ブランドロイヤリティ意識調査 ファッション編(20代以上の女性対象) 

2018年01月30日
ADDIXが運営する、ビジネス&マーケティングの情報メディア「BWRITE(ブライト)」は、2017年11月、共創プラットフォーム「Skets(スケッツ)」(運営:ADDIX)の20代以上の女性143人を対象に「ブランドロイヤリティについての意識調査 ファッション編」を実施。

<レポートTOPIC>

・お気に入りファッションブランドの購入継続意向では、今後も「ぜひとも購入し続けたい」が38.5%。
・今後の購入継続意向には、ブランドへの「評価が上がる」出来事の有無が影響。「ぜひとも購入し続けたい」人は、評価の上がる経験あり層では51.6%、経験していない層では27.8%。
・全年代で「商品の着用感」がブランドへの「評価が上がった出来事」の圧倒的1位。2位は年代で異なり、20-30代では「友人、家族などの反応」、40代以上は「セール・値引き」。

<調査結果の概要>

■よく購入するお気に入りファッションブランドを、今後も「ぜひとも購入し続けたい」女性は38.5%
よく購入するお気に入りファッションブランドの購入継続意向について、38.5%が今後も「ぜひとも購入し続けたい」と回答しました。年代別では、20-30代では「ぜひとも購入し続けたい」割合が40代以上よりも7%ほど高くなっています。また40代以上では、「ぜひともではないが、購入し続けてもいい」という消極的な購入意向者が58.1%を占めています。

■今後の購入継続意向には、ブランドへの「評価が上がる」出来事の有無が影響
今後の購入継続意向は、購入し始めてからブランドへの「評価が上がる」何らかの出来事を体験したかどうかで大きく違ってくるようです。今後もぜひとも購入し続けたい人は、ブランドへの評価が上がった出来事を経験している層では51.6%である一方、経験していない層では27.8%となっています。

■ブランドへの「評価が上がった」出来事、1位は「着用感」。20-30代は「友人の反応」が2位に
ブランドへの「評価が上がった」出来事の内容では、「商品の着用感」が圧倒的な1位となっており、商品自体への評価が上がった経験が主なようです。なお、2位は20-30代では「友人、家族などの反応」、40代以上は「セール・値引き」であり、各年代が重視するポイントの違いがうかがえます。

■「着用感」の評価ポイントは、20~30代では「見た目」、40代以上では「着心地」
ブランドへの「評価が上がった」出来事についてその内容を自由回答で答えてもらいました。その結果からは、同じ「商品の着用感」でも年代によって評価ポイントに違いがあることがうかがえます。20~30代では、「服をほめられた」など、着用していて「見た目」をほめられたという意見が主流ですが、40代以上では「着心地」を評価する声が増える傾向にあります。

【まとめ】

◇顧客にどんなユーザー体験を提供出来るかが、長期的なブランドの売上を左右する
今回の調査からは特定のお気に入りブランドがあり、今後もぜひ購入し続けたいと考えている女性が約4割であることがわかりました。

また、購入し始めてから、そのブランドへの「評価が上がった」経験の有無が、購入継続意向の強さに大きな影響を与えることも明らかになりました。言い換えれば、購入者に良いブランド体験を提供出来るかどうかが、そのブランドの今後の売上を左右するとも言えるでしょう。

ブランドへの「評価が上がった」経験には、「着用してほめられた」「着心地がいい」という着用感に関する意見を中心に、「セールがある」「安く買える」といったコスパに関する意見、「長持ちした」「店員の対応が良かった」という意見など、さまざまな経験が含まれます。ブランドに関連するあらゆるユーザー体験を丁寧に提供していく大切さが改めてうかがえる結果です。


<調査概要>
調査名:ブランドロイヤリティについての意識調査【ファッション編】
実施期間:2017年11月9日(木)~11 月23日(木)
調査対象・人数:20歳以上の「Skets」会員女性 143名(有効回答)
調査方法:WEBアンケート方式
調査企画・設計/調査主体:BWRITE(ブライト)(運営:株式会社ADDIX)
アンケート収集元:共創プラットフォーム「Skets(スケッツ)」(運営:株式会社ADDIX)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[BWRITE]
 マイページ TOP