ペットの『もしも』の時の備えについての調査(20~69歳、犬もしくは猫の飼い主対象) 

2017年08月29日
マクロミルは、ペットの『もしも』の時の備えについて調査を実施。
ペット関連市場は、今や1兆5,000億円に近づいていると言われています。ペットと共に暮らす人が増える一方、ペットや飼い主自身の高齢化による「ペットの終活」の必要が叫ばれている昨今。ペットが病気になった時や飼育している家族がいなくなってしまった時など、『もしも』の時のために、飼い主はどのような対策をしているのでしょうか。犬猫の飼い主1,000名に調査を行いました。

【調査Topics】

・犬猫の『もしも』の備えは?最多は“かかりつけ動物病院をつくる”82%で、大半の飼い主が実施
・ペット貯金の平均は、犬292,884円、猫162,164円
 ペット保険の月額平均は、犬3,169円、猫2,747円
・ペットのために備えをしていても、飼い主自身にトラブルが起こったら一大事!
 備えの最善策は「親族に相談」と「貯金」?

【調査結果】

【1】犬猫の『もしも』の時の備えは?最多は“かかりつけ動物病院をつくる”82%で、大半の飼い主が実施
飼っている犬・猫に、万が一のことがあった際の備えとして、現在行なっていることをたずねました。最多は “かかりつけ動物病院をつくる”82%で、大半の飼い主が実施。2番目に多いものは「貯金」29%、3番目は「迷子札の装着」24%と続きます。なお、別の迷子対策である「マイクロチップの装着」は12%にとどまりました。
続いて、「貯金」「ペット保険への加入」について、犬と猫の飼い主別に実施状況を比較しました。貯金をしている割合は、犬と猫で大差はありませんが、ペット保険へ加入している割合は、犬は猫の2倍強となっています。

【2】ペット貯金の平均は、犬295,102円、猫162,164円、ペット保険の月額平均は、犬3,169円、猫2,747円
飼い犬・飼い猫の万が一の時に備えとして「貯金」「ペット保険への加入」をしている飼い主に、どれくらいお金を掛けているかたずねました。
貯金額の平均は、飼い犬295,102円、飼い猫162,164円で、ともに40代の飼い主が最も多く貯金をしていることがわかりました。また、ペット保険料の月額平均は、犬3,169円、猫2,747円で、犬の場合は30代と60代の飼い主が、猫の場合は20代の飼い主が多くお金を掛けていることがわかりました。また、「貯金額」と「ペット保険料」ともに、どちらも犬の飼い主方が高い金額となっています。

【3】ペットのために備えをしていても、飼い主自身にトラブルが起こったら一大事!備えの最善策は「親族に相談」と「貯金」?
飼い主がペットのために備えをしていたとしても、そもそも飼い主自身に何らかのトラブルが起こったら一大事!犬猫の飼い主にその対策をうかがいました。最多の備えとしては、「面倒を親族に相談」が28%となっており、“友人等”ではなく“家族”へ相談するという人が多いことがわかります。次いで多かった備えが「貯金」25%でした。「遺言書」の用意や、サービスが提供され始めている「老犬・老猫ホーム」への入所検討、「ペット信託」などについては、いずれも3%に満たない結果となっています。
また、犬猫の飼い主の3割は、いずれの備えも実施していない、ということがわかりました。


【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~69歳、犬もしくは猫の飼い主(マクロミルモニタ会員)
割付方法:犬の飼い主(500サンプル)、猫の飼い主(500サンプル)/合計1,000サンプル
調査期間:2017年8月3日(木)~8月4日(金)
※犬猫を多頭飼いしている場合は、それぞれ最年長の飼い犬、飼い猫1匹について回答いただいています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マクロミル]
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