示す「睡眠中断発生率」を比較したところ、男性は年齢が上がるほど、睡眠中断発生率も上がり、睡眠の質が低下していることが分かります。
睡眠時間と睡眠中断発生率をあわせて見ると男性は、年齢が上がるほどよく眠れなくなっていることになります。

2:女性は子育てが原因でしっかり眠れていない!?

女性の睡眠中断発生率が、男性と同様にならない理由を調査するため、婚姻状況別に女性の睡眠時間と睡眠中断発生率を確認しました。
30代の既婚女性の睡眠中断発生率は、30代の未婚女性に比べ高く20%を超えており、よく眠れていないことが分かります。

*既婚=調査時点で婚姻関係を継続している人、未婚=調査時点で婚姻関係がない人


【ドコモ・ヘルスケア調べ】

<調査概要>
調査主体:ドコモ・ヘルスケア株式会社
調査期間:2016年4月1日~2016年12月31日
調査方法:
 WM(わたしムーヴ)蓄積データから算出した睡眠時間
 および睡眠中断データおよびアンケート調査の集計・分析
調査対象:「ムーヴバンド3」を利用している20代から70代の男女1100人(男性:670人/女性:430人)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドコモ・ヘルスケア]
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