夫婦の“たすけあい”に関する調査(未就学児から大学生までの子どもがいる全国の20歳~59歳の既婚男女対象) 

2017年10月04日
日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)は、2017年8月25日~8月29日の5日間、未就学児から大学生までの子どもがいる全国の20~59歳の既婚男女に対し、「夫婦の“たすけあい”に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)。

【調査結果のトピックス】

≪夫婦の助け合い状況≫
・上手く助け合えている夫婦は7割弱 妻より夫のほうが助け合えていると感じている傾向
・自分たち夫婦は「円満」6割半、上手く助け合えている夫婦では円満夫婦は9割に
・夫婦が上手く助け合えていること 1位「ゴミ出し」2位「買い物」3位「皿洗い」
 でも、男女で意識の差が顕著に 妻の本音は“それほどでも”?
・「家電選び」で夫婦円満? 3割の夫婦が「家電選び」で上手く助け合い
・本当に助け合いたいのはコレ!妻が助け合いたいこと 1位「家計の収入」2位「貯蓄」3位「節約」
・妻のイクメン評価は夫の自己評価より高いと判明 「自分はイクメン」男性43% 「夫はイクメン」女性48%

≪行事や記念日の助け合い≫
・子どもの行事の協力体制 「七五三」は5割半の夫婦が「協力してやっている」と回答
・アツアツ夫婦は「七五三」で盛り上がる?円満夫婦では6割強が助け合うイベントに!
 
≪夫婦が助け合っていくために必要なこと≫
・夫婦が助け合っていくために必要なこと
 1位「感謝の気持ち」2位「相手を思いやること」3位「会話・コミュニケーション」
・夫婦が助け合うようになる魔法の言葉?夫婦で助け合いたくなるセリフ
 1位「ありがとう」2位「やってもらえて助かった」3位「結婚して良かった」
・要注意!?夫婦の助け合いを妨げるNGワードランキング
 夫1位「そんなこともできないの?」 妻1位「こっちは頑張ってるんだけど!」
・「ありがとう」が助け合いの魔法の言葉 “感謝の言葉”を週1日以上言っている人は過半数
・“愛の言葉”は? 週に1日以上言っている人は20代では4割も、世代が上がるにつれ下がる傾向
 
≪理想の芸能人夫婦≫
・理想の“助け合い夫婦”だと思う芸能人夫婦
 1位「佐々木健介さん・北斗晶さん」2位「藤井隆さん・乙葉さん」3位「ヒロミさん・松本伊代さん」

[調査結果]

==夫婦の助け合い状況==
◆ 上手く助け合えている夫婦は7割弱 妻より夫のほうが助け合えていると感じている傾向
◆ 自分たち夫婦は「円満」6割半、上手く助け合えている夫婦では円満夫婦は9割に
◆ 夫婦が上手く助け合えていること 1位「ゴミ出し」2位「買い物」3位「皿洗い」
でも、男女で意識の差が顕著に 妻の本音は“それほどでも”?
「家電選び」で夫婦円満? 3割の夫婦が「家電選び」で上手く助け合い
◆ 家事・育児の助け合い項目数チェック 助け合い夫婦では平均8.0個、助け合えていない夫婦では3.2個
◆ 本当に助け合いたいのはコレ!妻が助け合いたいこと 1位「家計の収入」2位「貯蓄」3位「節約」
妻の3人に1人は「子どもの行事」を助け合いたい
◆ 妻のイクメン評価は夫の自己評価より高いと判明 「自分はイクメン」男性43% 「夫はイクメン」女性48%

10月15日は「たすけあいの日」、11月22日は「いい夫婦の日」ですが、夫婦はお互いに上手く助け合うことができているのでしょうか。
未就学児から大学生までの子どもがいる全国の20~59歳の既婚男女(全回答者:1,000名)に、夫婦で上手く助け合えていると思うか聞いたところ、「非常にそう思う」が15.5%、「ややそう思う」が51.7%となり、合計した『そう思う(計)』は67.2%となりました。お互いに助け合えていると感じている夫婦が多数派であることがわかりました。
男女別に『そう思う(計)』をみると、男性は72.0%、女性は62.4%でした。妻より夫のほうが上手く助け合えていると感じているようです。
世代別に『そう思う(計)』をみると、20代は76.4%となり、他の世代(30代64.0%、40代63.6%、50代64.8%)よりも高くなりました。

