スポーツバイクの点検や整備に関する意識調査(スポーツバイクを保有する20~59歳の男女対象) 

2017年09月21日
自転車協会は全国のスポーツバイクユーザー*を対象に、スポーツバイクの点検や整備に関する意識調査を実施いたしました。調査はスポーツバイクを保有する全国20~59歳の男女を対象に行われ、計500名の回答を得ました。

*スポーツバイクユーザー:ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、小径車・折りたたみ車を保有・利用しているユーザー

【調査TOPICS】

■メンテナンス不足による故障トラブル経験者は約7割にも及ぶ。
 にもかかわらず、2人に1人はメンテナンスをほとんど・全くしないことが判明。
(調査結果①参照)

■ギアやチェーンの故障など技術的な故障トラブルが原因で、ヒヤリ・ハットを感じた経験者は2人に1人。
 さらに、故障トラブルがある人はない人に比べ、ヒヤリ・ハット経験率は2倍近くも高いことがわかった。
(調査結果②参照)

■ユーザーの8割はメンテナンスの必要性を感じており、
 故障トラブル経験者の9割近くが、より専門的な知識を持つ店員がいる店舗でのメンテナンスを希望。
(調査結果③参照)

※調査対象:全国の20~59歳の男女/スポーツバイクユーザー/男女・年代で均等に割付/サンプル数:500

【調査結果①】
故障トラブルの原因の7割は「メンテナンス不足」。
にもかかわらず、2人に1人はメンテナンスを「ほとんど・全くしない」ことが判明
「スポーツバイクの運転中、メンテナンス不足が原因で故障トラブルを経験したことはありますか。」という問いに対し、約7割もの人が「はい」と回答。さらに、「メンテナンスをどのくらいの頻度で行いますか。」という問いに対し、店舗でのメンテナンスを年1回以上*している人は45.4%と半数を切りました。つまり、多くのユーザーがメンテナンスが少ないことにより、故障トラブルを経験しています。
*年1回以上:自転車協会が推奨している、スポーツバイク専門店でのメンテナンス頻度

【調査結果②】
自転車の故障トラブルが原因で、ヒヤリ・ハット経験をした人は2人に1人
タイヤのパンクやギアの故障などの技術的トラブルの経験が「ある」人のヒヤリ・ハット経験率は、約50%(2人に1人)という結果に。(故障トラブル:タイヤのパンク、チェーントラブル、ブレーキトラブル、車体からの異音など) さらに、故障トラブルの経験が「ない」人に比べて、ヒヤリ・ハット経験の割合が2倍近くも高いということが分かりました。つまり、メンテナンス不足によるトラブル経験がある人ほど、運転中の事故にあう可能性も高いと言えます。

【調査結果③】
ユーザーの約8割はメンテナンスの必要性を実感
  故障トラブル経験者の約9割が、専門度の高い店員がいる店舗でのメンテナンスを希望
「スポーツバイクのメンテナンスについて必要性を感じていますか?」という問いに対し、メンテナンスの必要性を感じている人は79.6%もいることが分かりました。故障トラブルを経験した人のうち約9割が、より専門知識が豊富な店員(*SBAA PLUS認定者)に点検してほしいと思っていることも明らかになりました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[自転車協会]
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