「女性の働き方」に関する調査(20~34歳の有職女性対象) 

2017年10月03日
大王製紙は、20~34歳の有職女性(パート・アルバイトを除く)を対象に、「女性の働き方」に関する調査を実施。

<調査サマリー>

1. 84.3%の女性が「女性として働くことは大変だと思う」と回答
2. 女性として働くことの大変さをもっとも感じるのは「育児と仕事の両立」で56.7%、次いで「生理があること」53.3%
3. 97.1%の女性が生理痛を持ち、内59.2%の女性が生理痛は「重い」と感じている
4. 生理の日は、67.4%の女性が「無理をしてでも仕事をしている」
5. 生理の日の理想的な働き方として最も多いのは「自分なりの対処法を見つけ、普段どおり仕事をしたい」
6.  63.5%の女性が、 「生まれ変わって人生をやり直せるとしても、今と同じく女性として働きたい」と回答

<調査結果>

1.84.3%の女性が「女性として働くことは大変だと思う」と回答
[Q1]あなたは、働く事について、どのようにお思いですか。あてはまるものを全てお選びください。(n=414)

女性として働くことに対し「大変だと思う」と感じることが「よくある」と答えた女性は35.3%、「時々ある」と答えた女性は49.0%で、実に84.3%の女性が「大変」と感じていることが分かりました。

2.  女性として働くことの大変さをもっとも感じるのは「育児と仕事の両立」で56.7%、次いで「生理があること」53.3%
[Q2]女性として働くときに、大変だと感じる事について、あてはまるものを全てお選びください。
※ご自身が経験していない事でも、予想してお答えください。(n=349・・・Q1で「大変だと感じることはない」と答えた15.7%を除く349名)

過半数の女性が「育児と仕事の両立」と 回答しており、これは女性の働き方が変わりつつある“現代ならでは”の回答といえます。次いで多かったのは「生理があること」。多くの女性が、生理中に働くことに対し、大変さを覚えているということが分かりました。

3. 97.1%の女性が生理痛を持ち、内59.2%の女性が生理痛は「重い」と感じている
[Q3]あなたの生理痛の重さの程度について、最も近いものをお選びください。(n=414)

生理中に仕事をすることに大変さを覚える女性が多いなかで、生理痛が「全くない」人はわずか2.9%でした。「とても重い」人は8.0%、「やや重い」人は51.2%となり、合わせると59.2%の人が「重い」と感じています。

4. 生理の日は、67.4%の女性が「無理をしてでも仕事をしている」
[Q4]あなたの生理の日の現在の働き方について、最も近いものをお選びください。(n=414)

生理の日の働き方について問う設問では、自分で調整しながら働いている女性は30.5%に留まり、「少し無理をしてでも、通常通り仕事をしている」「かなり無理をしてでも、通常通り仕事をしている」女性が多数の67.4%という結果になりました。多くの女性は、まだ生理の日の働き方に課題を残しています。

5. 生理の日の理想的な働き方として最も多いのは「自分なりの対処法を見つけ、普段どおり仕事をしたい」
[Q5]あなたの生理の日の理想的な働き方について、最も近いものをお選びください。(n=414)

生理の日は「無理をしている」女性が多いなか、理想的な働き方としては「自分なりの対処法をみつけ、通常通り仕事をしたい」と考える女性が多数であることがわかりました。
また、生理のときは「無理せず休みたい」と考える女性は13.8%に留まり、ほとんどの女性が生理の影響を受けながらも仕事に取り組もうとする意思を表しています。

6. 63.5%の女性が、「生まれ変わって人生をやり直せるとしても、今と同じく女性として働きたい」と回答
[Q6]生まれ変わってもう一度人生をやりなおせるとした場合、以下について、あなたのお気持ちに最も近いものをお選びください。 (n=414)

「女性として働くこと」に対し、「育児と子育ての両立」「生理があること」などさまざまな障壁を感じ、大変だと思っている女性たちに「生まれ変わって人生をやり直せるとしたら?」という質問を投げかけたところ、63.5%が「今と同じく女性として働きたい」という気持ちでいることがわかりました。
一方、「男性として働きたい」はわずか11.4%となりました。女性として働くことは「大変である」と思う一方で、女性として働くことに喜びや、やりがいを感じている女性も少なくないようです。


<調査概要>
調査方法:インターネット調査(全国)
調査対象者:N=414
調査期間:2017年5月26日(金)~2017年5月27日(土)
調査対象:20~34歳の有職女性(パート・アルバイトを除く)

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[大王製紙]
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