格安スマホに関するアンケート調査(第3回) 

2017年04月14日
マイボイスコムは、3回目となる『格安スマホ』に関するインターネット調査を2017年3月1日~5日に実施し、11,394件の回答を集めました。

【調査結果TOPICS】

■格安スマホ利用者の満足点は「月額利用料金」が7割強、「データ通信容量」「余ったデータ通信量を翌月に繰り越し可能」が各3割弱、「電話番号が引き継げる」「機器や端末の価格」などが各2割弱
■格安スマホの利用意向者は3割、2016年よりやや増加。サービス選定時の重視点は「月額利用料金」「通信の安定性」「データ通信容量」「通信速度の速さ」が上位

【調査結果】

◆格安スマホの認知
格安スマホの認知率は、「知っている」「名前を聞いたことがある程度」を合わせて94.1%です。「知っている」は51.7%、男性20~40代と女性20代では6割、スマートフォンのみ利用者では6割、携帯電話・スマートフォン併用者では9割弱、携帯電話のみ利用者では3割弱となっています。

◆格安スマホの利用状況、購入場所
スマートフォン利用者のうち、格安スマホ・格安SIMカード(以下、格安スマホ)の利用者は25.1%です。「スマートフォンの端末と格安SIMカードのセット販売のもの」が10.7%、「格安SIMカードを購入、端末は所有スマートフォンを利用」「格安SIMカードを購入、端末は新しく購入したSIMフリースマートフォンを利用」が5~6%、「格安SIMカードを購入、端末は中古で購入したスマートフォンを利用」が1.5%となっています。

格安スマホの購入場所は、「インターネット」が利用者の61.2%、「家電量販店」「通信会社の店舗」が各2割、「携帯専門店、中古家電販売店など」が2.7%です。格安SIMカード購入者では「インターネット」が7~8割、端末+格安SIMカードのセット販売利用者では、「通信会社の店舗」がやや高く、「インターネット」が低くなっています。

◆格安スマホの満足点
格安スマホ利用者の満足点は、「月額利用料金」(72.4%)の他、「データ通信容量」「余ったデータ通信量を翌月に繰り越し可能」が各3割弱、「電話番号が引き継げる」「機器や端末の価格」「通信の安定性」「通信速度の速さ」が各2割弱で上位にあがっています。格安SIMカード+新規SIMフリースマホ利用者では「月額利用料金」が8割強で、他の層より高くなっています。

◆格安スマホの利用意向、サービス選定時の重視点
格安スマホの利用意向者は30.3%、2016年と比べてやや増加しています。利用意向者は、男性20~40代と女性20代では4割弱となっています。また、格安スマホ・SIMカード現在利用者では9割ですが、非利用者では2割強です。スマートフォンのみ利用者や携帯電話のみ利用者では2~3割、携帯電話・スマートフォン併用者では7割強となっています。

格安スマホ利用意向者のサービス選定時の重視点は、「月額利用料金」(78.5%)の他、「通信の安定性」「データ通信容量」「通信速度の速さ」が4~5割、「機器や端末の価格」「電話番号が引き継げる」「余ったデータ通信量を翌月に繰り越し可能」が各3割で上位にあがっています。

◆格安スマホを利用したくない理由
格安スマホの非利用意向者は35.4%です。利用したくない理由は、「興味がない」「現在利用しているもので満足している」「メールアドレスを変えたくない」「本当に価格が安くなるかわからない」が各2割となっています。男性20代では「通信速度が遅い」、女性30・40代では「メールアドレスを変えたくない」が1位です。また、「自分で設定するのが面倒・わからない」は、女性が男性よりやや高くなっています。スマートフォンのみ利用者では「メールアドレスを変えたくない」「通信速度が遅い」「現在利用しているもので満足している」、携帯電話のみ利用者では「興味がない」「現在利用しているもので満足している」が上位にあがっています。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2017年03月01日~03月05日
回答者数:11,394名
調査機関:マイボイスコム株式会社

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