「2017年度いい夫婦の日」アンケート調査(男女既婚者対象) 

2017年11月20日
「いい夫婦の日」をすすめる会は、11月22日の「いい夫婦の日」に先駆けて、「2017年度いい夫婦の日」アンケート調査(調査方法:インターネット調査、調査対象:全国の男女既婚者1,000名)を実施しました。本調査は2007年より毎年実施しています。その結果、以下のような夫婦の実態が浮き彫りとなりました。

【調査トピックス】

1) 「夫婦円満」約8割、昨年より1.3ポイントアップ。妻より夫のほうが円満と感じている!
2) 結婚前の交際期間、トップ3「1年~2年未満」、「半年~1年未満」、「2~3年未満」今のパートナーを選んだ理由TOP3「性格」、「優しさ(思いやり)」、「フィーリング」「別の人を選ぶ」層では、「なんとなく」といった惰性
3) 生まれ変わったら、「もちろん今の相手を選ぶ」4割弱
4) 夫婦円満のため大切だと思うことTOP3、 「話をする・聞く」、「信頼する」、「程よい距離感」
 パートナーとよく話をし、お互いを信頼しつつも、程よい距離感を保つことが夫婦円満の秘訣!
5) 夫婦の会話の話題トップ3、「休みの予定」、「子ども」、「食事」
6) 普段夫婦で一緒にすることトップ3、「買い物」、「外食」、「国内旅行」
7) パートナーにプレゼントを贈る頻度は「年に1回程度」が最も高く、贈られると「優しくなれる」・「仲よくなる」・「会話が増える」

【調査結果】

1)「夫婦円満」約8割、昨年より1.3ポイントアップ。妻より夫のほうが円満と感じている!
夫婦は円満だと思うかとの問いに対し、「とても円満」(28.4%)と「まあ円満」(48.1%)を合計した「円満(計)」は76.5%と昨年より1.3ポイントアップしました。性年代別でみると、男女ともに「円満(計)」は10代・20代が最も高くなっています。

2)結婚前の交際期間、トップ3「1年~2年未満」、「半年~1年未満」、「2~3年未満」今のパートナーを選んだ理由TOP3「性格」、「優しさ(思いやり)」、「フィーリング」「別の人を選ぶ」層では、「なんとなく」といった惰性
結婚前の交際期間は、「1年~2年未満」(23.5%)が最も割合が高く、次いで「半年~1年未満」(22.0%)、「2年~3年未満」(15.5%)と続いています。夫婦円満度別でみると、円満(計)では、「1年~2年未満」が最も高く、「あまり円満ではない」層のおよそ3人に1人が「一年未満」と、「円満ではない」層の約16.7%が「半年未満」と回答する結果になりました。

「今のパートナーを選んだ理由」は、「性格」(57.4%)が最も高く、次いで「優しさ(思いやり)」(48.5%)、「フィーリング」(38.0%) となっています。性年代別でみると、男女10代・20代では「性格」が7割弱で他層より高く、男性40代・女性30代では、「フィーリング」が5割前後で他層より高くなっています。また、夫婦円満度別でみると、「とても円満」層では「性格」・「優しさ(思いやり)」・「安心感」・「愛情」が全体より10ポイント以上高くなっている一方であまり円満ではない・円満ではない層を合わせた円満ではない(計)では、「なんとなく」が全体より10ポイント以上高くなっており、惰性でなく、相手の色々な魅力を知ることで、夫婦円満につながる傾向があるようです。

3)生まれ変わったら、「もちろん今の相手を選ぶ」4割弱
生まれ変わったら、今のパートナーを選ぶかでは、「もちろん今の相手を選ぶ」が34.4%、「どちらともいえない」が44.5%、「別の人を選ぶ」が21.1%となっています。性年代別でみると、男女10代・20代は「もちろん今の相手を選ぶ」が5割前後と他層よりも高い一方で、30代以上の女性では「別の人を選ぶ」が25%以上と、他層より高めとなっており、若いうちは夫婦ともに愛情を持っているものの、特に妻の愛情が下がる傾向にあります。

4)夫婦円満のため大切だと思うことTOP3、 「話をする・聞く」、「信頼する」、「程よい距離感」パートナーとよく話をし、お互いを信頼しつつも、程よい距離感を保つことが夫婦円満の秘訣!
夫婦円満のために大切だと思うことのトップ3は、「話をする・聞く」(56.9%)で、次いで「信頼する」(47.0%)、「程よい距離感(干渉しすぎない)」(45.8%)、と続き、お互いを信頼しつつも、程よい距離感を保つことが重要という結果となっています。特に「話をする・聞く」・「信頼する」が10代・20代の男女で約30ポイントかい離しており、若い夫婦間での意識差が窺えます。
また円満度別においては、「とても円満」層が6つの項目で全体より10ポイント以上高いという結果になる一方、「どちらとも言えない」層・円満ではない(計)では全体より10ポイント以上低い項目が多く散見されます。

5)夫婦の会話の話題トップ3、「休みの予定」、「子ども」、「食事」
夫婦で会話するときの話題では、「お休みなどの予定について」」(60.1%)、次いで「お子さんについて」(56.4%)、「食事や食べ物について」(55.2%)と続いています。
夫婦円満度別でみると、「とても円満」層が「趣味・娯楽について」(48%)「ご夫婦お二人のことについて」(47%)「ご友人について」(38%)と他層より15ポイント以上高くなっている一方で、円満ではない層は「特に夫婦で会話することはない」と回答した方が68.8%と他層を大きく上回っています。夫婦円満において「会話」の重要性が窺えます。

6)普段夫婦で一緒にすることトップ3、「買い物」、「外食」、「国内旅行」
普段夫婦で一緒にすることでは、「買い物」(57.8%)、次いで「外食」(54.5%)、「国内旅行」(49.4%)と続いています。「結婚歴10年未満」層では「育児」の割合が全体を10ポイント以上上回っている一方、「30年以上」層では、「国内旅行」が60%で他層より高くなっており、ライフサイクルに合わせた夫婦間のコミュニケーションが必要なことが分かります。

7)パートナーにプレゼントを贈る頻度は「年に1回程度」が最も高く、贈られると「優しくなれる」・「仲よくなる」・「会話が増える」
パートナーとプレゼントを贈り合う頻度は、「年に1回程度」が28.8%で最も高く、「年に2~4回程度」が26.0%で続き、「プレゼントは贈らない・贈られない」層が30.9%存在する結果になりました。夫婦円満度別でみると、「とても円満」層は4人に3人が年に1回以上プレゼントを贈っていると回答する一方で、円満ではない層は16.6%にとどまり、「プレゼント」が夫婦関係を如実に表わしているという結果になりました。

またパートナーからプレゼントを贈られた後の夫婦仲の変化について尋ねると、「優しくなれる」(47.3%)、「仲よくなる」(46.7%)、「会話が増える」(44.8%)と続きました。特に10代・20代の女性においては6割以上が「優しくなれる」、「仲よくなる」と回答するなどプレゼントの効果が窺える結果となりました。


「『2017年度いい夫婦の日』アンケート」

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査エリア:全国
調査対象:男女18歳~69歳の既婚者
調査サンプル:1,000サンプル(性別、及び、年代別に割付)
調査期間:2017年10月20日~24日

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