また、夫婦仲が良いと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は65.6%となり、自分たち夫婦は仲が良い円満夫婦であると感じている人が多数派となりました。
ここで、円満夫婦の割合を夫婦の助け合い状況別にみると、助け合えている夫婦では89.0%、助け合えていない夫婦では17.7%となり、お互いに助け合えている夫婦ほど円満度が高いことがわかりました。日頃の助け合いによって、夫婦の結びつきが強くなっている様子が窺えました。

では、具体的にどのようなことで助け合っているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、現在、自分たち夫婦が上手く助け合えていると思うことを聞いたところ、最も多かったのは「ゴミ出し」(51.0%)で、次いで、「買い物」(39.4%)、「皿洗い」(37.2%)、「子どもとの遊び」(34.6%)、「家計の収入」(33.6%)となりました。家事の中でもゴミ出しや買い物、皿洗いなどを助け合ってやっているという夫婦が多いようです。また、家事や育児以外に、「家電選び」(29.9%)という回答も上位に挙がりました。家電に詳しい夫が妻のために使いやすい家電や便利な家電を選ぶといった助け合いをしている夫婦が少なくないのかもしれません。
男女別にみると、「ゴミ出し」(男性58.2%、女性43.8%)や「買い物」(男性45.0%、女性33.8%)、「皿洗い」(男性47.8%、女性26.6%)、「風呂掃除」(男性39.8%、女性26.4%)、「部屋の掃除」(男性33.2%、女性22.8%)といった家事で、女性と比べて男性のほうが高くなりました。夫としては、ゴミ出しや買い物、皿洗いといった家事で上手く助け合えているという意識を持っているようですが、妻は、夫が思っているほど上手く助け合えているとは感じていないようです。こういったことが、夫婦で上手く助け合えていると感じている人の割合の男女差(男性72.0%、女性62.4%)につながっているのではないでしょうか。

世代別にみると、20代は「子どもとの遊び」が60.0%、「子どものお風呂」が56.4%となりました。育児を助け合ってやっているという20代夫婦は多いようです。また、50代は「家電選び」が37.2%となり、他の世代よりも高くなりました。夫婦で協力して家電選びをしているのは、50代に多いことがわかりました。

それでは、どのくらいの家事・育児などが助け合えていると、自分たち夫婦は上手く助け合えていると感じられるのでしょうか。
上手く助け合えていると思うことの個数を夫婦の助け合い状況別にみると、助け合えている夫婦では平均8.0個となりました。一方、助け合えていない夫婦では平均3.2個となり、助け合えている夫婦の半分以下となりました。上手く助け合えていないと感じている夫婦は、8個を目標に頑張ってみるとよいのではないでしょうか。

続いて、これから(またはこれからも)、夫婦で上手く助け合いたいと思うことを聞いたところ、最も多かったのは「家計の収入」(38.5%)で、次いで、「貯蓄・資産形成」(36.4%)、「ゴミ出し」(35.3%)、「節約」(35.1%)、「子どもの教育」(34.2%)となりました。収入や貯蓄、節約といった家計面での助け合いをこれからしていきたいと思っている人が多いようです。
男女別にみると、女性では、「家計の収入」(44.0%)が最も高く、次いで、「貯蓄・資産形成」(41.6%)、「節約」(39.2%)が続き、男性(家計の収入33.0%、貯蓄・資産形成31.2%、節約31.0%)より10ポイント前後高くなりました。また、「子どもの行事(誕生日、運動会、七五三など)」(男性25.6%、女性36.6%)でも女性のほうが高くなりました。家計面や子どもの行事を助け合いたいと思っている妻は多いようです。

世代別にみると、20代では「子どもの教育」(47.6%)や「子どもとの遊び」(57.6%)、「子どもの行事」(45.2%)といった育児のほか、「家計の収入」(46.0%)といった家計面や、「ゴミ出し」(41.6%)、「買い物」(38.4%)、「皿洗い」(40.4%)、「部屋の掃除」(36.8%)といった家事でも他の世代より高くなりました。20代の夫婦には、育児だけではなく、多方面にわたって助け合いたいと考えている夫婦が多いようです。

