レジャーに関する調査(15~79歳男女対象) 

2017年04月13日
日本リサーチセンターは、レジャーに関する調査

 旅行に行くなら「国内」か「海外」か。泊まるのは「ホテル」か「旅館」か。それぞれ好みは分かれましたが、年代別に見ると好みに傾向があるようです。

【調査結果】

Q1レジャーに行くなら、「海」か「山」か?
若年層になるほど「海」が多数となり、20代以下では6割に達しています。40代、50代では「どちらともいえない」が最多で、60代以上では「山」が「海」を上回りました。

Q2レジャーに行くなら、「電車」か「車」か?
どの年代も「車」が「電車」を圧倒していますが、70代は「電車」が比較的多くなっています。

Q3旅行に行くなら、「国内」か「海外」か?
「海外」は若年層で比較的多く、特に15~19才では「海外」が41%と「国内」を上回りました。

Q4国内旅行をするなら、「北海道」か「沖縄」か?
高齢になるほど「北海道」が多くなり、60代、70代で半数を超えています。一方、若年層になるほど「沖縄」が多くなり、20代以下では「沖縄」が「北海道」を上回っています。

Q5国内旅行で宿泊するなら、「シティホテル」か「温泉旅館」か?
「温泉旅館」は高齢になるほど多く、50代以降では7割を超えます。「シティホテル」は20代以下では20%以上と比較的多くなりました。
※スコアの合計値は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります。

年代別にみるレジャー意識のまとめ
 二者択一で日本人の好みを探る「あなたはどっち?」のレジャー意識は、年代別で傾向が分かれました。10代、20代のレジャーの行き先は、「山より海」、国内旅行は「北海道より沖縄」。きれいな海や夏の開放感=沖縄を若年層は求めるようです。「海より山」は、30代で少し増えますが、40代で下がり50代から徐々に上がって60代以降で多くなります。確かにシニア層に登山は人気です。健康志向もあり、登山はウォーキングの延長にある親しみやすいレジャースポーツなのかもしれません。
 旅行に行くなら「国内」か「海外」かでは、10代は「海外」が多く、それ以降の世代では「国内」が多いという結果になりました。気になったのは20代に「国内」派が多いこと。この結果だけで判断はできませんが、もし若年層の間で海外の文化、慣習に触れたいという意識が薄れているのであれば、非常に寂しく感じます。


【調査概要】
調査対象:全国15~79歳男女
有効回収数:1,200 サンプル
抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査方法:調査員による個別訪問留め置き調査
調査期間:2016年5月6~18日
実施機関:株式会社日本リサーチセンター

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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