女性の生き方に関する意識調査(10代~50代女性対象) 

2017年06月12日
P&Gプレステージ合同会社 SK-IIは、この春10代~50代の女性1400人に対し、「女性の生き方に関する意識調査」を実施いたしました。

【調査結果サマリー】

■一番不安を感じるのは「30歳」。6割を超える20代女性が「日々に充実を感じている」けれど「不安」。
今回の調査では、各年代の節目の中で、最も多くの女性が「30歳の節目を迎えること」に不安を抱えている・いたことが明らかになりました(41.6%)。20代女性に目を向けると、日々に充実感を感じている人が6割超おり、生き生きと自分の人生を謳歌している一方で、7割以上の人が30歳に向け漠然とした不安を抱えていることも分かりました。特に、20代女性の最も多くの人が30歳までに結婚の目処を立てたいと考えていることも明らかになりました。

■30歳を前に「仕事はがんばりたい。」「結婚したい。しないといけないんじゃないか」でも「両立は難しそう」。また「友人・同僚からの言葉」や「SNS」にプレッシャーを感じる。
SK-IIが実施したインタビューでは、「自分らしく生きていると思う」という声がある一方で、「30歳までに結婚した方がいい気がする」「30歳までに、仕事でも見通しが欲しい」「SNSで、充実している人を見ると、ちょっと焦る」といった声が。また「将来、結婚や子供、仕事などの全部の両立は多分難しいと思う。」という声も。仕事や結婚など、様々なものに見通しをつけたいと考え、また周りの声やSNSなどの情報に、不安やプレッシャーを感じる姿が見てとれます。

■現代の女性にとって、年齢の持つ意味は?
生き生きと人生を謳歌している20代が、現代においても、「30歳」という年齢に、そして「結婚」にプレッシャーを感じているというのは、注目すべきことといえるでしょう。周囲の言葉だけではなく、常に「このままでいいのか」と自らに問いかけ、さらなるプレッシャーを感じているようです。女性にとって「年齢」「30歳」とは、どういう意味をもつのか。SK-IIはこのことに対して、様々なジャンルで活躍する女性たちとともに、そして世の中のすべての女性の皆さんとともに考えていきたいと思います。

①   すべての年代の女性を通じて「30歳」が迎える節目として、最も不安/不安だった
どの年代の節目(「20歳」「30歳」「40歳」「50歳」)が最も「不安・心配」に感じる・感じたかという問いに対して、全年代を通じ「30歳」と回答した人が最も多く41.6%。他の節目の年齢に比べて約1.5倍~3倍多い結果となりました。

②   20代女性の6割超 「日々に充実を感じる」 一方「なんとなく不安」も7割超
「30歳」を目前に控える20代に目を向けると、60.5%が「充実した日々を送っている」と回答。その一方で、「現状になんとなく不安を抱えている」と答えた人が71.3%。

③   20代女性の最も多くが「30歳までに結婚したい」と考えていることが明らかに
何歳までに結婚の目処をつけたいかという問いに対して、20代女性の最も多くの人が「30歳」と回答(34.5%)。また、結婚とキャリアに関しては、「両立したいけれどできないと思う」が7割を超えていることが明らかになりました。

④   20代女性が抱えるプレッシャーや不安の原因 直接的な言葉に加え「SNSの投稿による情報」と回答した人が58.3%
30歳への不安の原因を「SNSの投稿による情報」と回答したのは20代女性全体で58.3%。これは「友人・同僚からの言葉」(62.3%)、「メディアからの情報」(60.7%)に次ぐ数値で、「両親からの期待」(52.5%)を上回っています。

⑤   30歳という年齢を通過した女性においては、8割近くが「30歳という年齢に囚われる必要はなかった」と回答。

【調査結果】

①現代女性の最も多く(41.6%)の人が「30歳」になる節目を不安に感じている/感じていた
10代~50代の女性1400人に、年齢の節目(「20歳」「30歳」「40歳」「50歳」)の中で、どのタイミングに最も「不安・心配」といった気持ちを感じるかという質問をしたところ、「30歳」と回答した人が最も多く41.6%。他の節目の年齢に比べて約1.5倍~3倍多い結果となりました。また、20代に限ってみると、その63.5%が「30歳を迎えることが不安」と回答しています。 

②20代女性 「人生を謳歌」しつつも、「なんとなく不安」。相反する感情の中での葛藤
20代女性の中で、日々に充実を感じている人の割合は60.5%。一方で、現状に漠然と不安を抱えている人の割合は71.3%という結果に。どちらも全年代の中でも最も高く、そののち年を重ねるごとに数値が下がっていきます。20代女性は、相反する気持ちの中で葛藤し、自分自身に「このままでいいのだろうか?」と問いかける“セルフプレッシャー”をかけている状態であることが見て取れます。

③20代女性の最も多くが「30歳」を目処に結婚したいと考えていることが明らかに
何歳までに結婚について目処をたてたいと思っているかという問いに対して、20代女性の最も多くが「30歳」までと回答(34.5%)。結婚において30歳を一つの区切りと捉えている女性が多いことが明らかになりました。また、結婚とキャリアに関しては、7割の女性が「両立したいけれどできないと思う」と回答しました。30歳を目前に、結婚と将来のキャリアとの間で葛藤する姿が浮かびます。

④30代を迎えることへのプレッシャーや不安の原因 「SNSでの情報」と回答した人 58.3%
不安の原因を「SNSの投稿による情報」と回答したのは20代女性で58.3%。これは「友人・同僚からの言葉」(62.3%)、「メディアからの情報」(60.7%)に次ぐ数値で、「両親からの期待」(52.5%)を上回っています。直接的な他者からの言葉に加え、メディアからの情報、SNSの投稿を日常的に目にすることが増えて、そこからプレッシャーを感じていると考えられます。ちなみに、不安・プレッシャーの原因として「SNSの投稿による情報」を挙げた割合を各年代で比較すると、20代の58.3%がトップの数値です。

⑤30歳という年齢を通過した女性の、8割近くが「30歳という年齢に囚われる必要はなかった」と回答
30歳以上の女性に、「これから30歳を迎える方に伝えたいメッセージとして当てはまるものを選んでください」という質問をしたところ、「30歳という年齢に囚われる必要はなかった」と回答した人が75.1%に上りました。
30歳を迎える前と後で年齢に対する意識が変わり、20代のときに抱いていた不安・プレッシャーに対し、「意外と大丈夫だった!」と感じている人が多いといえるでしょう。


【調査概要】
調査名:女性の生き方に関する意識調査
調査主体:SK-II
調査方法:インターネット調査
調査対象:首都圏の10代~50代の女性 1400人
調査期間:2017年5月

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
 マイページ TOP