デジタルマーケティングカンパニーのADDIXが運営する、マーケティング情報メディア「BWRITE(ブライト)」は2016年12月、20~40代の女性300人に対して「ECについての意識調査」を実施。
6月7日(水)に「キッチンアイテム編」レポート記事を公開。

<調査TOPIC>
​​
・キッチンアイテムのEC購入率は4割。
・購入頻度は、どの年代でも「年に1回以下」が最多。
・購入先は、1位「楽天市場」、2位「Amazon」。
・購入サイトの気に入っている点は、「安さ」「使い慣れている」。

<調査結果の概要>

■「キッチンアイテム」EC購入率は約4割。化粧品、ファッションよりも低い割合。
「キッチンアイテム」のEC購入経験者は約4割でした。化粧品の約6割(※1)、ファッションの約7割(※2)に比べて低い割合です。また年代別では、もっとも購入率が高いのは30代、単身者の割合が高い20代でもっとも低くなっています。

■購入頻度「年に1回以下」が最多。ライフスタイルや意識によって購買行動に差が。
購入頻度は、どの年代でも「年に1回以下」がもっとも多く、多くの女性にとってはあまり頻繁にECで買わないアイテムと言えそうです。ただし30代では、月に1回以上購入する人が約10人に1人おり、ライフスタイルや意識によって購買行動の差が大きいようです。

■購入先1位「楽天」、2位「Amazon」。楽天購入者の7割、ファッションも楽天で。
購入先サイトでは、1位が「楽天市場」、2位が「Amazon」でした。さらに調べると、「楽天市場」での購入者の7割は「ファッション」も「楽天」で購入していました。ポイント重視の楽天ユーザーでは、欲しいものがあると、まず楽天で商品を探すようです。

■購入先は「安い」「使い慣れている」サイト。ニトリ購入者は「デザイン性」も評価。
購入サイトの気に入っている点では、「安さ」「使い慣れている」という回答が目立ちました。楽天購入者は、「ポイント」を、Amazonでは「配送面」を評価する声が目立ちます。ニトリのECサイト購入者では価格とデザイン性の両方を評価する声も上がりました。女性の欲張りなこだわりを同時に叶えていることが人気の秘密のようです。

(※1)「ECについての意識調査【化粧品編】(1)」
(※2)「ECについての意識調査【ファッションアイテム編】(1)」による。

【まとめ】

◇購買行動は2極化。選ばれるのは「お得で」「気に入った商品が見つかる」サイト
キッチンアイテムは、どの程度キッチンを使うかによって必要度が異なるため、全く買わない層と、購入する層とに大きく分かれます。EC購入に限定した今回の結果からも、購買行動の2極化が伺えます。また、購入先選びでは「安さ」や「ポイント」などのコスパ面だけではなく、「使い慣れていること」を重視する人が多いようです。

「ニトリ」のECサイトで購入したユーザーからは、価格とデザイン性の両方を評価する声が見られました。ポイント重視の傾向が強い「楽天」ユーザーからも、多くの店舗から商品が選べることを評価する声があがっています。

毎日使うキッチンアイテムだからこそ、ポイント付与や安さなどの「お得さ」を大前提にしつつ、なるべく満足のいく商品を選びたいもの。そんな、女性の欲張りな気持ちが伺える調査結果です。

→ 購入サイト別の「気に入っている点のコメント」の内容は?
→「楽天」で「キッチン」も「化粧品」も「ファッション」も買う女性の割合は?

本調査のさらなる詳細は、マーケティング情報メディア「BWRITE(ブライト)」にて公開しています。
結果グラフをまとめた「ECについての意識調査【キッチンアイテム編】」レポートもご用意しております。ご希望の方は、BWRITEお問い合わせページ(https://bwrite.biz/contact)よりお問い合わせください。


<調査概要>
「ECについての意識調査【キッチンアイテム編】」(調査実施:BWRITE)
実施期間:2016年12月22日(木)~12月26日(月)
調査対象・人数:Fastaskモニター会員である20~40代の女性300名(有効回答から300名を抽出)
(年代別内訳:20代、30代、40代 各100名ずつ)
調査方法:WEBアンケート方式
調査企画・設計/調査主体:BWRITE(運営:株式会社ADDIX)
テキスト分析:ADDIX アナリティクスユニット
調査実施機関:ジャストシステム「Fastask」

※この調査での「EC」はBtoCのみを指し、フリマアプリなどのCtoC(個人間取引)は除きます。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[BWRITE]
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