2017年のPCとスマート フォンの利用実態 Digital Trends 2017 

2018年02月27日

ニールセン デジタルは、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン ネットビュー)、スマートフォン視聴率情 報Nielsen Mobile NetView(ニールセン モバイル ネットビュー)のデータをもとに、2017年のPCとスマート フォンの利用実態をまとめたレポート「Digital Trends 2017」を公開しました。

  • 「Instagram」の流行と共に、写真加工アプリの利用者も増加
  • 有料動画サービスでは、複数のサービスを利用しているのは全体の10%
  • フリマアプリは、「メルカリ」のほかに「フリル」も順調に成長中

2017年第4四半期(10-12月)のスマートフォンからインターネット利用者(月間平均)は6,568万人と なりました。これはPCからのインターネット利用者数がピークとなっていた、2011年の同時期の6,221万を超えていました。また、その伸び率は年々鈍化しているものの11%増と引き続き2桁の伸びとなっていました。 各カテゴリーで注目されているサービスの動向をみると、2017年の流行語大賞になった「インスタ映え」でも注目された「Instagram」の利用者は2017年12月で1,818万人となり、前年同月比で48%増加となっていまし た(図表1)。また、撮った写真を加工するためのアプリの利用者も増加しており、最も利用者数が多かったの は「SNOW」で474万人(21%増)、最も増加率が高かったのは、食べ物の写真加工に特化した「Foodie」 で利用者が前年同月比で4倍となっていました(図表2)。

次に、動画サービスの中でも、有料動画サービスの利用状況に注目すると、複数のサービスを利用しているのは全体の10%となり、多くの人は1つのサービスのみの利用となっていました(図表3)。

最後に、オンラインショッピングの中でも急成長を遂げている個人間取引市場、特にフリマアプリの利用者数をみると、数年前から利用者を拡大している「メルカリ」は順調に成長を続け、2017年12月時点で1,474万人が利用していました。また、「フリル」も1年間で利用者が倍増し481万人となっていました。(図表4)。


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[ニールセン]
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