自分たち夫婦が上手く助け合えていることとしてゴミ出しや買い物、皿洗いなどの家事や子どもとの遊びといった育児が上位に挙がりましたが、育児や家事に積極的な夫(イクメン、家事メン)はどのくらいいるのでしょうか。夫には自分がイクメン、家事メンだと思うか、妻には配偶者がイクメン、家事メンだと思うか聞きました。
まず、夫(500名)に、自身がイクメンだと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」が9.4%、「ややそう思う」が33.2%となり、合計した『そう思う(計)』は42.6%となりました。一方、妻(500名)に、自身の夫がイクメンだと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」が16.2%、「ややそう思う」が31.8%となり、合計した『そう思う(計)』は48.0%となりました。夫が思っている以上に、夫は妻からイクメンだと思われているようです。

次に、夫(500名)に、自身が家事メンだと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」7.2%、「ややそう思う」28.2%で『そう思う(計)』は35.4%となりました。一方、妻(500名)に、自身の夫が家事メンだと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」10.2%、「ややそう思う」21.8%で『そう思う(計)』は32.0%となりました。イクメンとは異なり、家事メン評価では、夫の自己評価のほうが僅かに高くなりました。

==行事や記念日の助け合い==
◆ 子どもの行事の協力体制 「七五三」は5割半の夫婦が「協力してやっている」と回答
「誕生日」や「学校行事」では6割以上の夫婦がお互いに協力
◆ アツアツ夫婦は「七五三」で盛り上がる?円満夫婦では6割強が助け合うイベントに!
◆ 結婚記念日を「夫婦で一緒に祝っている」4割

これから夫婦で上手く助け合いたいと思うことでは3割以上(31.1%)の夫婦が「子どもの行事(誕生日、運動会、七五三など)」を挙げていましたが、子どもの行事やイベントにおける夫婦の協力体制はどのようになっているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、≪子どもの誕生日≫や≪七五三≫、≪子どもの学校行事(運動会、発表会など)≫について聞いたところ、夫婦のどちらかだけがやっている夫婦よりも協力してやっている夫婦のほうが多く、「夫婦で協力してやっている(やっていた)」は、子どもの誕生日では65.6%、七五三では55.7%、子どもの学校行事では61.3%になりました。他方、妻だけが熱心という夫婦も少なくないようで、「妻だけが熱心にやっている(やっていた)」は子どもの誕生日では21.6%、七五三では18.2%、子どもの学校行事では21.0%となりました。
夫婦の円満状況別にみると、お互いに協力してやっている夫婦は円満な夫婦に多く、円満な夫婦では、「夫婦で協力してやっている」が子どもの誕生日では76.8%、七五三では63.1%、子どもの学校行事では68.4%となりました。

また、夫婦二人の結婚記念日についても聞いたところ、「夫婦で協力してやっている」は40.9%、「夫だけが熱心にやっている」は3.8%、「妻だけが熱心にやっている」は6.4%、「特に何もしていない」は48.9%でした。

==夫婦が助け合っていくために必要なこと==
◆ 夫婦が助け合っていくために必要なこと
1位「感謝の気持ち」2位「相手を思いやること」3位「会話・コミュニケーション」
◆ 夫婦が助け合うようになる魔法の言葉?夫婦で助け合いたくなるセリフ
1位「ありがとう」2位「やってもらえて助かった」3位「結婚して良かった」
男性にはストレートなお願いも有効 「お願い!手伝って」は男性のモチベーションアップに!
◆要注意!?夫婦の助け合いを妨げるNGワードランキング
夫1位「そんなこともできないの?」 妻1位「こっちは頑張ってるんだけど!」
◆ 「ありがとう」が助け合いの魔法の言葉 パートナーに“感謝の言葉”を週1日以上言っている人は過半数
◆ “愛の言葉”は? 週に1日以上言っている人は20代では4割も、世代が上がるにつれ下がる傾向
◆ 夫婦の助け合いに必要なコミュニケーション “夫婦二人きりのデート”を最も楽しめている世代は50代
◆ 日頃の助け合いが夫婦喧嘩に影響?お互いに助け合えていない夫婦では夫婦喧嘩の頻度が高い傾向

ここまで、夫婦の助け合いの状況についてみてきましたが、夫婦で助け合うためには、どのようなことが必要になると思われているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、夫婦が助け合っていくために必要だと思うことを聞いたところ、最も多かったのは「感謝の気持ち」(41.6%)で、次いで、「相手を思いやること」(37.6%)、「会話・コミュニケーション」(29.8%)、「相手を尊重すること」(17.8%)、「相手に完璧を求めないこと」(17.4%)となりました。感謝の気持ちや思いやり、夫婦のコミュニケーションが必要だと感じている人が多いようです。
男女別にみると、感謝の気持ちや思いやり、夫婦のコミュニケーションが必要だと感じているのは、特に女性のようで、「感謝の気持ち」(男性34.6%、女性48.6%)や「相手を思いやること」(男性31.8%、女性43.4%)、「会話・コミュニケーション」(男性25.8%、女性33.8%)では男性と比べて女性のほうが高くなりました。

