引越しをした人の「生活の満足度 」に関する調査 

2017年06月22日
エイチーム引越し侍は、同社が運営する引越し比較サイト『引越し侍』の利用者へ実施したアンケート結果を元に、引越しをした人の「生活の満足度 」に関する調査レポートを公開いたしました。

新年度が始まり約2ヶ月半が経過しました。進学・就職・転職・異動等により、環境の変化があった方も少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。引越し侍では、この春に引越し一括見積もりサイトを利用して引越しをした2,297名を対象に、『現在の生活の満足度(以下、「生活の満足度」という)』に関する調査を実施しました。

【調査サマリー】

・引越しをした人は、10人中9人が生活に満足している
・引越しをした人の「生活の満足度」が高いのは、ライフステージの好転が影響している
・年収・預貯金額は、引越しをした人の「生活の満足度」に必ずしも影響していない
・引越しをした人は、新居への好意的な感情により「生活の満足度」が高くなる

【調査結果】

・引越しをした人は、10人中9人が生活に満足している
引越しをした人を対象に、生活の満足度についてアンケート調査を行ったところ、現在の生活に対して「満足」と回答した方は合計で90%となりました。

これは、内閣府が発表した「国民生活に関する世論調査(平成28年7月)」と比べて約1.3倍も「満足している」割合が高い結果です。

・引越しをした人の「生活の満足度」が高いのは、ライフステージの好転が影響している
年代別に「生活の満足度」を見ると、10代から30代までは満足度が高くなっていき、30代で全年代の最高値である45.2%に達すると、それ以降は徐々に低下する結果となりました。

「生活の満足度」が高い30代の引越し理由を見ると、1位「転勤・転職・退職」、2位「家を購入・建て替え・リフォーム」、3位「結婚・同棲」という結果になりました。

30代は結婚・出産・子育て・住宅購入等のライフイベントを迎える人が多く、ポジティブな理由による引越しが多いため、「生活の満足度」が高いと考えられます。

・年収・預貯金額は、引越しをした人の「生活の満足度」に必ずしも影響していない
まず、年収別の「生活の満足度」を見てみます。年収の増加と「生活の満足度」の向上は必ずしも比例するわけではなく、全年収の中で「非常に満足している」割合が最も高いのは、「年収500万円以下」となりました。

次に「生活の満足度」別の預貯金額を見てみます。「非常に満足している」と答えた方の預貯金額が最も多い結果ではあったものの、「満足していない」と答えた方の預貯金額は「非常に満足している」に次いで2番目に多く、「預貯金額」の多さと「生活の満足度」の高さは必ずしも連動しない、という結果になりました。

・引越しをした人は、新居への好意的な感情により「生活の満足度」が高くなる
引越し前後の家賃を比較すると、「非常に満足している」「やや満足している」と答えた方の2人に1人が引越し後に家賃が上がっていることが分かりました。

より高い家賃を支払うことで、立地・建物の設備・築年数等、より好条件の住居に住むことができるため、生活の基盤となる住居の条件が良くなることは「生活の満足度」を向上させる一つの要素であると言えそうです。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査方法:当サイトをご利用の上、実際に引越しをされた方を対象にインターネットアンケートを実施
調査期間:2017年3月
サンプル数:2,297件

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エイチーム]
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