読書頻度に関するグローバル調査(世界17カ国・15歳以上の消費者対象) 

2017年03月24日
GfKは17カ国、22,000人のインターネットユーザーに対し本を読む頻度についての調査を実施し、その結果を発表しました。

【調査結果概要】

・グローバルでは、3割が毎日、本を読むと回答。

・毎日、本を読む割合が最も高い国は中国。全く読まない割合が高い国はオランダと韓国。


 世界17カ国の22,000名に本を読む頻度について尋ねたところ、グローバル(17カ国計)では30%が「毎日・ほぼ毎日」本を読んでいることが明らかになりました。「毎日・ほぼ毎日」とした割合が最も高かった国は中国で36%、次いでスペイン、イギリス(32%)となりました。 この一方で「全く読まない」とした人は、グローバルでは6%おり、オランダと韓国では16%に上りました。
 所得層別にこの傾向をみると、 高所得層(上位1/4)では35%が「毎日・ほぼ毎日」本を読むと回答したのに対し、低所得層 (下位1/4)では24%にとどまりました。また、「全く読まない」とした割合は、高所得層では3%であったのに対し低所得層では10%に上りました。相対的には所得の高い人ほどよく本を読んでいるといえます。

 日本の状況をみると、 「毎日・ほぼ毎日」が20%、「少なくとも週1回」が24%、「少なくとも月1回」が16%、「ほとんど読まない」が29%、「全く読まない」が11%となりました。「毎日」もしくは「少なくとも週1回」本を読むとした割合を男女別にみると、男性では46%であったのに対し、女性では41%にとどまりました。グローバルでは、男性は57%、女性は60%と女性の方がよく本を読む習慣があり、日本では他の多くの国と異なる傾向が見られました。


【調査概要】
・調査国:世界17カ国( アルゼンチン、オーストラリア、 ベルギー、ブラジル、 カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ロシア、韓国、スペイン、イギリス、アメリカ合衆国)
・調査対象:15歳以上の消費者22,000人
・調査方法:インターネット調査(各国のオンライン人口の構成比にあわせてウェイトバック集計を実施)
・調査時期:2016年夏

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[ジーエフケー]
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