グリーゼは、資料請求フォームに関する課題調査を実施しました。

【調査目的】

マーケティングオートメーションのセミナーに行くと、必ずと言っていいほど「リードを獲得するためには、入力フォームの最適化(EFO)が急務である」という話が出てきます。
しかし、その重要性を認識している企業は、まだまだ少ないのではないでしょうか?
そこで、グリーゼは、ビジネスパーソンがフォームから問い合わせや資料請求をする際に、何を感じ、どのように行動しているのかを把握する目的でアンケート調査を実施しました。

【調査結果】

テーマ:「資料請求フォームに関する課題」

■実に三分の二以上のビジネスパーソンが、フォームからの離脱経験あり

「あなたのお仕事に関連する問い合わせや資料請求、セミナー・講演会・勉強会への申し込みをしているときに、お名前などの項目を入力するのを、途中でやめてしまったことがありますか?」という問いに対し、「ある」と回答した人は、
・「パソコンからのフォーム入力」で、68.2%
・「スマートフォンからのフォーム入力」で、67.2%
といずれも三分の二を超えており、フォームの最適化により、問い合わせ率・申し込み率等が劇的に向上する可能性があることがわかります。

■「できれば入力したくない項目」1位は「会社の名前」

「Webサイト上の申し込み・問い合わせフォームから、あなたのお仕事に関連する問い合わせや資料請求、セミナー・講演会・勉強会への申し込みをする際に、『できれば入力したくない』と感じる項目はどれですか?」という問いに対し、最も多かった回答は、「会社の名前」で、56.9%でした。
次いで、2位が「会社の住所」、3位が「会社の電話番号」となっており、問い合わせや資料請求等をしたことによって、会社にコンタクトをとられたくないと考えているビジネスパーソンが多いことがわかります。

■「確認ボタンの取り違え経験あり」62.2%

「WEBサイト上の申し込み・問い合わせフォームにお名前などの項目をすべて入力した後、次のページで表示される「入力した内容を確認する画面」にボタンが2つ並んでいた場合、自分が選びたかったボタンと逆のボタンをクリックしたことがありますか?」という問いに対し、「ある」と回答した人は、実に62.2%にのぼりました。
フォームだけではなく、確認ボタンの最適化も、重要であることがわかります。
上記問いで「ある」と回答した人に、逆のボタンをクリックした理由を尋ねたところ、「自分が思っていた位置と、逆だったから(例:「登録」は右だと思っていたら、左だった)」という回答が圧倒的に多く、64.0%でした。

■「送信完了後に表示されたバナーやリンクをクリックしたことがある」過半数超え

「申し込み・問い合わせ等を送信完了した後に表示されるバナーやリンクをクリックしたことがありますか?」という問いに対して「ある」と回答した人が過半数を超えており、完了画面が、サイト回遊のために重要な役割を果たしていることがわかります。

【まとめ】

入力フォームの具体的な最適化の方法として調査結果から浮かび上がって来たのは、以下の3点です。
■1:入力フォーム
入力させる項目数をできるだけ減らす。
特に、所属している会社の名前・住所・電話番号は、絶対に必要な場合以外は入力させない方がよい。
■2:確認画面
確認ボタンの位置を、一般的なサイト(向かって右が「進む」、向かって左が「戻る」)と合わせる。
■3:送信完了画面
フォームの内容と連動したバナーやリンクを置いて、サイト回遊を促進する。


【調査概要】
調査目的:資料請求フォームに関する課題の把握
調査対象:パソコンまたはスマートフォンから、仕事に関連する資料を請求したことがあると回答した方(有効回答数:357)
調査期間:スクリーニング:2017/02/15 ~ 2017/02/17 本調査:2017/02/17 ~ 2017/02/17
調査方法:インターネットリサーチ

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