人工知能(AI)& ロボット 月次定点調査(2017年9月度) 

2017年11月01日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『人工知能(AI)& ロボット 月次定点調査(2017年9月度)』の結果を発表します。本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■15%が、「家庭用ソーシャルロボットに興味あり」
ペットや家族の一員のように会話をしたり、遊んだりでき、家族の見守りや留守番などが行える家庭用ソーシャルロボットについて、「所有している」人は4.5%、「いずれ欲しいと思っている」人は10.7%で、合計すると15.2%が興味を持っていることがわかりました。一方、「知っているが、購入しようとは思わない」人は57.0%、「自身や家族が以前は所有していたが、今は持っていない」人は2.8%でした。

■約2割が、「ロボットやAIは、人間らしい方がよい」
現在、AIやロボットは、音声や話し方、見た目が人間らしいものから、そうでないものまで幅広く開発されています。AIやロボットの音声や話し方、見た目について、「人間らしい方がよい」と思っている人は21.2%、「人間らしくない方がよい」と思っている人は15.1%、「提供するサービスによって、人間らしさとロボットらしさを使い分けるべき」と思っている人は50.7%でした。

■6割以上が「AIによる個人情報収集に、不安を感じる」
AIを活用したさまざまな機器やサービスが提供されはじめていますが、スマートフォンなどのデバイスに搭載されたAIアシスタントや、AIスピーカーなどから個人情報が収集され、クラウド上に蓄積されていくことについて懸念する報道も出てきています。AIを活用したサービスを受ける際に個人情報を提供することについて、「不安を感じるし、サービス利用のためとはいえ、抵抗を感じる」人は37.2%、「不安を感じるが、サービス利用のためなら抵抗は感じない」人は23.3%でした。合計すると60.5%の人が不安を感じていました。

■画家や陶芸家などの芸術家は、3人に2人がAIに「置きかわってほしくない」
画家の仕事は「AIやロボットに置きかわってほしくない」と回答した人は63.5%でした。陶芸家は63.0%、書道家は63.5%、彫刻家は61.5%と、いずれも6割を超えました。作り手の個性があらわれる芸術品は、やはり人手によって生み出されてほしいと考える人が多いようです。


【調査概要】
調査名:『人工知能(AI)&ロボット月次定点調査 (2017年9月度)』
調査期間:2017年9月29日(金)~10月1日(日)
調査対象:15歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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