年末恒例の賞に関するアンケート調査(16~69歳の男女対象) 

2017年11月29日
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、Tカードを利用している16~69歳の男女1,604名に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、『年末恒例の賞に関するアンケート調査』を実施しました。

【調査ダイジェスト】

●"今年の漢字"に選ばれそうな漢字一文字は?
 1位「変」「乱」 3位「不」

●今年の"新語・流行語大賞"に選ばれそうな言葉は?
 1位「忖度」 2位「インスタ映え」 3位「35億」

●今年の"ベストドレッサー賞:スポーツ・芸能部門"に選ばれそうな人は?
 1位「竹内涼真さん」 2位「高橋一生さん」 3位「ブルゾンちえみさん」

●今年印象に残ったニュースは?
 1位「小林麻央さんの死去」 2位「座間9遺体事件」 3位「北朝鮮の核実験・ロケット発射」

●今年No1だった"テレビドラマ"は?
 1位「ドクターX」 2位「コード・ブルー」 3位「コウノドリ」

【調査結果】

●"今年の漢字"に選ばれそうな漢字一文字は?
  1位「変」「乱」 3位「不」

今年も残すところあと一ヶ月となりました。今年も様々なニュースや話題に溢れた印象的な一年となりましたが、毎年実施している調査"年末恒例の賞"の予測アンケートを、今年も16~69歳の男女1,604名に実施いたしました。
その年の世相を表す字として、毎年12月12日の「漢字の日」に京都の清水寺で発表をされる"今年の漢字"。今年はどの漢字が選ばれるかを自由回答で聞いたところ、最も多く挙げられた漢字は「変」(3.9%)および「乱」(3.9%)の2つの漢字となりました。今年は突然の衆院解散総選挙や座間市の事件、北朝鮮のロケット発射など、今までにない変わった事件やニュースが多くありました。また"プレミアムフライデー"や"働き方改革"などこれまでのワークスタイルに大きな変化をもたらす取り組みも実施されました。その他、日経平均やビットコインの高騰、海外での銃乱射事件など心を乱すニュースも目立つ一年でした。続いて3番目に多かったのは「不」(3.7%)。昨年に続き芸能界では世間を騒がせる不倫報道が相次いだ一年でもありました。続いて挙げられた漢字は「北」(3.6%)、「倫」(3.0%)となり、この結果から、今年は情勢不安や世間をあっと驚かすニュースが一年を通して報道され続けたことが見て取れました。

●今年の"新語・流行語大賞"に選ばれそうな言葉は?
  1位「忖度」 2位「インスタ映え」 3位「35億」

続いて、今年の"ユーキャン新語・流行語大賞"の大賞に選ばれると思う言葉を、ノミネートが発表された言葉の中から予測してもらいました。まず1位に挙げられたのは、森友学園問題がきっかけに今では巷でも普通に使われるようになった「忖度」(23.0%)となりました。続いて2位は、大きなトッピングがのったカラフルなアイスクリームが登場したり、フォトジェニックな場所での撮影に人が殺到するなどの社会現象を引き起こしている「インスタ映え」(20.9%)が選ばれました。そして3位に選ばれたのは、お笑い芸人・ブルゾンちえみさんの"地球上に男は何人いると思ってるの?35億!"というセリフで世間に話題を振りまいた「35億」(15.3%)が選ばれました。

●今年の"ベストドレッサー賞:スポーツ・芸能部門"に選ばれそうな人は?
  1位「竹内涼真さん」 2位「高橋一生さん」 3位「ブルゾンちえみさん」

続いて、約40年前にスタートした政治・経済、学術・文化、スポーツ・芸能などから選出される「ベストドレッサー賞」。この中でも「スポーツ・芸能部門」において2017年の「ベストドレッサー賞」を受賞しそうな方を予測してもらったところ、1位に挙げられたのは、NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」やTBSテレビ日曜劇場「陸王」などに出演し、お茶の間の女性を虜にしている「竹内涼真さん」(6.9%)が選ばれました。続いて2位に挙げられたのは、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを筆頭に数々のドラマ出演で活躍をする「高橋一生さん」(4.4%)が選ばれました。そして3位は、新語・流行語大賞にノミネートされた「35億」のせりふを生み出した「ブルゾンちえみさん」(3.8%)となりました。

●今年印象に残ったニュースは?
  1位「小林麻央さんの死去」 2位「座間9遺体事件」 3位「北朝鮮の核実験・ロケット発射」

続いて、今年印象に残ったニュースが何であったかを複数選択で聞いたところ、1位に挙げられたのは「小林麻央さんの死去」(41.9%)となりました。闘病生活をブログで綴りながら、最後まで自分らしく生きていくことを貫かれた小林麻央さんの死去のニュースには、女性の半数が今年印象に残ったと回答しました。2位は世間に大きな衝撃を与えた「座間9遺体事件」(40.0%)。未成年者や若者が抱える問題と、誰とでも繋がれるネットとが組み合わさることの危うさを改めて思い知らされる事件でもありました。3位に挙げられたのは「北朝鮮の核実験・ロケット発射」(38.8%)。アメリカをはじめ、韓国、中国、ロシアなど世界各国へ先の見えない不安定さをもたらす大きな問題へと発展しています。その他、「安室奈美恵さんの引退発表」(38.3%)、「藤井四段と加藤一二三九段の将棋ブーム」(34.7%)となりました。上位5つのニュースのうち、4つがネガティブなニュースが選択され、2017年は世間が不安や悲しみ、驚きに溢れる一年であったことが改めて見て取れる結果となりました。

●今年No1だった"テレビドラマ"は?
 1位「ドクターX」 2位「コード・ブルー」 3位「コウノドリ」

最後に、今年No1だったテレビドラマが何であったかを自由回答で聞いたところ、回答があったものの中での1位は、テレビ朝日系列のドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(12.3%)となりました。2012年にスタートをして、今回でシリーズ5回目となるこのドラマは50~60代の男性から多くの支持がありました。続いて2位は、フジテレビ系列のドラマ「コード・ブルー」(12.1%)が挙げられました。ドクターヘリをテーマに取り上げた本作品は、2008年にスタートをして、今回でシリーズ3回目となり、2018年には映画化も決定をしています。続いて3位は、TBS系列のドラマ「コウノドリ」(9.7%)となりました。鈴ノ木ユウさんの漫画が原作の産科医をテーマとしたこの作品も、2015年にドラマ化され、今回がシリーズ2回目。上位に挙げられた作品はどれもシリーズもので、かつ医療をテーマとした作品。そしてこの3作品ともに、難題を乗り越えて人の命を救うサクセスストーリー。2017年は不安定な出来事が多かったことも受けてか、救いがあったり、安心して見ることができるドラマが上位に選ばれる結果となりました。


【調査概要】
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2017年11月17日(金)~11月21日(火)
調査地域:全国
調査対象:16~69歳の男女(T会員)
サンプル数:1,604名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カルチュア・コンビニエンス・クラブ]
 マイページ TOP