続いて、夫婦の助け合いを後押しする言葉と妨げる言葉について聞きました。
まず、配偶者から、どのようなことを言われると、夫婦で助け合っていきたいと思うか聞いたところ、最も多かったのは「ありがとう」(49.4%)で、次いで、「やってもらえて助かった」(33.5%)、「結婚して良かった」(26.2%)、「いつもやってくれてるから今日はやるよ」と「あなたがいてくれて良かった」(ともに25.9%)となりました。夫婦で助け合うために必要なことの1位が「感謝の気持ち」でしたが、感謝の気持ちやお礼を言葉で伝えてほしいと思っている人が多いようです。夫婦の助け合いが増えるように、普段の生活で積極的に使ってみてはいかがでしょうか。
男女別にみると、「いつもやってくれてるから今日はやるよ」(男性15.4%、女性36.4%)や「ありがとう」(男性40.0%、女性58.8%)、「やってもらえて助かった」(男性28.2%、女性38.8%)では女性のほうが高くなりました。やってもらって当然という態度ではなく、自分のことを気づかってくれ、家事や育児を代わりにやってもらえると、助け合いの気持ちが後押しされるという女性が多いようです。一方、「お願い!手伝って」は男性21.6%、女性14.8%と男性のほうが高くなりました。男性にはストレートなお願いも効果的なようです。
世代別にみると、20代では「結婚して良かった」(41.2%)や「いつもやってくれてるから今日はやるよ」(38.4%)が他の世代と比べて高く、「結婚して良かった」は「ありがとう」(52.8%)に次いで高くなりました。20代では、結婚相手としての自分の存在意義を確認できるような言葉を聞くと助け合いたいと思える人が多いことがわかりました。

一方、配偶者から、どのようなことを言われると、夫婦で助け合うことをやめたくなるか聞いたところ、最も多かったのは「こっちは(仕事や家事を)頑張ってるんだけど!」(29.4%)で、次いで、「やって当然だよね」(27.7%)、「そんなこともできないの?」(25.6%)、「やればいいんでしょ?」(24.6%)、「疲れてるんだけど」(23.5%)となりました。頑張っていることや疲れていることを理由に暗にやりたくないと主張してくる言葉や、できないことを責めてくる言葉、嫌々な態度で開き直ってくる言葉を聞くと助け合いたくなくなると感じる人が多いようです。
男女別にみると、男性で最も高くなったのは「そんなこともできないの?」(25.2%)で、次いで、「やって当然だよね」(24.8%)、「こっちは頑張ってるんだけど!」(21.0%)となり、女性で最も高くなったのは「こっちは頑張ってるんだけど!」(37.8%)で、次いで、「疲れてるんだけど」(33.0%)、「やればいいんでしょ」(31.6%)となりました。男性はできないことを責められると、女性は暗にやりたくないことを主張されると、助け合いの気持ちがなくなりやすいのかもしれません。

夫婦の助け合いを後押しする言葉の1位は「ありがとう」となりましたが、実際にどの程度、感謝の気持ちを伝えることができているのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、配偶者に感謝の言葉(ありがとうなど)をかける頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」は18.3%、「週に4~5日」は8.2%、「週に2~3日」は15.2%、「週に1日」は13.3%となり、合計した『週に1日以上』は55.0%となりました。週に1日以上感謝の言葉をかけている夫婦が過半数となりましたが、毎日かけられているのは2割弱にとどまりました。他方、「ほとんどない」は27.2%でした。

また、愛の言葉(好き、愛してるなど)をかける頻度についても聞いたところ、『週に1日以上』は23.2%となりました。感謝の言葉ほど多くはありませんが、それでも2割強の夫婦が愛の言葉を週に1日以上かけているようです。
世代別に愛の言葉をかける頻度をみると、『週に1日以上』は20代が40.0%で最も高く、30代は23.6%、40代は16.0%、50代は13.2%と、世代が上がるにつれ低くなりました。20代では4割の夫婦が愛の言葉を週に1日以上かけていることがわかりましたが、年月が経つにつれ徐々にその頻度は下がっていくようです。

