“花贈り”に関する意識調査(20代〜50代男⼥対象) 

2018年02月01日
花の国日本協議会は、全国20代~50代の男女1,000 名を対象に“花贈り”に関する意識調査「第5回花と恋愛の相関図」を実施いたしました。

【調査結果】

■4年間で、プレゼントに花を贈る男性は約3倍!
 約8割の女性が男性の花贈りに対しポジティブなイメージあり


 バレンタインに、日本では女性から男性へチョコレートを渡すのが定番ですが、実は世界では男性から女性へ花を贈ることが最もポピュラーであり、2月14日は1年で最も花が贈られる日なのです。日本でのバレンタインにおける男性からの花贈りは、徐々に広まりつつあるものの、海外に比べると、まだまだ浸透してはいません。しかし年間を通してみると、プレゼントに花を贈る男性は増加傾向で、その割合は2014年の調査と比較し約3倍となっています。

 男性からの花贈りという行為は、「“カッコつけている”、“キザ“などと思われるのでは」と心配し、今までチャレンジしそびれていた男性もいるのでは?しかし実は、男性が花を贈る行為に対し、女性の8割以上が「素敵である」「おしゃれだ」「一段とカッコよく見える」などといったポジティブな回答をしました。また、男性が花を贈る瞬間の気持ちとしては「楽しい・わくわくする」が「恥ずかしい・照れくさい」を逆転して最も多い回答となり、店頭でも喜ぶ相手の顔をみて「また贈りたい」等といった声が多く寄せられています。

■「尽くされるより尽くしたい」男性が女性の2倍以上!
 20代では、女性より多い「家事が得意」な男性陣


 では、何故花を贈る男性が増えてきているのか?「あなたはパートナーとの関係性についてどうありたいと考えていますか?」の質問では、「対等な関係でいたい」と思っている男女が約6割半と最も多いものの、なんと「相手のために尽くしたい」では男性が女性の2倍以上となりました。「尽くされるより尽くしたい」のは、男性より女性のほうが実は傾向として強いことがわかりました。このような男性の愛する人に対する姿勢が、「相手を喜ばせたい」といった感情にも繋がって「花を贈る」といった行為にも現れているのではないかと考えられます。

 また、「料理・掃除などの家事が得意ですか?」の質問に対し、「得意」と回答した20代の男性は50代男性と比べ20pt以上の大きな差があり、また、同年代の女性も上回るという結果に。“尽くす“という行為の中で家事を率先してやってくれる男性もいるのではないでしょうか。

■「異性にモテたい」男性は5年間で過去最高に。肉食系男子も復活中!
 一方で、押しに弱い女性は7割越え


 「異性にモテたい」と回答した男性の割合は、わずかな差ではあるものの、過去五年間で最高となりました。また、「あなたはどちらかといえば草食系、肉食系どちらにあてはまりますか」の質問に対しての回答では、肉食系と回答した男性は昨年より増加し、少しずつではありますが、恋愛へ積極的になっている傾向が見られます。

 一方、女性においては、どちらかというと押しに弱い人が7割を超え、この結果からも、意中の相手に対して積極的にアプローチしてみるのは、相手に好印象を与える手段の一つとして良さそうです。
このように、モテたい男性や、肉食系男子のように恋愛に積極的になっている男性が増加したことにより、プレゼントの機会も増え、男性の花贈りが拡大しているのではないかと考えられます。

■尽くしたい!モテたい!そんな男性は、今年のバレンタインに花を贈ろう
 贈ってほしい花、第1位は「バラ」。「ボックスアレンジメント」、「ダズンフラワー」
 フラワーバレンタインに向け、様々な花贈りが普及!


 好きな人やパートナーにプレゼントされたい花の種類は、トップが「バラ」、次いで「どんな花でもうれしい」との回答でした。最近では、もらってそのまま飾れるボックスタイプのものや、「ダズンフラワー(12本の花束)」という花一本一本に愛の意味がある花束や、花言葉だけでなくバラの本数によって意味が異なる贈り方など、様々な花贈りが広まってきています。男性向けフラワーワークショップなど、各地でフラワーバレンタインイベントも開催しているので、週末のお出かけ先としてもおすすめです。


 男性の花贈りを啓発する「フラワーバレンタイン」活動にあわせ実施している「花贈り」に関する意識調査「花と恋愛の相関図」は、今年で第5回目となりました。今回の調査では、花を贈る男性が4年間で3倍と増加傾向にあることが分かりました。それは、「尽くされるより尽くしたい」男性が女性の2倍以上であり、自身を「草食系」だと思う男性の割合が昨年と比べ大幅に減少する等、恋愛に消極的と思われがちな20代の男性が意外にも積極的であるということが分かり、花を贈る男性の広がりの背景にこういった恋愛への姿勢の変化が影響しているのではと予想されます。そして、花を贈る男性に対しポジティブなイメージを持つ女性が大多数!今年のバレンタインは是非、愛や感謝の気持ちを込めて、男性から女性へ花を贈ってみてはいかがでしょうか。


≪調査概要≫
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年11月6日~8日
有効回答者数:1,000人
回答者の属性:20代25.0%、30代25.0%、40代25.0%、50代25.0%
男女内訳:男性50.0% 女性50.0%その他参照

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[花の国日本協議会]
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