「自己肯定感」に関する調査(20歳以上の男女対象) 

2017年07月26日
立教大学経営学部の春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、全国の20歳以上の男女1000人を対象に「自己肯定感」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。

【調査結果】

Q1. 現在のあなたの、自己肯定感について、当てはまるものをお答えください。(単数回答)【n=1000】
※この調査では自己肯定感を、「自分を肯定する感覚」つまり「自分は大切な存在、価値ある存在だ」と感じる心の感覚のことをいいます。

現在の自己肯定感についてお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「どちらかといえば低いと思う」となり31.0%が回答しました。「とても高いと思う」、「高いと思う」、「どちらかといえば高いと思う」を合計した高い計は44.8%と半数に満たない結果となりました。年代で比較をすると、自己肯定感の高い計が最も多かった年代は60代以上となり、64.5%が回答しました。

Q2. あなたは、今の自分自身が好きですか。(単数回答)【n=1000】

今の自分自身が好きかとお聞きしたところ、最も多い回答は「どちらかといえば好き」となり40.4%が回答しました。自己肯定感別にみると、自己肯定感が高い層が自分のことを好きだと感じているようです。

Q3. あなたは、【外見】と【人間関係】について周りと自分を比べることがありますか。(単数回答)【n=1000】

外見と、人間関係において、周りの人と自分を比べるかそれぞれお聞きしました。その結果、全体ではどちらも「たまに比べることがある」と回答する方が最も多い結果となりました。「比べることがある」を合計すると、【外見】は合計62.1%、【人間関係】は合計59.9%の方が周りと自分を比べることがわかりました。

Q4. 周りと自分を「比べることがある」「たまに比べることがある」「比べることはあまりない」と回答した方にお伺いします。周りと比べた時に、あなたはどちらの気持ちになることが多いですか。(単数回答)

周りと自分を比べると回答した方に対し、どのような気持ちになるかをお聞きしました。その結果、優越感を感じる方よりも、劣等感を感じる方が多いことがわかりました。

Q5. あなたにとって、理想的な人はいますか。(単数回答)【n=1000】

理想的な人がいるかとお聞きしたところ、全体では「たくさんいる」6.9%、「いる」28.4%と合計35.3%が回答しました。自己肯定感別で比較をすると、自己肯定感が高い層の方が理想的な人がいると回答した方が多い結果となっています。

Q6. ここ1か月間で、『幸せだな』と感じて眠りにつく頻度をお答えください。(単数回答)【n=1000】

「幸せだな」と感じて眠りにつく頻度をお聞きしたところ、全体では「『幸せだな』と感じて眠りについたことはない」と回答した方が最も多く27.4%となりました。自己肯定感別で比較をすると、自己肯定感が高い層は「『幸せだな』と感じて眠りについたことはない」と回答した方が14.1%に対し、自己肯定感が低い層は38.2%と24.2ポイント差となりました。

Q7. 現在のあなたの性格や考え方に、どの程度子ども(小学生以下)の頃の体験や親のしつけや言葉が影響していますか。(単数回答)【n=1000】

子どもの頃の体験や親のしつけや言葉は、自己肯定感では大きな差はない結果となりました。

Q8. あなたは、ストレスが溜まっていると感じると、どのような方法で発散しますか。(複数回答)【n=1000】

ストレスが溜まっていると感じると、どのような方法で発散するかをお聞きしました。その結果最も多い回答は全体で「睡眠」35.2%、次いで「趣味を楽しむ」34.9%となりました。自己肯定感別で比較をすると、自己肯定感が高い層は「趣味を楽しむ」41.1%が最も多い結果となりました。しかし、自己肯定感が低い層は「睡眠」が35.2%で最も多い結果となっています。自己肯定感の高さでストレス発散方法が異なるようです。


【調査概要】
・調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国20歳以上の男女を対象に実施
・有効回答数:1000名(20代・30代・40代・50代・60代以上の男女:各100名)
・調査実施日:2017年7月6日(木)~2017年7月8日(土)
・調査立案者: 立教大学経営学部国際経営学科3年次1名

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[ネオマーケティング]
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