第3回NRC全国キャラクター調査 【Part3:日本と海外の有名キャラクター編】 

2016年11月30日
日本リサーチセンターは、自主調査として、「第3回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。

日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているでしょうか。
「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計96種類のキャラクターを聴取しました。

※ここに、「第3回NRC全国キャラクター調査【Part3:日本と海外の有名キャラクター編】」のレポートを発表いたします。

【調査結果の要約】

●認知度は「ハローキティ」 「くまのプーさん」がトップ2。好感度は「ミッキー&フレンズ」「くまのプーさん」トップ2で、「ハローキティ」が3位。
・認知度は「ハローキティ」「くまのプーさん」が9割で1位、2位。3位は「ムーミン」88%。
・好感度は、1位が「ミッキー&フレンズ」32%、2位が「くまのプーさん」28%。認知度1位の「ハローキティ」は23%で3位。「ミッキー&フレンズ」は全96キャラクターの中でも「くまモン」「ふなっしー」に次いで好感度3位と高い。
・2014年からの時系列でみると、認知度は上位キャラクターにあまり変化はない。昨年新シリーズが公開された「スター・ウォーズ」の認知度が大きく上昇。

●エリア別でみると、 認知度は3エリアで「ハローキティ」が1位。2エリアで「くまのプーさん」が1位。好感度は全エリアで「ミッキー&フレンズ」が1位。
・認知度は「ハローキティ」が北海道・東北、関東、近畿で1位。中部・北陸、中国・四国・九州では「くまのプーさん」が1位。
・「ミッキー&フレンズ」はディズニーランドがある関東で、「スパイダーマン」「ハリー・ポッター」はUSJがある近畿で上位5位にランクイン。
・「ミッキー&フレンズ」は全エリアで好感度1位と強い。

●性・年代別でみると、男性は年代によって好きなキャラクターに違いがあるが、女性では「ミッキー&フレンズ」「くまのプーさん」「ハローキティ」が年代を問わず好まれている。また、男性よりも女性の方がキャラクター好感度が高い(男性では1位キャラの好感度は19〜28%だが、女性は32〜53%)。
・男女とも認知度では、「ハローキティ」「くまのプーさん」が全年代で上位5位にランクイン。
・男性の好感度では、「ミッキー&フレンズ」が60代以下で、「トムとジェリー」が30代を除く年代で上位5位にランクインするが、全体的に年代(世代)によって好きなキャラクターに違いがみられる。
・女性の好感度では、「ミッキー&フレンズ」「くまのプーさん」「ハローキティ」は年代を問わず人気のキャラクター。


【調査概要】
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員による個別訪問留置調査
・調査対象:全国の15〜79歳男女個人
・有効回収数:1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
・調査期間:2016年10月調査 2016/10/5〜2016/10/17

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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