「春からの新生活」についての調査(20~60代女性対象) 

2017年04月20日
千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所では、「春からの新生活」についての調査を実施。

この春から自分や家族で生活に変化がある人は全体の4割。新年度や新生活の準備として購入した(予定)人は全体の66.8%。生活に変化がある人では85.1%、生活に変化がない人でも53.1%が購入。購入した商品ジャンルは衣服や靴鞄などファッション小物が中心。DM・新聞広告チラシがきっかけで購入したのは3割、メールマガジンは2.5割。

●調査は21017年3月23日~4月6日にインターネットで実施。20~60代女性3137名の回答結果を集計。

【調査結果】

◆今春から生活に変化があるのは、4割。

今年の春から、生活に変化があるかどうか尋ねたところ、「変化がある」と回答したのは全体の42.9%でした。20代から40代は40%を超え、50代60代は30%台となっています。変化があると回答した人の変化の内容では、「家族の入園・入学、卒業」が53.2%でダントツの1位でした。「家族の入園・入学、卒業」は、30代の63.8%が最も高く、次いで40代の57.7%、20代の43.0%と続き、50代60代でも30%を超えています。すべての年代で変化の内容のトップとなっています。(60代は「家族の就職、退職、起業」と同率)

◆3人に2人が新生活や新年度に向けて「衣料品」を準備。

今春からの新生活や新年度に向けた準備品を購入したのは、全体の66.8%でした。『変化あり』は85.1%に対し、『変化なし』では53.1%と32ポイントの大きな差がありました。購入(購入予定も含む)した商品ジャンルでは、全体では「衣料品」の67.7%がトップで、次いで「靴、鞄、腕時計、ファッション小物」の42.8%、「スクール用品、学習用品」の38.6%と続きます。『変化あり』は『変化なし』よりもすべての商品ジャンルで購入の割合が高くなっています。「スクール用品、学習用品」、「家電用品」、「家具」は他の商品ジャンルに比べて、グループ間の差が大きくなっています。

◆新生活や新年度のスタート後も、3割が購入予定あり。

今春からの新生活や新年度に向けた準備品の購入時期は、直前の「3月」が全体の60.4%で最も多く、次いで「これから購入予定」が34.7%、「2月」が30.5%と続きます。新生活や新年度用の衣料品やファッショングッズは、「3月」に購入されやすいと推察されます。『変化あり』は『変化なし』に比べて購入する時期は早めですが、新生活や新年度がスタートする4月以降も購入の予定をしているのは、変化ありなしに関係なく3割を超えています。

◆7割が「店舗」で新生活や新年度の準備品を購入。

今春からの新生活や新年度に向けた準備品の購入場所は、「店舗」が全体の71.4%で最も多く、次いで「ネット通販」の45.2%、「カタログ通販」は13.7%でした。すべての購入場所で、『変化あり』は『変化なし』より高くなっています。

◆「春の新生活応援」キャンペーン・フェアなどの案内DMで購入したのは、3割。

「春の新生活応援」キャンペーン・フェアなどの案内DMが届いたのは、全体の56.4%。(「内容まで見た」の35.5%と「内容まで見ていない」の20.9%の合計)。『変化あり』でDMが届いたのは64.2%(「内容までも見た」と「内容まで見ていない」の合計)は、『変化なし』の50.5%より13.7ポイント高くなっています。「内容まで見た」だけを見ると、『変化あり』の43.5%は『変化なし』の29.4%より14.1ポイント高くなっています。
DM内容を見た人が実際に購入したのは、全体の30.1%ですが、『変化あり』の37.7%は『変化なし』の21.6%より16.1ポイント高くなっています。

◆「春の新生活応援」キャンペーン・フェアなどの案内メールマガジンで購入したのは、2.5割。

「春の新生活応援」キャンペーン・フェアなどのメールマガジンが届いたのは、全体の64.8%(「内容まで見た」の32.8%と「内容まで見ていない」の32.0%の合計)。『変化あり』の69.9%(内容までも見たと内容まで見ていないの合計)は、『変化なし』の61.1%より8.8ポイント高くなっています。「内容まで見た」だけをみると、『変化あり』の39.6%は『変化なし』の19.9%より11.8ポイント高くなっています。
メールマガジンを見た人が実際に購入したのは、全体の25.6%ですが、『変化あり』の31.0%は『変化なし』の19.9%より11.0ポイント高くなっています。

◆「春の新生活応援」キャンペーン・フェアなどの新聞広告・チラシで購入したのは、3割。

「春の新生活応援」キャンペーン・フェアなどの新聞広告・チラシを見たのは、全体の47.1%(「内容まで見た」の20.2%と「内容まで見ていない」の26.9%の合計)。『変化あり』は52.9%(内容までも見たと内容まで見ていないの合計)は、『変化なし』の42.7%より10.2ポイント高くなっています。「内容まで見た」だけを見ると、『変化あり』の25.0%は『変化なし』の16.6%より8.4ポイント高くなっています。
新聞広告・チラシを見た人が実際に購入したのは全体の29.5%ですが、『変化あり』の39.2%は『変化なし』の18.5%より20.7ポイント高くなっています。新聞の購読者が減少していることがDMやメールマガジンより認知率が低くなったと推察されます。

◆2人に1人は、キャンペーンにつられて「ついで買い」。

今春の新生活のキャンペーンに限定せずに今までのキャンペーン全般についての質問では、「キャンペーンで直接関係ない商品をついでに購入したことがある」の回答が全体の49.3%と2人に1人がついで買いをしています。「キャンペーンの特典・サービスに多少不満があっても、商品が気に入って購入したことがある」は全体の48.4%ですが、「各社のキャンペーンの内容を比較して購入したことがある」も全体の46.0%とほぼ同じ割合となっています。また、全体の38.5%が「キャンペーンの特典・サービスに惹かれて、普段あまり利用しない場所で購入したことがある」と回答しています。4つの質問とも『変化あり』は『変化なし』より10ポイント程度上回っています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベルメゾン生活スタイル研究所]
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