「会社にあったら嫌な制度・イベント」についての調査(過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者対象) 

2017年09月27日
キャリアインデックスは、 「CAREER INDEX転職・仕事実態調査vol.20」を発表しました。
本調査では普段表面化されることのない転職や仕事に対する本音を明らかにし、広く働き方を考えていくための一助とすることを目的としています。今回は「会社にあったら嫌な制度・イベント」について、関東在住の515名に調査(複数回答可)。アンケート結果をランキング形式で発表します。

【調査結果概要】

・上位には運動会やゴルフがランクイン
・管理職になりたくない人は社内交流系制度・イベントへの投票割合が高い
・管理職になりたい人は季節ごとの制度・イベントへの投票割合が高い

【調査結果詳細】

嫌な制度・イベント上位には運動会やゴルフコンペがランクイン

総合ランキング
1位 運動会 45.2%
2位 ゴルフ 43.3%
3位 社員旅行 40.2%
4位 書き初め/年始の目標 37.7%
5位 シャッフル飲み会 31.8%
6位 朝礼/終礼 31.7%
7位 バレンタインデー/ホワイトデー 31.5%
8位 ハロウィン 29.5%
9位 役員との交流制度 29.1%
10位 アウトドア(ハイキング/バーベキューなど) 28.7%

総合ランキング1位は運動会。休日に開催されることも多く、時間的拘束も長いことが敬遠される要因とも考えられます。また、運動が苦手な社員には不人気でしょう。次いで、ゴルフコンペがランクイン。こちらも運動会同様、時間や場所に縛られること、また、上司や取引先と行うことが多いことや、ある程度費用がかかることもあり、敬遠されているのではないでしょうか。3位には、社員旅行がランクインしました。社員旅行は前回発表した「嬉しい制度・イベント調査」で総合5位にランクインしていましたが、嫌なイベントとしてもランクインしました。行き先や内容でも好き嫌いが別れやすい制度と言えそうです。

管理職への意向別ランキング

管理職への意向別でランキングを見ると、全体的に管理職への意向がないグループで得票率が高く、管理職への意向があるグループでは得票率が低い結果となりました。 転職・仕事実態調査vol.19で発表した嬉しい制度・イベントでも管理職志望の人の得票率が高かったことから、管理職志望者は社内制度やイベントを重要視する傾向が明らかと言えます。

管理職を希望していない人は「飲み会」や「役員との交流制度」「納会」など社内の交流を促すイベントをあまり好ましく思っていないことが目立つランキングとなりました。

管理職を希望している人は「書き初め/年始の目標」「バレンタイン/ホワイトデー」や「ハロウィン」「クリスマス」と言った季節性が関連する社内行事に対して好ましく思っていないことが明らかになりました。目標達成に対して負荷がかかる中、 売上につながらない業務や費用が発生するなど、ネガティブな考えを持つ人も多いのではないかと推察されます。


【調査概要】
調査名:有職者に向けた仕事に関する調査
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年5月26日〜5月29日
調査対象:過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者515名(複数回答可)
(マクロミルで調査)

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