「物忘れ」について調査(50~60代男女対象) 

2017年10月16日
「オレンジページくらし予報」では、全国の50~60代の男女を対象に、「物忘れ」について調査をしました。加齢に伴い物忘れが増えることは自然な現象といわれているので、50代以上の4人に3人が“物忘れが増えた”と実感したのは想定内の結果といえます。
物忘れの原因については“年をとったから増えた”が圧倒的に多いのですが、一方で、パソコンやスマートフォンに頼ることが多くなったことを一因に挙げている人も少なくありません。物忘れもさることながら、自分の頭で覚えておかなくても何とかなってしまうことが多い、便利な現代社会が背景にありそうです。

【調査ダイジェスト】

人の名前が出てこないときに、物忘れが多くなったと実感する人が85.3%
9割以上の人が物忘れの原因は、年をとったからだと思っている
物忘れ対策は「メモをとる」という正攻法が75.5%で1位

【調査結果】

人の名前が出てこないときに、物忘れが多くなったと実感する人が85.3%

日常生活の中で実感する物忘れのシーンはたくさんありますが、「人の名前が出てこない」が85.3%で1位。“会話の中で芸能人の名前が全然出てこない”“名前が出ず、会話がスタートできなかった”といった体験を多くの人が挙げていました。
2位は「何をしようとしたか忘れる」58.0%。中高年の家庭では、“何を取りに来たんだっけ?”と家の中をうろうろする光景が珍しくないようです。
2位と僅差の3位は「漢字が思い出せない」57.7%。手紙も年賀状もパソコンで作成することが多くなり、直筆で字を書く機会が減ったことから、“読めるけれどもとっさに書けない漢字が増えた”とはよく聞かれる話です。
4位は「会話の中にアレとかソレが増えた」51.0%。“夫婦での会話がアレやソレばかりで、娘に笑われた”“子供にアレアレママと呼ばれている”というほほえましいエピソードが多く、こうした物忘れは、必ずしもネガティブな要素だけでなく、日常生活でちょっとした笑いを生み出すポジティブな要素にもなっているようです。

9割以上の人が物忘れの原因は、年をとったからだと思っている

物忘れの原因は「年をとったから」と答えた人が断トツに多く94.1%。物覚えが悪くなったり、忘れやすくなったりするのは老化現象のひとつであることは事実なので、この世代ではほとんどの人が日常的に体感しているようです。
特徴的だったのは2位の「パソコンやスマートフォンに頼っているから」33.6%という答え。これは3位の「覚えようとしないから」31.8%と関連していると思われます。ひと昔前なら自分で覚えておかなければ、日常生活で不便をきたしたことが、パソコンやスマホに入力しておけば、しっかり覚えておかなくても支障がないということも増えました。
“覚えるのに時間がかかったものは忘れにくい”といわれますが、デジタル化が進んだ現代社会では、知識や情報の入手はどんどん簡単になっています。その代わりに、記憶には残りにくくなっていることを、皆さん実感しているのではないでしょうか。

物忘れ対策は「メモをとる」という正攻法が75.5%で1位

いろいろな物忘れ対策をとっているようですが、圧倒的に多かったのは「メモをとる」で75.5%。メモに残しておけば、時間が経っても安心ですし、“書くことで記憶される”という効果もあります。記憶方法としては王道であることを、みなさん認識しているようです。
2位の「インターネットなどで調べて、忘れたままにしない」は22.7%。これも前問の結果に見られるように、パソコンやスマホの利用が生活の一部となっているライフスタイルの変化がもたらした結果でしょう。
パズルブックが多数発売されていることから、“脳トレ”は、この世代に関心が高いことがわかります。
物忘れで困った、恥ずかしかった、という経験をした人は多いようなので、みなさん何らかの方法で物忘れ対策をとっているようですが、一方で「特になにもしてない」という人も14.7%います。笑ってすませられる物忘れも多いので “物忘れくらいの小さな失敗は気にしない”という楽観的な姿勢も、加齢とうまくつきあっていくコツかもしれません。


【調査概要】
調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の50~60代の男女(有効回答数377人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年8月30日~9月3日

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