「子供のスキンケア」についての調査(0~12歳のお子さんをお持ちの方対象) 

2017年02月15日
千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所は、「子供のスキンケア」について調査を実施。0~12歳のお子さんをお持ちの1873人を対象。

【調査結果】

Q1.お子さんにスキンケアをしていますか?

・はい 85.3%
・いいえ 14.7%

5人に4人のママが「子供にスキンケア」をしていました。
8割を超えるママたちがスキンケアをしているということは、やはり
肌トラブルを持ったお子さんが多いのでしょうか。

Q2.お子さんに肌トラブルはありますか?

・はい 54.2%
・いいえ 45.8%

2人にひとりのお子さんが肌トラブルを抱えているようです。

(スキンケアをしている方)
Q3.病院のお薬を使用していますか?

肌トラブルの有無に関わらず、
スキンケアをしている方の約半数が病院で処方したお薬を使っていました。
特に多かったのが保湿剤のヒルドイド(ソフト・ローション)、プロペト(ワセリン)、
湿疹等肌の肌状態に応じてステロイド(キンダベート、リンデロン他)が処方されているようです。
また、処方以外のスキンケアをしている方は市販の保湿クリームや入浴剤などを使用している方が多く、少数ですがオールインワン化粧品を活用している方もいらっしゃいました。
肌に合うスキンケア用品を色々と試している最中といったお話もありました。

Q4.スキンケアについてどんな悩みがあるのか教えてください

●乾燥肌のため、1日でも薬を塗り忘れるとカサカサして膿んでしまう。また、ステロイド剤は目の際、口回りに塗れないのでその辺のスキンケアができずになかなか治らない。(兵庫県/20代)
●大きくなれば治るんだろうか?という不安はあります。あとは乾燥で痒くなってしまうようで、夜起きてしまうのが辛そうです…(千葉県/20代)
●どちらかというと乾燥肌の子で、そのくせ、あせもができやすいので、まめにケアしたあげないといけないのが面倒くさい・・。本人が気にして保湿剤をぬる習慣がつけばいいのだけれど、なかなかまだ自分で、ということができないので、クリームを塗ったりするのが、毎日継続してできないところが悩み。(愛知県/40代)
●4歳になる息子は生まれて半年ほどして冬になり、頭皮を含む全身に貨幣状湿疹ができました。それ以来今までステロイドを欠かしたことはありません。ひどい湿疹にだけ塗り足すので大丈夫だと言われますが、使い続けることに不安もあります。いつまで続くのか。(大阪府/30代)
●皮膚科で処方してもらう薬が多いのですが、忙しくてなかなか皮膚科に行けない。行けた時にまとめて薬を出してもらうが、嫌味を言われることがあって困る。自分でスキンケアさせているが、本人に見えないところ(背中とかお尻とか)は見落としがちで悪化することもある。(石川県/40代)
●皮膚科に行かないとヒルロイドは処方してもらえないので、待ち時間も長くて大変。
(茨城県/40代)
●治りかけの湿疹をすぐにかきむしってしまうので、何ヶ月も治らなくなることもあり、予防する手立てに困っています。治りかけのときには包帯を巻いて触れないようにしていますが、大けがをしていると周囲に誤解されることもありますし、起きている間はがまんできても、寝ている間に子ども自身が包帯をはぎとってまでかいてしまうこともあるのが悩みです。(茨城県/30代)
●毎日のスキンケアは手間も時間もかかるので大変。一生懸命していても悪化することも…周囲から「肌荒れてるね」の一言がささることも(奈良県/20代)
●手の甲だけにしもやけの様な症状があります。病院に行く程ではないのでどうしたものかなと思っています。(山口県/40代)
●塗ってすぐの部分を触り、そのまま指をしゃぶろうとするのが気になる。保湿剤ですぐさらっとしてほしいが、さらっとしすぎると保湿されているのか心配。(静岡県/20代)
●まだ6ヶ月なので、薬を塗ったところを触ったり舐めたりしていて大丈夫なのか不安になります。(茨城県/20代)
●女の子なので後が残らないか心配。(奈良県/30代)

不安で多かったのは回答は、以下の通りです。

■ 肌の状態が良くない(乾燥、痒み、湿疹など)
■ ゴールが見えない(なかなか治らない)
■ 保湿剤や薬を塗るのが大変
■ 薬(ステロイド)に対する不安
■ 通院が大変
■ 人の目が気になる

Q5.お子さんのスキンケアでやって良かったことや失敗したことなどあれば、教えてください。

●良かったこと: 適切なステロイド使用。
失敗したこと: 私自身も乳幼児へのステロイド塗布を怖がりすぎた+当時の主治医がアンチステロイド派で、アトピーは悪い物を体外に出す為なので皮膚の保湿もしてはいけない、と指導し、結果放置して子供の皮膚が裂けて出血してかわいそうなことをした。(大阪府/30代)
●調子が良かったので飲み薬をやめて様子を見ていたら、肌に湿疹が出てきた。飲み薬をやめたとたんに出たので、ステロイドや保湿剤、飲み薬を復活させたが、良くならず皮膚科へ行ったら「りんご病」と言われた。本人は熱もなく元気だったので分からなかった。何か病気の湿疹なのか見分けがつけにくい。(広島県/40代)
●生後3ヶ月まで乳児湿疹が続きベビーパウダーや乳液、馬油などいろいろ試したがその前に病院に早くかかるべきだった。(千葉県/40代)
●まだこれくらいなら大丈夫かな?と皮膚科を受診しないでいて症状が悪化してしまったことが、子供に申し訳なかった。(新潟県/40代)
●夏場紙パンツの中がむれてただれたりしたとき、市販の薬をいろいろ塗ったがよくならず。皮膚科のステロイドで多少よくなったが、待ち時間も長くすぐに薬も効かなくなった。病院を変えたらよくなった。待ち時間も短縮。
周りの情報を集めて自宅近くで合う病院を探せたこと、市販の薬でねばっても解決にならなかったことがよかったことと悪かったこと。(愛知県/40代)

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