外貨預金の利用に関するアンケート調査(第9回) 

2017年06月24日
マイボイスコムは、9回目となる『外貨預金』に関するインターネット調査を2017年5月1日~5日に実施し、10,947件の回答を集めました。

【調査結果TOPICS】

■外貨預金の利用経験者は2割、現在利用者は1割
■外貨預金の利用意向は1割強で、過去調査より減少傾向。「わからない」が2011年以降増加。現在利用者の利用意向は7割弱、未経験者では約4%

【調査結果】

◆外貨預金の利用経験
外貨預金の利用経験者は2割、「現在している」が10.1%、「以前していたが、現在はしていない」が10.3%となっています。利用者・利用経験者は、男性や高年代層で高い傾向です。現在利用者は、男性30代以上と女性50代以上で1割強みられ、また世帯収入が高いほど比率が高くなっています。

◆外貨預金をしている金融機関、金額
外貨預金をしている金融機関は、「住信SBIネット銀行」「三菱東京UFJ銀行」「新生銀行」「証券会社」「ソニー銀行」などが利用経験者の各1割です。

現在利用者の外貨預金充当額は、日本円換算で「10万円~50万円未満」「50万円~100万円未満」「100万円~200万円未満」が各2割となっています。50万円未満は合計3割強です。

◆外貨預金の利用方法
外貨預金の利用方法は、「金利がよいので、中長期間で保有し、金利差益を求める」が利用経験者の36.6%、「為替レートの変動を利用し、中長期間で保有し、為替差益を求める」が27.7%です。現在利用者では、「資産のポートフォリオの一環として、リスク分散のため、組み入れている」「日本円自体に不安を感じているのでリスク分散のため、運用している」が各2割弱で続きます。

◆外貨預金を利用するきっかけとなった情報源
外貨預金を利用するきっかけとなった情報源は、「金融機関のWebサイト」が利用経験者の35.3%で、男性の比率が高くなっています。女性50代以上や『地方銀行』『証券会社』で外貨預金をしている層では、「金融機関担当者のアドバイス」が1位です。『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』『楽天銀行』で外貨預金をしている層では、「金融機関のWebサイト」が各50%台で他の層より高くなっています。

◆外貨預金の利用意向
今後外貨預金を「したい(続けたい)と思う」は12.1%、「特にしたいとは思わない(続けたくない)」が52.3%です。利用意向は過去調査と比べて減少傾向、「わからない」(35.6%)は2011年以降増加傾向です。利用意向の比率をみると、現在利用者では7割弱ですが、利用中止者では2割弱、未経験者では約4%です。また、『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』で外貨預金をしている層では各6割弱と他の層より高くなっています。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2017年05月01日~05月05日
回答者数:10,947名
調査機関:マイボイスコム株式会社

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