全国・平均借入金利動向調査 

2017年11月13日
帝国データバンクは、企業財務データベース「COSMOS1」(81万社収録)を用いて、都道府県別の平均借入金利を算出し、時系列での推移を集計・分析した。

平均借入金利動向に関する調査は、今回が初めて。

■「COSMOS1」収録81万社のうち、2006~2016年度の決算データを集計した

■借入金利は、有利子負債(銀行等、保険、ノンバンク、個人借入等を含む借入金、社債、CP等を含む総額)に対する支払利息の割合

■本レポートでは、平均値にトリム平均を用いている。トリム平均とは、平均値を算出するにあたり、全体の上下から指定した割合のデータを除いた平均値のこと。本調査では上記式で算出された金利の最大値および最小値から、全体の10%分をそれぞれ除いて平均を算出した

【調査結果】

1 2016年度の全国の平均借入金利は 1.43%で、前年度比0.10pt減となり、すべての都道府県で低下している

2 過去10年の推移を見ると、2007年度(2.21%)をピークにその後は一貫して低下を続けており、2016年度まで9年連続の低下

3 2016年度の平均借入金利を都道府県別に見ると、最も平均金利が低かったのは「香川県」の1.20%(前年度比0.13pt減)。平均借入金利が最も高い「秋田県」(1.87%)と比べると0.67pt乖離している。2位は「愛知県」(1.22%、同0.09pt減)、3位は「和歌山県」(1.25%、同0.16pt減)の順となった。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[帝国データバンク]
 マイページ TOP