「妊娠中のセックス」についての調査(出産経験のある方対象) 

2017年06月22日
ベビカムは、妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」において、出産経験のある方を対象に、「妊娠中のセックス」についてのアンケートを実施しました。

【調査結果の概要】

■9割以上の人が頻度低下
第1子妊娠前(ベビ待ち期間中)のセックスの頻度をうかがったところ、「月2~3回」が最も多く34%、次いで「週1回以上」が26.7%、「週2回以上」が23.5%でした。

「妊娠してから(妊娠中)、セックスの頻度は少なくなりましたか?」という質問に対しては、「はい」と回答した人が93.7%と圧倒的に多く、ほとんどの人が妊娠中はセックスを普段よりも控えていることがわかりました。

「妊娠中のセックスの頻度」をうかがったところ、「まったくない」が45.3%、次いで「数回」が31.1%と、妊娠前と比べて著しく頻度が低下していることがわかりました。

■妊娠中のセックスはおなかの子どもへの影響が心配
「妊娠中のセックスで、不安や不満に感じることがありましたか?」という質問に対しては、「はい」と回答した人が65.1%となり、6割以上の人が妊娠中のセックスに不安や不満を感じていました。

「セックスの頻度が少なくなった一番のきっかけ」として、約半数の人が「おなかの子どもへの影響を考慮して」をあげました。「つわりや体調がすぐれなかったことをきっかけに」減った人も約2割いました。

妊娠中のセックスで不安や不満に思うことを具体的に聞いてみると、「おなかが張りやすいので、赤ちゃんに影響がありそうな気がした」(37歳 茨城県 みおりさん)など、多くの人が赤ちゃんへの影響を不安に思っていました。
その他、「痛みが出た」(35歳 神奈川県 みーさん)や「出血があった」(31歳 東京都 ラカンさん)のように、実際に体に問題があって不安になった人もいました。
不満としては、「気が向かないが相手の欲求を満たすため」(34歳 愛知県 ぱぱさん)や、逆に「私はしたいと思ったのに、旦那が不安でできなかった」(37歳 神奈川県 さにゃさん)のように、パートナーとの意見の相違による不満が多く挙げられていました。

■パートナーは我慢、自分は消極的に変化
「妊娠中、パートナーのセックスに対する態度に変化はありましたか?」という質問に対して、「はい」と回答した人が57.1%となり、過半数の人に態度の変化があったという結果になりました。

「パートナーのセックスに対する態度の変化」を具体的にお聞きしたところ、「性欲はあるが我慢するようになった」が48.5%、次いで「一切求めなくなった」が18.1%、「消極的になった」が14.2%という結果になりました。

「妊娠中、あなたのセックスに対する態度に変化はありましたか?」という質問に対しては、「はい」と回答した人は63.7%でした。

「パートナーのセックスに対する態度の変化」を具体的にお聞きしたところ、最も多かったのは「消極的になった」の34.6%でした。次いで「一切求めなくなった」が28.1%、「性欲はあるが我慢するようになった」が22.5%でした。「したい気分にならなくなった」(25歳 愛知県 ひさママさん)のように、妊娠をきっかけに性欲が減退する人も多いようです。

「妊娠中のセックスに対する満足度」についてお聞きしたところ、「どちらでもない」という回答が約半数と最も多くなりました。
その理由として、「おなかの子どもへの影響が心配で満足するまでできない」という声が多く寄せられました。
「スキンシップはあるので、精神的には満たされてるから」(29歳 兵庫県 あやさん)のように、セックス以外の方法でパートナーとコミュニケーションをとることで充足感を得ている人もいました。


【調査結果】
調査名:「妊活中・妊娠中・産後のセックス」について
調査方法:妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査(インターネットのフォームより回答)
応募期間:2017年1月13日(金)~2017年1月20日(金)
調査対象:776名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベビカム]
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