小学生の夏休みに関する意識調査(小学1年生~6年生の子どもを持つ親対象) 

2017年07月12日
バンダイは、夏休みの予定をある程度考えている小学1年生~6年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)840人を対象に、「小学生の夏休みに関する意識調査」を実施しました。調査結果を以下の通り発表します。(実査期間2017年6月16日(金)~6月19日(月))

【調査結果TOPIC】

TOPIC①: 子どもが今年の夏休みに最も楽しみにしていること 1 位は「国内旅行」
男子は「キャンプ・バーベキュー」、「海」などアウトドア派が多数
女子は「テーマパーク・遊園地」、「プール」といった施設内での遊びを好む傾向に

TOPIC②: 夏休みについて気にかかることは、親子共に「夏休みの宿題」がトップ
 親からは「毎日の食事の用意が大変」との声も多数

TOPIC③: 今年の夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均予算は、一世帯あたり 75,583 円

【調査結果】

TOPIC①:
子どもが今年の夏休みに最も楽しみにしていること 1 位は「国内旅行」
男子は「キャンプ・バーベキュー」、「海」などアウトドア派が多数
女子は「テーマパーク・遊園地」、「プール」といった施設内での遊びを好む傾向に 

【今年の夏休みに最も楽しみにしていることランキング】(単一回答 n=840)

男女総合TOP5
1位 日本国内を旅行する(観光地など) 24.0%
2位 祖父母や親戚の家に行く(帰省する) 19.4%
3位 テーマパーク・遊園地に行く 8.0%
4位 キャンプ・バーベキューをする 6.3%
5位 学校や習い事の宿泊行事に行く 5.6%

男子TOP5 (n=420)
1位 日本国内を旅行する(観光地など) 21.4%
2位 祖父母や親戚の家に行く(帰省する) 21.2%
3位 キャンプ・バーベキューをする 7.4%
4位 海に行く 6.9%
5位 学校や習い事の宿泊行事に行く 6.4%

女子TOP5  (n=420)
1位 日本国内を旅行する(観光地など) 26.7%
2位 祖父母や親戚の家に行く(帰省する) 17.6%
3位 テーマパーク・遊園地に行く 11.2%
4位 キャンプ・バーベキューをする 5.2%
5位 プールに行く(スイミングスクール以外) 5.0%

小学生とその親の夏休みの実態について探るため、今年の夏休みに最も楽しみにしていることを聞いたところ、1位は「日本国内を旅行する(観光地など)(以下、国内旅行)」(24.0%)であることがわかりました。2位は「祖父母や親戚の家に行く(帰省する)」(19.4%)、3 位は「テーマパーク・遊園地に行く」(8.0%)となりました。「国内旅行」と回答した中では、「きれいな海で泳ぐ」、「コテージに泊まる」、「お城めぐり」などの声があがっており、自然や観光名所といった普段味わえない体験を期待していることが読み取れます。なお、「海外旅行をする(観光地など)」は全体の 3.6%の結果となりました。
男女別に見てみると、男子の 3 位は「キャンプ・バーベキューをする」、4 位は「海に行く」となり、自然を感じるアウトドアの遊びが支持されている一方で、女子の3位には「テーマパーク・遊園地に行く」、5位には「プールに行く(スイミングスクール以外)」がランクインしており、施設内での遊びを好む傾向にあることがわかりました。
学年別に見てみると、低学年(小学 1~2 年生)が「祖父母や親戚の家に行く」ことを最も楽しみにしている一方で、高学年(小学 5~6 年生)になると「学校や習い事の宿泊行事」が高くなっており、学年が上がるにつれて、友達同士での交流を楽しみにしている様子も読み取れます。(後述、参考を参照)
また親に、夏休みに楽しみにしていることを聞いたところ、子ども同様「国内旅行」という結果に。夏休みを利用して、家族で日常とは異なる空間で過ごしたいという思いが伝わる結果となりました。

TOPIC②:
夏休みについて気にかかることは、親子共に「夏休みの宿題」がトップ
親からは「毎日の食事の用意が大変」との声も多数

小学生とその親の夏休みについて気にかかることについて聞いたところ、親子共に「夏休みの宿題」がトップとなりました。子どもの気にかかること 2 位には「自由研究」となり、夏休み中の課題について心配している様子がうかがえました。また、4 位には「学校の友達に会えないこと」もあげられ、学校が子どもたちの交流の場として重要であることが読み取れました。
親の気にかかることについて見てみると、2 位に「毎日のお昼ご飯の用意が大変」がランクイン。子どもが学校での給食がなくなる分、親の家事が忙しくなる様子が見えてきます。
また、複数回答を求めた中、1 人あたりの平均回答数を見てみると、子どもの平均が 1.5 個であるのに対し、親は 1.9 個という結果となり、子どもよりも親の心配事が多い傾向にあることがわかりました。特に、子どもの年齢が小学 3~4 年生の親の平均回答数は 2.1 個となり、他の学年に比べて高くなっていることがわかりました。行動範囲が広がってくる年代ということも影響しているのか、心配事が増えていることが読み取れます。

【夏休みに気にかかることについての平均回答数】 (n=840) 
平均回答数 子/親
全体 1.5個/1.9個
小学1~2年生 1.3個/1.8個
小学3~4年生 1.6個/2.1個
小学5~6年生 1.6個/1.8個

TOPIC③: 今年の夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均予算は、一世帯あたり 75,583 円

今年の夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均予算額は一世帯あたり 75,583 円となりました。宿泊の有無で分けて見てみると、宿泊を伴う人の平均予算額は106,687 円、伴わない人の平均予算額は 11,600 円という結果となりました。

【夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均予算額】
平均予算額
全体(n=804) 75,583円
宿泊を伴う(n=541) 106,687円
宿泊を伴わない(n=263) 11,600円
※夏休みに楽しみにしていることがある人ベース


【調査概要】
調査目的:子どもとその親の夏休みに関する意識・実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:夏休みの予定についてある程度考えている小学 1 年生~小学 6 年生の子どもを持つ親
※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2017 年 6 月 16 日(金)~6 月 19 日(月)
サンプル数:840 人

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[バンダイ]
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