クルマの汚れと交通事故に関する意識調査2017(マイカーを所有する20代~60代男女対象) 

2017年10月24日
イチネンケミカルズは、マイカーを所有する全国の20代~60代の男女1,600人を対象に『クルマの汚れと交通事故に関する意識調査2017』を実施しました。

【調査結果】

[無関心] クルマの汚れと危険性、未だドライバーの関心は低く
1. クルマ掃除は何のため?「安全運転のために」は4人に1人。
2. クルマが汚れていても「運転する」が9割以上。

クルマの汚れの危険性を調査する前にクルマ掃除の意識を調査したところ、「安全運転のため」にクルマ掃除をしている人は23.2%しかいないことが分かりました。これはドライバーのおよそ4人中1人に相当します。【図1】さらに、ドライバーの93.0%の方が、意識の差はあるもののクルマの汚れが気になっても、クルマを運転していることが分かりました。【図2】

この2つの結果から、ドライバーはクルマの汚れは運転にさほどの影響がないと考えていることの示唆が伺えます。

[新常識] "ゴースト汚れ"が危なすぎる… ゴーストを見ると事故リスク増?
3. ゴースト汚れが原因で5人に1人が事故に遭いかけた経験あり!!
4. 「運転中にゴースト汚れを見たことがある。」は、8割超え。

そんな中、「雨や夜などの暗い時に、ゴースト汚れが原因で事故に遭いかけたことはありますか」との質問では5人に1人(21.4%)が「はい」と回答しています。【図3】さらに「雨や夜などの暗い時に、ゴースト汚れ(フロントガラスの汚れやくもり)が気になったことはありますか?」と聞いたところ、なんと8割(80.3%)のドライバーが、気になったことがあると答えています。【図4】この結果から、ゴースト汚れは多くのドライバーが出会っており、また危険性のある汚れであることが分かります。

ゴースト汚れに遭遇すると85.9%の確率でヒヤリハット!?
事故に遭いかけた経験がある人は約75% ゴーストの出現で事故リスク、さらに高まる。

 ゴースト汚れに遭遇するとどのくらいの確率でヒヤリハットしてしまうかを調査しました。「運転中に事故に遭いかけた(ヒヤッとした)ことがありますか?」と聞いたところ、76.3%、つまり4人中3人が事故に遭いそうになっているという結果になっています。【図5】

上記2つの調査結果(図4と図5)から、ゴースト汚れが気になった人の内、事故に遭いかけた人の割合を導くことで、ゴースト汚れに遭遇することによるヒヤリハットの確率を集計しました。その結果、なんとゴースト汚れに遭遇するとドライバーの85.9%がヒヤリハットしているとの結果が出ており、ゴースト汚れが現れるドライバーのヒヤリハット率は高いということが明らかになりました。【図6】

[注意報] 寒くなると、汚クルマ増加傾向? 年末に向け、汚クルマに要注意!
5. 四季別お掃除頻度ランキング 冬の洗車率は最下位に。

「季節によって、掃除や洗車の頻度は変わりますか?(SAMT、n=1,600)」という質問で、四季別の洗車率(洗車マシンの利用を除く)を比較したところ、冬が最も洗車率が低いことが明らかになりました。【図7】

冬は、降雪などクルマが汚れやすいシーズンであり、年末年始の帰省シーズンにはクルマ利用の機会が増える時期でもあるので、事故の危険性も高まる時期です。今年の冬は念入りにクルマの大掃除をして頂くことをお薦めします。


【調査概要】
調査主体: 株式会社イチネンケミカルズ
調査方法: アンケート調査 (インターネット調査による)
回答数 : 1,600名
調査日 : 2017年9月20日(水)~9月21日(木)
調査対象: 全国20代~60代の男女
条件  : マイカーを所有している

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