家電の正しい使い方に関する調査(新社会人対象) 

2018年01月22日
テックマークジャパンは、今年4月から新生活を迎える全国の新社会人400名を対象に、新生活で必需品となる家電(冷蔵庫、掃除機、炊飯器、電子レンジ、洗濯機、ドライヤー)の正しい使い方に関する調査を実施いたしました。

<主なトピックス>

■冷蔵庫:洗剤をつけたスポンジで製氷皿を洗う人は40%以上
(製氷機の故障の原因になる)

■掃除機:コードについている黄色い印の意味を70%以上の人が知らない
(黄色の印までコードを出さずに使用すると故障する恐れあり)

■炊飯器:使用後にコンセントを抜いている人は50%以上
(節電のために抜いていたコンセントは交換が難しい内臓電池の消耗の原因になる)

■電子レンジ:複数の食品を温める際の正しい置き場所についての正答率は18%
(「真ん中置き」では食品はしっかりと温まらない)

■洗濯機:洗剤の量は「規定値量と同量」と正解した人は70%以上
洗濯物の量は「適量の6~7割」と正解した人は50%以上

■ドライヤー:望ましいドライヤーの使い方を実践している人は約30%
(意外に知らないドライヤーの電源の切り方)

【調査結果】

■冷蔵庫編
洗剤をつけたスポンジで自動製氷機の製氷皿を洗う人は40%以上…洗わないという意見も
他の食器と同様に、「洗剤をつけたスポンジで製氷皿を洗う」人が最も多く41%(164人)という結果になりました。その一方で、製氷皿を「洗わない」という回答も13%(52人)ありました。正しい使用方法となる、「流水で洗う」と答えた人は40%(159人)と半数以下に留まりました。

■掃除機編
掃除機のコードについている黄色いコードは故障を防ぐための目印だが、70%以上の人が知らないという結果に
掃除機のコードについている黄色と赤色のテープ。赤色のテープはこれ以上引っ張らないでくださいという意味であることはよく知られています。一方、黄色のテープは「この位置までコードを引き出してください」の目印です。正答率は28%(111人)となり、72%(289人)の人が知らないという結果になりました。

■炊飯器編
炊飯器のコードを使用後に抜いている人は半数以上
節電のために抜いていた炊飯器のコンセント…実は交換が難しい内臓電池の消耗に
「炊飯器を使い終わった後に電源コードを抜く」と答えた人は53%(214人)と半数以上、「炊飯しない時も電源コードは挿したままにしておく」を選んだ人は47%(186人)でした。僅差で間違った使い方をしている人が多い結果になりました。

■電子レンジ編
電子レンジ「真ん中置き」では食品はしっかりと温まらない!…正答率はなんと約18%
今回最も正答率の低かったのが電子レンジの正しい使い方です。正解となる「真ん中よりも少しずらして置く」を選んだ人は全体の18%(71人)に留まり、全体の58%(232人)もの人が「真ん中に置く」と答え、「できるだけ端に置く」という回答も次いで多くなりました。

■洗濯機編
洗剤の量は「規定値量と同量」と正解した人は70%、洗濯物の量も「適量の6~7割」と正解した人は半数以上という結果に
新社会人の72%(289人)は正解である「規定の量と同じ」を選びました。その一方で節約を意識しているためか、13%(52人)の人が「規定の量よりも少なく」を選んでいます。また洗濯物の量に関する質問では、新社会人の55%(219人)が正しい使い方である「6~7割」を選んでいます。これは一人暮らしの洗濯物が少ないことが原因として考えられます。

■ドライヤー編
約30%の新社会人しか実践していない、望ましいドライヤーの電源の切り方
ドライヤーを利用し電源を切るとき、64%(257人)の人が「温風で使用した後、そのまま電源を切る」使い方をしています。その一方で、「温風を冷風にしてから電源を切る」を選んだ人は32%(128人)でした。


「テックマークジャパン調べ」

【調査概要】
調査対象:2018年4月に新入社員として働く新社会人400名(全国の20〜25歳の男女各200名)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査時期:2017年11月

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[テックマークジャパン]
 マイページ TOP