幹事と忘年会に関するアンケート調査 

2017年11月20日
イオレと日本幹事能力研究会は、11月21日(いいつどい)の「幹事の日」にちなみ、らくらく連絡網会員1,503名に対し、『幹事と忘年会に関するアンケート調査』を実施いたしました。

【調査結果サマリー】

(1)幹事を務めることになった経緯 ~“自分の意志”よりも、“持ち回り制”や“推薦”が主流~
(2)幹事を務める際に最も大変なこと ~2 大苦労は『日程調整』と『お店選び』~
(3)幹事を務める際に怒りを覚えた経験と内容 ~62.3%が幹事の時に怒りを感じている~
(4)幹事が喜びを感じる時 ~“参加者の楽しんでいる姿”が最上の喜び~
(5)幹事をまた務めたい人 ~幹事の任務に喜びを感じた人は、また幹事に?~
(6)忘年会の準備に費やした時間 ~忘年会の幹事は、時間の負担が増加~
(7)先輩幹事から新人幹事へのアドバイス ~大成功間違いなしの忘年会幹事テクニック~
(8)飲み会で幹事になってほしい有名人「幹事・オブ・ザ・イヤー2017」第 1 位は『明石家さんま』さん
(9)“忘年会の幹事”と聞いてイメージする漢字「幹字」の 1 位は『忙』~幹事にとっては「忙年会」?~

【調査結果】

(1) 幹事を務めることになった経緯 ~“自分の意志”よりも、“持ち回り制”や“推薦”が主流~

調査対象のうち、幹事を務めたことがある人1,238名に「幹事を務めることになった経緯」を尋ねたところ、『持ち回り制』が34.4%で1位、『周囲からの推薦』が31.4%で2位、『上司または目上の人からの命令』が20.4%で4位となり、必ずしも自分の意志で幹事になったわけではないケースが多いことがわかりました。その一方で、『積極的に立候補』して幹事を務める人も22.0%おり、幹事にやりがいを感じている人もいることがわかりました。

(2) 幹事を務める際に最も大変なこと ~2大苦労は『日程調整』と『お店選び』~

続いて「幹事を務める際に最も大変なこと」を尋ねたところ、『日程調整』が30.5%で1位、『お店選び』が29.9%で僅差の2位となり、幹事の2大苦労が『日程調整』と『お店選び』であることがわかりました。次いで『参加確認の期限日までに回答が集まらない』、『参加・不参加の集計』の順となり、出席人数の確定にも苦労している様子がうかがえます。

(3) 幹事を務める際に怒りを覚えた経験と内容 ~62.3%が幹事の時に怒りを感じている~

様々な苦労を重ねている皆様に「幹事を務める際に怒りを覚えたことがあるか?」と質問したところ、62.3%が怒りを覚えた経験があると回答しました。

怒りを覚えた「ブチ切れエピソード」について尋ねてみたところ、『ドタキャン』や『選んだお店への文句』など、数々のエピソードが飛び出しました。さらに、ブチ切れエピソードの怒り度(人生で一番の怒りを“怒り度10”と定義)を聞いたところ、平均怒り度は『5.3』でした。また、約9%の方々が、怒り度10の経験があり、幹事を務めている際に人生最大級の怒りを感じていたこともわかりました。

(4) 幹事が喜びを感じる時 ~“参加者の楽しんでいる姿”が最上の喜び~

苦労や怒りの絶えない幹事さんですが、どんな時に喜びを感じるのでしょうか?1位は断トツで『参加者が楽しんでいると感じた時』、次いで『感謝された時』、『お店選びを褒められた時』の順となりました。「日程調整」や「お店選び」に苦戦するものの、それらがうまくいくよりも『参加者が楽しんでいると感じた時』の方が嬉しいという、幹事さんの面倒見の良さが表れる結果となりました。

(5) 幹事をまた務めたい人 ~幹事の任務に喜びを感じた人は、また幹事に?~

幹事は苦労や怒りを覚えながらも喜びを感じられる仕事であることが、ここまでの調査結果から明るみになりました。「また幹事を務めたいか?」について尋ねたところ、『やりたい』と『やってもいい』を合わせて76.4%もの方が幹事を務めることに前向きであることがわかりました。また、(4)の「幹事を務める際の喜び」別に分析したところ、「参加者が楽しんでいると感じた人」「これまで会話したことのない人同士が仲良くなっている場面を見た人」「感謝された人」は、また幹事を務めたくなる傾向が高いことが明らかになりました。

(6) 忘年会の準備に費やした時間 ~忘年会の幹事は、時間の負担が増加~

ここからは、忘年会についてアンケート調査いたしました。忘年会の準備のために時間を作って作業をしたことがある方に「どのような作業に取り組んだか」について尋ねました。準備のためにかかった時間は『1時間以上2時間未満』が最も多く、幹事を務めることで少なからず忙しさが増すことがわかりました。

(7) 先輩幹事から新人幹事へのアドバイス ~大成功間違いなしの忘年会幹事テクニック~

これまでに忘年会の幹事を務めた経験のある先輩幹事の皆様から、今年初めて忘年会の幹事を務める新人幹事の皆様へのアドバイスをいただきました。意外と多かったアドバイスは「幹事も楽しむつもりで、気楽に取り組む方がよい」という内容でした。あまりにも気負い過ぎると余裕がなくなってしまうという、幹事経験者ならではのアドバイスかもしれません。

(8) 飲み会で幹事になってほしい有名人「幹事・オブ・ザ・イヤー2017」第1位は『明石家さんま』さん

「飲み会で幹事になってほしい有名人」の1位は『明石家さんま』さんでした。“絶対に盛り上がる”“みんなに話を振る気配りが活かされそう”など、幹事に必要な能力を兼ね備えている点に支持が集まりました。2位は、お笑いコンビ・アンジャッシュの『渡部建』さんがランクイン。「美味しいお店をたくさん知っていそう」という、お店の選定に悩む幹事さんが憧れる、豊富な知識と情報を備えていることが人気の理由でした。3位は、俳優のムロツヨシさん。「おもしろい仕掛けをしてくれそう」「新しい企画をしてくれそう」など、企画力に期待している人が多い結果となりました。

(9) “忘年会の幹事”と聞いてイメージする漢字「幹字」の1位は『忙』~幹事にとっては「忙年会」?~

「忘年会の幹字」(“忘年会”と聞いてイメージする漢字)を調査したところ、1位は『忙』となりました。いろいろな準備が積み重なる幹事の皆様にとって、準備から当日対応まで、取り組むことが多く慌ただしい忘年会は、『忙年会』なのかもしれません。2位には『楽』がランクイン。忙しいとは言うものの、やはり忘年会は楽しいという経験からの回答と思われます。3位は『疲』。慌ただしくも楽しい忘年会ですが、“幹事は疲れる”という本音が表れたようです。


「らくらく連絡網調べ」

【調査概要】
調査対象:全国の「らくらく連絡網」会員 1,503名(男性 751名、女性 752名)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2017年10月23日(月)~10月31日(火)

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[イオレ]
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