初任給に関するアンケート調査(20代から40代の男女対象) 

2017年05月16日
クラウドポートは、20代から40代の男女対象に初任給に関するアンケート調査結果を公開しました。この結果、初任給の使い道1位は「貯金」となり、その貯金を将来的に“運用したい”人は57%に上るという結果となりました。

【調査結果】

新社会人時の初任給の使い道1位「貯金」、2位「両親へのプレゼント

新社会人時の初任給の使い道は、1位が「貯金」(45.6%)、次いで「両親へのプレゼント」(40.3%)、「自分へのプレゼント」(26.4%)という結果となり、多くの方が初任給を貯蓄に回していたことが見て取れます。

初任給の「貯金」を将来的に運用したい人は57%

初任給の使い道を「貯金」と回答した方に対して「その貯金を将来的に運用したいと思いますか?」という質問をしたところ、「思う」と回答した方が57.3%に上り、半数以上の方が、そのまま預けておくだけでなく運用したいと考えていることが分かりました。

運用したいと思う人の理由は「将来や老後のため」、運用したいと思わない人の理由は「運用するほどの資金はないから」「リスクを追うのは嫌」「面倒だから」といった声が多くあがりました。

半数以上が「資産運用したい」と考えているものの、実際には「何もやっていない」人が5割

初任給の使い道として多くの方が挙げた「貯金」を「将来的には運用したい」と考えている方が多いことが見て取れましたが、続く資産運用に関するアンケートでは、半数以上が「資産運用をしたい」と考えていることがわかりました。一方で「現在、お金を増やすためにどのようなことを行っていますか?」という質問に対して一番多かった回答が「何もやっていない」(50.0%)となり、「投資(投資信託、FX、株)」を行っていると答えた人の割合は合わせて30%程度という結果となりました。
資産運用に興味のある方は多いものの、実際の行動まで結びついている方は少数派だということが見て取れます。

資産運用に対するイメージ1位は「難しそう」

資産運用に対するイメージを質問したところ、最も多くの回答を集めた回答が「難しそう」(47.5%)、次いで「怖そう」(30.0%)という結果となりました。
一方で、「興味がある」(28.9%)、「可能であればチャレンジしてみたい」(20.6%)、といった回答も3割程度挙がっていることから、投資に関して興味はあるものの、何となく難しそうだったり怖そうだったりというイメージを持つ方が多いのではということが予想されます。
また、多くの人は大きなリターンよりも、リスクの少ない商品を望んでいることがわかります。

将来のお金の不安がある方は約9割、42%が「“60代”になった時のお金の不安」が大きいと回答

資産運用に興味のある方が多い背景の一つとして、将来的なお金の不安があることが予想されますが、「お金の面に関して、将来に不安がありますか?」という質問に対しては実に89.7%の方が「ある」と回答しました。さらに「将来的に自分がお金の不安が最も大きくなる年代」に関しては「60代」(42.1%)と回答した方が最も多い結果となりました。

「70代」と回答した方は13.0%と、「60代」の同割合と比べて3分の1以下になっており、年代と「お金の不安」は必ずしも比例してはいないことから、現在退職年齢と言われる60代が、収入面で不安になる最初の分かりやすいタイミングとなっていることが予想されます。

金融商品は「リターンが小さくても保全性が高い」ものが人気

将来的なお金の不安、特に自分が60代となった頃の不安が大きくあることが見て取れました。資産運用の経験・未経験関わらず、選びたい金融商品を質問したところ「リターンが小さくても保全性が高いもの」(64.4%)と回答した方がダントツで多い結果となりました。

また「1万円くらいの小額から投資できるもの」(33.1%)や「手間がかからずほったらかしで運用できるもの」(30.3%)といった回答も全体の3割が回答していることから、保全性のほかに“手軽さ”や“簡単さ”という側面も、
選びたい金融商品に強く出ていることが見て取
れます。


【調査概要】
調査期間:2017 年 5 月 1 日(月)~ 2017 年 5 月 2 日(火)
調査対象:20代から40代の男女 360名
調査手法:インターネット調査

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