「ダイエット」についての調査(20代~60代女性対象) 

2017年11月28日
「オレンジページくらし予報」では、全国の20代~60代女性を対象に「ダイエット」についてアンケートを実施。また、50代後半~60代女性の座談会を開き、「おとな世代」のダイエット観を探りました。

50~64歳の女性では、「20歳のころより10kg以上、体重が増加した」が25%、「3kg以上の増加」は55%と半数以上が「太った」と回答しています。また、「ふだんの生活で太らないように意識して行動している」は65%と、ダイエットは生活の一部となっていることが伺えます。しかし、若いころのダイエットとは求めるゴールに変化が見られ、「やせる」ことより「ふつう」を志向するダイエットのマインドシフトが「おとな世代」に起こっていることが、今回の調査で浮かび上がりました。

【ダイジェスト】

「やせる」ことより「ふつう」を志向、「おとな世代」でダイエットのマインドシフトが始まる?
65%が「ふだんの生活で太らないよう意識して行動」、まずは「ウォーキング」46.1%
「お腹回りが浮き輪の人を見ると反面教師」太った人を目にしてダイエットを決意!


【調査結果】

「やせる」ことより「ふつう」を志向、「おとな世代」でダイエットのマインドシフトが始まる?

「現在と20歳のころの体重を比べると、増減はありますか?」という質問に、「10kg以上増加」と回答したのは、50~64歳で25.3%、35~49歳13.5%、20~34歳7.6%。10kg以上増加した方に「思い当たる理由」を挙げてもらうと、50~64歳では「代謝力が落ちた」「運動不足」がともに66.1%で一番多く、次いで「食べ過ぎ」「おやつ、お菓子、間食が多かった」いずれも58.1%。35~49歳では「運動不足」が74.3%で一番多く、次いで「食べ過ぎ」62.9%、「代謝力が落ちた」58.6%と続きます。(20~34歳はサンプル数が少ないため割愛)

「運動不足」や「食べ過ぎ」で太るのはもちろんのことですが、50代以上の「おとな世代」では体質の変化によって「体重増」となっている、と多くの女性が感じているようです。

ただ「若いころの体重を基準にダイエットを考えるのは危険です」と語るのは、管理栄養士の足立香代子先生。目標とする体重の範囲は、若い世代と50代以上では異なり、若いころは「標準範囲内」と判定される体重が、50代以上では「やせ」と判定されることもあると言います。

アンケートで「どんな体型でいたいですか?」と聞くと、「ふつうがよい」との回答が、50~64歳で60.8%、35~49歳では49.8%、20~34歳は37.4%。世代間の体型意識の違いがわかります。

「おとな世代」のダイエットでは「やせる」より「太りすぎない」という意識が大切と足立先生もおっしゃっていますが、「やせる」ことより「ふつう」を志向するダイエットのマインドシフトが「おとな世代」に起こっていることが、今回の調査で浮かび上がりました。

65%が「ふだんの生活で太らないよう意識して行動」、まずは「ウォーキング」46.1%

「ふだんの生活で「太らない」ことを意識して行動していますか?」という質問には、「とても意識している・やや意識している」と回答したのは50~64歳で64.9%、35~49歳63.7%、20~34歳では64.9%と、世代の差がほとんどありません。ダイエットの経験も50~64歳で70.2%、35~49歳70.8%、20~34歳では77.9%と、若い世代がやや高いものの、35~64歳では大きな差異は見られません。しかし「ちょっと太ってきた/体型が気になる」などの悩みの解消に取り入れている行動では、50~64歳で一番多いのが「ウォーキング」46.1%、35~49歳「食事や飲酒の制限」46.1%、20~34歳でも「食事や飲酒の制限」53.4%、と差がでました。「おとな世代」のダイエットでは「食べ過ぎ」もさることながら、まずはカラダを動かすことで「太らないように」と行動をしていることが伺えます。

「お腹回りが浮き輪の人を見ると反面教師」太った人を目にしてダイエットを決意!

「他人を見て「太っているなぁ」と目につくポイントは、どこですか?」という質問には、どの世代も「からだ全体のシルエット」が1位に挙げられますが、「おとな世代」の特徴は「洋服のしわやライン、キツそうな感じ」が4位と上位にあがり、「人のふり見てわが身を振り返る」ところにあります。

ダイエットに興味のある50代後半~60代の女性の座談会でも、

「(お腹回りが)浮き輪の人を見ると反面教師になる。女を捨てているのかな?」(57歳)

「後ろから見て盛り上がった脇。日本人はもっと後ろ姿を気にするべき」(60歳)

「パツンパツンのTシャツを着ている人を見るとやめればいいのにと思う」(63歳)

など、洋服の着こなしへの厳しいコメントには「そう、そう」と座談会一番の盛り上がりが見られました。

また、「おとな世代」のダイエットとして

「体重の増減というより、中性脂肪を減らす食生活に改善したい」(56歳)

「体重ではなく、ウエストを作るとか太ももを細くなど、見た目が整えばいいかな」(56歳)

「この年になると弊害がでてくるので、頑張らないダイエットがいい」(57歳)

などの声が上がり、座談会でも、若いころとは違う「おとな世代」のダイエット意識が浮かび上がりました。


【調査概要】
調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住・20代~60代の女性(有効回答数894人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年4月22日~4月26日

座談会概要
調査対象:オレンジページメンバーズ・首都圏(一都三県)在住・50代後半~60代の女性
実施数: 6名×2グループ
調査手法:フォーカスグループインタビュー
調査実施日:2017年7月26日
会場:オレンジページ コトラボ新橋

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