管理職になることへの意向調査(現在管理職でない方対象) 

2017年06月22日
キャリアインデックスは、 「CAREER INDEX転職・仕事実態調査vol.14」を発表しました。
本調査では普段表面化されることのない転職や仕事に対する本音を明らかにし、広く働き方を考えていくための一助とすることを目的としています。今回は管理職になることへの意向を回答者515名中、現在管理職でない450名への調査結果としてまとめました。

【調査結果概要】

【1】女性の約9割は管理職になりたくない
【2】年齢別では20代・30代の管理職希望者が多い

【調査結果の詳細】

性別・年齢別のアンケート結果は以下のようになりました。

【1】女性の約9割は管理職になりたくない

「管理職になりたい」と回答した女性は12.7%でした。87.3%の女性は「管理職になりたくない」と回答。管理職を希望しない女性が大多数を占めるという結果となりました。

男性では、「管理職になりたい」と回答した人は40.3%、「なりたくない」と回答した人は59.7%となり管理職を希望しない人の方が多いという結果が明らかになりました。

【2】年齢別では20代・30代の管理職希望者が多い

年齢別で割合を見ると、20代・30代は管理職希望の人の割合が比較的多く、40代・50代では割合が少なくなるという傾向が見て取れました。この傾向は特に男性で顕著に見られ、30代では管理職希望者の割合が51.3%であるのに対し、40代では36.9%となり、15%近い差が見られました。

 政府は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%に引き上げる目標を掲げていますが、今回の調査から女性で管理職を希望している人はまだまだ多くないことが明らかになりました。管理職の女性登用が急務となっていますが、女性が管理職になりたいと思える環境を作り上げていくことが必要であると、この結果からもうかがえるのではないでしょうか。


【調査概要】
調査名:有職者に向けた仕事に関する調査
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年5月26日〜5月29日
調査対象:過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者515名(マクロミルで実施)

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