アクティブラーニングの実施状況についての調査(アクティブラーニングを導入している大学と専門学校の教員対象) 

2017年03月23日
デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は、アクティブラーニングを導入している大学と専門学校の教員118名を対象に、アクティブラーニングの実施状況についてアンケート調査を実施し、その結果をまとめた調査報告書を3月23日に公開しました。

アンケートの結果、「学生の能動的な授業参加」を主目的としてアクティブラーニングを導入・実施している学校が多く、過半数の教員が「主体性が出てきた」 「学習意欲が向上した」 「社会人基礎力がつき就職内定率アップにつながった」等の効果や学生の変化を実感していることが明らかとなりました。

教員が効果を感じたアクティブラーニングの手法は、学科系統や地域によって異なりましたが、全体としては 「グループディスカッション」「学生参加型授業」「体験学習」「PBL(課題解決型学習)」 への評価が高いようです。教員から一方的に教わるのではなく、多様な意見との触れ合いや体験による気付きのなかで学びへの興味関心を喚起させ、知識と実践を接続させる取り組みの模様が、アンケートから見えてきます。

一方で、「授業の準備が大変」「授業の進め方が難しい」「学習評価が難しい」など、アクティブラーニングの実施に課題を抱える教員が多いことも浮き彫りとなりました。しかしながら「今後も積極的に実施したい」「より高いアクティブラーニングの手法を活用していきたい」とする教員が9割近くとなり、アクティブラーニングに対する高い意欲と期待が分かる結果となっています。


【調査概要】
調査目的:大学・専門学校におけるアクティブラーニングの実施状況を調査する。
調査期間:2017年2月14日(火)~2月20日(月)
調査方法:Webアンケート方式
調査地区:全国
調査対象:アクティブラーニングを授業で実践している大学・専門学校の教員 計118名

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[デジタル・ナレッジ]
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