夫婦が助け合っていくために必要なことでは、「会話・コミュニケーション」も上位(3位)に挙がりましたが、夫婦のコミュニケーションは、どの程度取れているのでしょうか。
夫婦二人で料理をする頻度を聞いたところ、「週に1日」は8.4%、「月に2~3日」は5.2%、「月に1日」は5.6%となり、『月に1日以上』は28.1%となりました。他方、夫婦二人きりでデートをする頻度では、「週に1日」は3.7%、「月に2~3日」は4.8%、「月に1日」は5.9%となり、『月に1日以上』は16.7%となりました。月に1日以上一緒に料理をしている夫婦は3割弱、月に1日以上二人きりのデートを楽しんでいる夫婦は2割弱でした。
世代別に夫婦二人で料理をする頻度をみると、『月に1日以上』は20代38.8%、30代31.6%、40代16.4%と40代までは世代が上がるにつれ低くなりましたが、50代(25.6%)で上昇する結果となりました。また、夫婦二人きりでデートをする頻度では、『月に1日以上』は50代(20.0%)が他の世代(20代16.8%、30代16.4%、40代13.6%)よりも高くなりました。子どもが大きくなっている人が多い50代では、夫婦二人で料理やデートを楽しんでいる人が比較的多いようです。

さらに、夫婦喧嘩についても聞いたところ、「ほぼ毎日」は3.1%、「週に4~5日」は1.5%、「週に2~3日」は6.1%、「週に1日」は7.0%となり、合計した『週に1日以上』は17.7%となりました。
夫婦の助け合い状況別に『週に1日以上』をみると、助け合えている夫婦では14.4%、助け合えていない夫婦では24.3%となりました。日頃からお互いに助け合えていないと、些細なことでも夫婦喧嘩をしやすくなってしまうのかもしれません。

==理想の芸能人夫婦==
◆ 理想の“助け合い夫婦”だと思う芸能人夫婦
1位「佐々木健介さん・北斗晶さん」2位「藤井隆さん・乙葉さん」3位「ヒロミさん・松本伊代さん」
◆ 子育てを見習いたい芸能人夫婦でも「佐々木健介さん・北斗晶さん」が1位、
理想の助け合い夫婦と合わせて2冠に

最後に、全回答者(1,000名)に、理想の芸能人夫婦について聞きました。
まず、理想の“助け合い夫婦”だと思う芸能人夫婦を聞いたところ、1位は「佐々木健介さん・北斗晶さん」(22.8%)、2位は「藤井隆さん・乙葉さん」(17.8%)、3位は「ヒロミさん・松本伊代さん」(15.6%)、4位は「藤本敏史さん・木下優樹菜さん」(9.2%)、5位は「鈴木おさむさん・大島美幸さん」(8.9%)となりました。1位の「佐々木健介さん・北斗晶さん」はおしどり夫婦としても有名で、数ある二人の愛情に満ちたエピソードを耳にしている人も少なくないのではないでしょうか。
世代別にみると、いずれも1位は「佐々木健介さん・北斗晶さん」となりましたが、20代では2位に「藤本敏史さん・木下優樹菜さん」(21.6%)、50代では4位に「井ノ原快彦さん・瀬戸朝香さん」(10.4%)がランクインしました。

また、子育てを見習いたいと思う芸能人夫婦を聞いたところ、1位は「佐々木健介さん・北斗晶さん」(9.2%)となり、理想の助け合い夫婦と合わせて2冠となりました。お互いを支え合い、助け合っている関係に憧れるほか、子育ても見習いたいと思われているようです。次いで、2位は「藤本敏史さん・木下優樹菜さん」(5.0%)、3位は「ヒロミさん・松本伊代さん」(4.9%)、4位「藤井隆さん・乙葉さん」(4.7%)、5位「杉浦太陽さん・辻希美さん」(3.3%)となりました。


【調査概要】
・調査タイトル:夫婦の“たすけあい”に関する調査
・調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする未就学児から大学生までの子どもがいる全国の20歳~59歳の既婚男女
・調査期間:2017年8月25日~8月29日
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・有効回答数:1,000サンプル(有効回答から各性年代が均等になるよう1,000サンプルを抽出)
・調査協力会社:ネットエイジア株式会社

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本生協連]
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