第1回社会人の学びの実態調査(20歳〜60歳代男女対象) 

2017年07月04日
ストリートアカデミーは、「第1回社会人の学びの実態調査結果」を発表。

第一回目として、20歳〜60歳代の男女にアンケート調査を実施し、本(テキストやDVDなど)、セミナー、スクールから習い事まで、個人が自己負担で支払った学習や教育を目的とするすべてのものや体験(以下「学び」と表記)についての動機や満足度について調査を実施。

【調査結果サマリー】

・対価を払って体験する「学び」に社会人全体の96%が満足し、費用総額との相関は見られない
・様々な学習方法がある中、満足した学びの中で最も多かったのは、対面でかつ複数人で一緒に学ぶスタイルである。
・社会人になって学ぶ動機は「自分磨き・自分探し・探究心」、「仕事・転職・キャリア」の自己実現や向上心が上位を占めており、この傾向は20歳代〜50歳代まで同様で半数を越える。

現代の社会人の学びは非常に満足度が高い体験であり、スキルや知識を得るだけでなく、一緒に学ぶ仲間との交流や刺激により多くの気づきを求めて、リアルな場で、グループ参加で学ぶ形式が多い傾向が見られる。
また、働き方の多様化、アクティブシニア層の増加が学びの対象年齢を拡大していると考えられる。

【調査結果】

①社会人の過去1年間での学びの種類の実態

過去1年間に体験した学びの種類を伺ったところ、1位は「本・テキスト教材」(19%)、次いで「セミナー・イベント」(17%)、3位に「ワークショップ」(8%)と続く結果となりました。

またその種類を形式によって「独学」、「遠隔」、「対面」に分別してみると、対面形式が6割となり、一番身近なまなびとしては、比較的手に入れやすい本やテキストになるが、eラーニングやスカイプ、動画などの本・テキスト以外の独学系ツールや遠隔の学びは、2〜4%と自己負担の「学び」体験の選択肢としては、未だ浸透しているとは言いがたく、対面での学びが多く行なわれている実態がわかりました。

②過去1年間で満足した学びは?

調査結果①の過去1年間に実施した学びのなかで、満足したかどうか伺った所、96%の回答者が満足した、と答えました。さらに満足した具体的な学びについて、どのように学んだかその方法を伺ったところ、最も多いのがグループ(68%)となり、同じ対面形式であるマンツーマン(16%)よりも、多いことがわかりました。これは学びが、単にスキルや知識の習得というだけでなく、同じ場に集う仲間からの刺激や共感が重視されていると考えられます。

③学びに対する満足度と費用の相関関係

調査結果②で満足したと答えた学び(全体の96%)にかかった1年間の費用総額を伺った所、ほぼすべての価格帯に分布していました。学びの満足度は、支払った金額に影響されないといえます。

④学びたいと思う動機は何か?

学びたいという動機は「自分磨き・自分探し・探究心」で30%。次いで「仕事・転職・キャリア」25%でした。3位の「趣味」は18%でした。余暇やリラクゼーションを目的とする動機より、自分磨きやキャリアにつながるといったような向上心が動機のドライブとなっていることがわかりました。

年代別でみても、「自分磨き・自分探し」が20歳代〜50歳代まですべてで半数を超えて第1位となり、自己実現や内面的な成長に対する学びが幅広い世代で、求められていることがわかりました。


【調査概要】
調査名:個人が学習や教育を目的として対価を支払って購入した、すべてのものや体験について実態調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間: 2016年12月14日(水)~28日(水)
調査対象: 日本にお住いの、20歳〜60歳代の弊社登録ユーザーから公募(ストアカ未受講者を70%以上含んでおります)1,389名(男性:女性=6:4)が回答。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ストリートアカデミー]
 マイページ TOP